ナタリー・エモンズ×本田望結がクリスマスを華やかに彩る！『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』プレスコール

2017年12月15日（金）より上演されるクリスマスショー『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2017』のプレスコールが、12月13日（水）に東京・東急シアターオーブにて開催された。

欧米諸国ではクリスマスシーズンになると各地で開催される華やかで楽しい“クリスマスショー”を日本でも楽しんでもらいたいと、2016年に上演されて大好評だった本作が今年も帰ってきた。そのプレスコールと囲み取材に、出演シンガーの一人であるシンガーソングライター・女優のナタリー・エモンズと、昨年に続き応援サポーター＆ゲストスケーターとして出演する女優・フィギュアスケーターの本田望結が登壇した。

プレスコールはナタリーによるソロ歌唱曲として、ジュディ・ガーランドが出演し、1944年に大ヒットしたミュージカル映画『若草の頃』のスタンダードナンバーで、クリスマスソングの定番となった「Have yourself a merry little Christmas」からスタート。「トリバゴ」のCMで話題沸騰中のナタリーだが、CMのイメージとは打って変わって黒のロングドレスで登場し、大きな雪の結晶をバックにしっとりと名曲を歌い上げた。

日本の舞台で初めて歌唱披露するというナタリーは「ちょっと緊張したけど、すごく楽しかった」とプレスコールを振り返り、続けて「東急シアターオーブはすごく有名なシアターなので、ここでパフォーマンスされた方々と同じくらいのエネルギーを込めてパフォーマンスしたい」と意気込んだ。

続いてプレスコールは「くるみ割り人形」をBGMに本田によるスケートシーンが公開された。自身の意見を取り入れたというスパンコールをあしらった白い衣裳で登場した本田は、クリスマスらしく大きなツリーをバックに、舞台上とは思えない躍動感あふれるスケートシーンを披露。

踊りのコンセプトについて、自ら振付を手掛けたという本田は「舞台上のスケートリンクは本物の氷ではなくて樹脂製なので、滑るというよりはトゥでつくほうが踊りやすいため、バレエ風に踊りました。最初から最後まで完璧に決めているわけでなく、その時の雰囲気や気持ちによって、ちょっと違う振付をしますので、その時に皆さんと一緒に楽しめたらと思います」と解説。さらに意気込みとして、本田は「（他の出演者の）皆さんと共演する形ではないんですが、皆さんのようにかっこよく、キレイに、そして皆さんと一緒に楽しめるようにがんばりたいです」と語った。

プレスコールのラストはクリスマスポップメドレー。クリスマスラッピングを模した舞台上にはクリスマスツリーの下にテディベアというクリスマス当日の高揚した気分さながらのセットが登場。そこに、白の衣装を身にまとったナタリーとシンガーたちが登場し、「恋人たちのクリスマス」「ママがサンタにキスをした」「ロッキン・ロビン」「毎日がクリスマスだったら」「サンタが街にやってくる」をにぎやかに歌い上げる。ラストにはサンタクロースも登場し、宙空の大劇場に現れるスペクタキュラーなクリスマスの世界を華やかに彩った。

囲み取材では、初めて会った時の印象として、本田は「『トリバゴのお姉さんだ！』でした。本人に会えてすごく嬉しくて（笑）、キレイで、しかもお歌がすごく上手で、日本語も上手ですごいです」と答えた。本田のスケートを生で初めて見たというナタリーは「本当に奇麗だなと何回も言っていました（笑）。素晴らしかったです」と褒めたたえた。

最後に、ナタリーは「子どもから大人まで楽しめる最高のクリスマスショーです。ぜひ『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』に来て下さい！」と呼びかけて会見を締めた。

取材・文・撮影＝櫻井宏充