クリストファー・マーレーの“生命愛”をテーマにした『世界一うつくしい生物図鑑』が発売に

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アート
2016.11.26

自然主義者にしてアーティストであるクリストファー・マーレーが、 昆虫から水棲生物、 爬虫類、 鳥類、 植物、 鉱物まで自ら保存した標本を独自の手法で作品に昇華した『世界一うつくしい生物図鑑』が11月26日(土)に世界文化社より発売となった。

本作のテーマは「BIOPHILIA(生命愛)」 。このテーマに対して著者のクリストファー・マーレーは以下のように語っている。

私は30年にわたり重度の虫恐怖症だった。ところが、自分のアート作品に昆虫を取り入れるようになると、昆虫への恐怖心は急激に薄れ、すっかり昆虫に夢中になったのである。昆虫への美に対する感謝の念が湧くと、長年の偏見や固定観念は瞬く間に消え去る。私の作品が、昆虫(ならびに、 人々が怖がる他の生き物)に対する感謝の気持ちを引き出されること以外に役に立たなくてもいいと考える。あと少しばかり、 人々が「BIOPHILIA(生命愛)」に感染することを願う。 (「愛は感染する」より抜粋) by クリストファー・マーレー

 

作品情報
『世界一うつくしい生物図鑑』

著者/クリストファー・マーレー
監修/奥本大三郎
発行/世界文化社
定価/4,000円+税
​http://amzn.asia/6tcO7hu
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