国立新美術館にて、震災とキャラ、アートをつなぐシンポジウム開催 「もにゅキャラ考2 ─3.11以降の現実と非現実をつなぐアート」 

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アート
2018.2.27

2018年3月11日(日)、国立新美術館・講堂(東京都六本木)にて、首都大学東京大学院メディア創生フォーラム・シンポジウム「もにゅキャラ考2 ─3.11以降の現実と非現実をつなぐアート」が開催される。

首都大学東京楠見清研究室では、日本全国のマンガやアニメの登場人物をモデルにした銅像=モニュメントになったキャラクターを「もにゅキャラ」と名付け、公共彫刻やメディア論、地域文化やツーリズムなどの観点から、その社会的・文化的な状況を調査してきた。今回は、大学院生による継続的なリサーチ、ゲーミフィケーションなどの発表に加え、アートと震災復興、現代のモニュメントと情報が反映する政治性や大衆性をテーマに報告とディスカッションを行う。

このシンポジウムは、入場無料・事前予約制で、誰でも参加できるイベントとなっている。

イベント情報

首都大学東京大学院メディア創生フォーラム・シンポジウム
「もにゅキャラ考2 ─3.11以降の現実と非現実をつなぐアート」

 
日時:2018年3月11日(日) 13:00-17:00(開場12:30)
会場:国立新美術館・講堂(東京都港区六本木7丁目22-2)
料金:入場無料・事前予約制
主催:首都大学東京 楠見清研究室
Facebookページ:http://bit.ly/fb-monyu
 
《スケジュール》
[第1部] 3.11以後のアートとモニュメント
基調講演:13:00-13:25 美術史とメディア史のなかの〈もにゅキャラ〉──パブリックとマス
楠見清(首都大学東京大学院准教授)

学生研究発表:13:25-14:00 キャラクター像の現況について
福井裕晋+与那覇里子(首都大学東京大学院)

報告:14:00-15:00 震災とアーティスト──リアリズムとファンタジー
パルコキノシタ(現代美術家)
中島晴矢(現代美術家)
司会=楠見清(首都大学東京大学院准教授)

[第2部] 情報メディアとしてのモニュメント
パネルディスカッション:15:30-17:00 モニュメントの行方──ポリティクスとポピュリズム
毛利嘉孝(東京藝術大学大学院教授)
渡邉英徳(首都大学東京大学院准教授)
楠見清(首都大学東京大学院准教授)
司会=日高良祐(首都大学東京大学院助教)
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