坂東玉三郎×鼓童が特別公演『幽玄』を2017年5月に上演

ニュース
クラシック
舞台
2016.12.1
坂東玉三郎(写真撮影:岡本隆史)

坂東玉三郎(写真撮影:岡本隆史)


歌舞伎俳優 坂東玉三郎と太鼓芸能集団 鼓童は、新たな共演作として「坂東玉三郎×鼓童特別公演『幽玄』」を2017年5月16日より、Bunkamura オーチャードホールで上演する。

坂東玉三郎(写真撮影:岡本隆史)

坂東玉三郎(写真撮影:岡本隆史)

鼓童(写真撮影:岡本隆史)

鼓童(写真撮影:岡本隆史)

佐渡を拠点に世界で活躍する鼓童と玉三郎との出会いは 2000年。2003年には「鼓童ワン・アース・ツアー スペシャル」で玉三郎の演出を受け、2006年に『アマテラス』で初共演が実現。当代随一の立女形と、日本を代表する和太鼓グループの共演は、たちまち一大センセーションを巻き起こした。翌年には歌舞伎座で『アマテラス』再演。2013年の再々演では東京・福岡・京都で計67公演全てが完売するという伝説の舞台となった。

(写真撮影:岡本隆史)

(写真撮影:岡本隆史)

15年以上にわたり、その自由自在な発想と類い稀なる審美眼で鼓童の創作活動に大きな変革をもたらしてきた玉三郎。今回のテーマは「幽玄」と題し、世阿弥が見た世界を「羽衣」、「道成寺」、「石橋」など能の代表演目を題材にして表現することに挑戦する。不世出と評される玉三郎氏の優雅な舞いを、太鼓界を牽引し続けてきた鼓童が斬新な切り口で囃す。そこに花柳壽輔はじめ、花柳流舞踊家の出演も決まり、見どころに華を添える。能の代表的な演目を題材に、玉三郎の舞踊が、魂を揺さぶる鼓童の太鼓の響きと、能楽にインスパイアされた妙なる音色と一体になって、奥深くも情感豊かなイマジネーションの新たな地平へといざなうことだろう。

(写真撮影:岡本隆史)

(写真撮影:岡本隆史)

公演情報
「坂東玉三郎×鼓童特別公演 『幽玄』 」
■演出・出演:坂東玉三郎
■出演:太鼓芸能集団 鼓童、花柳壽輔 花柳流舞踊家
■日程:2017年5月16日(火)~20日(土)@Bunkamuraオーチャードホール
■一般発売:2017年2月4日(土)
■主催:北前船 Bunkamura テレビ東京 BSジャパン 日本経済新聞社
■鼓童HP幽玄:http://www.kodo.or.jp/news/20170500yugen_ja.html
シェア / 保存先を選択