菅田将暉が「あと5cm身長があればやりたい」漫画原作とは?古屋兎丸への愛が炸裂!
幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2017」にて映画『帝一の國』(2017年4月29日公開)のトークイベントが行われ、主演の菅田将暉、原作者の古屋兎丸、『帝一の國』担当編集者の小菅隼太郎が登壇。菅田が「大ファン」だという古屋兎丸への愛を炸裂させた。
集英社「ジャンプSQ.」で連載され、美麗な作画と、どんな手段を使ってでも生徒会長になりたい主人公・帝一を中心とした異色の物語で話題を呼んだ同名原作を映画化した本作。
『ライチ☆光クラブ』から古屋ファンとなり、全作品を呼んでいると言う菅田。『π(パイ)』については「僕、あと5cm身長があればやりたい」と実写化を熱望し、「自分だけのおっぱいを求める話。最後は『クララが立った』みたいな涙が出てきて、すっごい鷲掴みにされた」と古屋作品への愛を熱弁していた。
また本作で演じる主人公・帝一の魅力ついて、菅田は「必死感」と分析。「なんでこんなにも一喜一憂して、使命感を持って突き進んでいくんだろうと思った。あの戦い方は男としても憧れる」と憧れる存在だと話す。
もともと原作ファンだった身としても、菅田は「帝一を演じられるのは、自分しかいない」と熱烈アピールしたそうで、「漫画の顔立ちもそう。僕もよく七三をするので、これは僕じゃないかなと思った」とにんまり。古屋は「菅田くんは、役柄ごとに必死に取り組んで役作りをする方。見た目も存在感もそっくりですし、どんな帝一を演じるのか本当に楽しみ」と菅田の抜擢について、力強く太鼓判を押していた。
帝一のライバルを演じる面々にも、野村周平や間宮祥太朗など個性的なメンバーが集ったが、菅田は「周平と祥太朗は学生の頃から知っている。お互い、帝一たちのように戦ってきた仲間なのでうれしい」と劇中とリンクするような絆があると話す。
さらに、菊馬という卑劣な役を演じる野村のことに話が及ぶと、「僕は周平が大好きなんで!あんなにかっこいい男はいない」と声を大にし、「あいつにしかいない“まっすぐさ”が出ると思う」と大きな笑顔。現在撮影真っ只中だと言うが、「裸一貫で頑張ります。絶対に面白いものにします!」と宣言していた。【取材・文/成田おり枝】