【動画あり】ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』開幕へ～坂上忍もあの名シーンを舞台で生体験

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レポート

舞台

カレン・マーフィー、ビリー・タイ、坂上忍、ジョン・デイビッドソン、クリスティン・ドワイヤー(左から)

『ファイディング・ネバーランド』9/7プレスコールの模様を動画でお楽しみください↓

動画　『ファインディング・ネバーランド』2017/9/7プレスコール「Stronger」「Believe」

動画　坂上忍が『ファインディング・ネバーランド』の名シーンを体験

世界中で愛されている名作「ピーターパン」の誕生秘話を描いたブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』の来日公演がいよいよ9月8日、東急シアターオーブで開幕する。ジョニー・デップ主演で2004年に公開された同タイトルの映画（邦題『ネバーランド』）は、アカデミー賞7部門にノミネート・作曲賞を受賞し、今回はミュージカル舞台として初来日を果たす。初日前日9月7日に行われたプレスコールでは、代表曲の『Stronger』と『Believe』が報道陣に披露された。応援サポーターの坂上忍も駆けつけた。

『ファインディング・ネバーランド』の代表曲『Stronger』を演じるビリー・タイ(手前)とジョン・デイヴィッドソン(奥)

舞台は、19世紀後半のイギリス。仕事が行き詰まり落ち込んでいた劇作家 J.M.バリ（ビリー・タイ/Billy HarriganTighe）が、未亡人シルヴィア（クリスティン・ドワイヤー/Christine Dwyer）と4人の子どもたちと出会い、彼らとの出会いを通じて物語を書き上げ、劇場で『ピーターパン』を上演するまでを描いており、実話に基づくストーリーとなっている。

『ファインディング・ネバーランド』の代表曲『Stronger』を演じるジョン・デイヴィッドソン

『ピピン』（2013再演版）や『ヘアー』（2009再演版等）を手がけ、トニー賞受賞の実績を持つ演出家ダイアン・パウルス（Diane Paulus）による想像力を掻き立てる演出や、イギリスの人気ポップスグループ「Take That」のゲイリー・バーロウ（Gary Barlow）作曲による楽曲、そしてセリーヌ・ディオンやマドンナ、プリンス、シルク・デュ・ソレイユなどの振付を手がけてきたミア・マイケルズの振付など鬼才スタッフが集結した、見どころ聴きどころ満載で幅広い世代が楽しめるブロードウェイミュージカルとなっている。

『ファインディング・ネバーランド』の代表曲『Stronger』を演じるキャスト

この日披露された『Stronger』。7月の制作発表会見でも披露され、バリを演じるビリーの高い歌唱力に惹きつけられたが、スモークが焚かれ、照明がつき、海賊たちの力強いダンスがあり……やはり本番さながらの舞台を見ると、全く迫力が違った。応援サポーターの坂上忍も「好きな曲です。いいところでかかる曲でね……」と感極まった様子だった。

『ファインディング・ネバーランド』の代表曲『Believe』を演じるクリスティン・ドワイヤー

『ファインディング・ネバーランド』の代表曲『Believe』を演じるキャスト

また『Believe』も披露された。布を使って海を表現したり、キャストがキャストを持ち上げて空中に浮いている様子を表現したり。本作の大きなテーマである「想像力」をいっぱい散りばめた1曲だった。どの瞬間を切り取っても美しい舞台で、早く全編を見たくなった。

『ファインディング・ネバーランド』の代表曲『Believe』を演じるキャスト

風が吹き、紙吹雪が舞い散るという本作の名シーンを体感し坂上は終始興奮した様子。「キャストが繋がって一つの作品を作っていると感じています。とにかく元気と勇気をもらえる作品です。いろんな困難に負けずに頑張ると光が射す、そんなメッセージがあります。ご家族でも見て欲しいけれど、行き詰まっている若い人に是非見て欲しいです」と話した。

『ファインディング・ネバーランド』の名シーンを体験する坂上忍

こちらが名シーンのオリジナル（宣伝写真より）（C)Carol Rosegg

取材・文・写真撮影＝五月女菜穂　　動画撮影・編集＝大野要介　

公演情報

ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』

■日程：2017年9月8日(金)～24日(日)
■会場：東急シアターオーブ（渋谷ヒカリエ 11階）※生演奏、英語上演、日本語字幕あり

■作詞・作曲：ゲイリー・バーロウ/エリオット・ケネディ
■脚本：ジェームズ・グラハム
■演出：ダイアン・パウルス
■振付：ミア・マイケルズ

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