ショートフィルム『美知の通勤電車』に中村ゆり、川原和久、西田尚美ら

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2018.4.13

ショートフィルム『美知の通勤電車』が、6月4日から東京・表参道ヒルズ スペースオーほかで開催される『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2018』で上映される。

『美知の通勤電車』は、日本発の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア』の短編小説公募プロジェクト『ブックショート』が、2017年にアース製薬株式会社の協賛で立ち上げた『EARTH Act For Life AWARD』で、581作品の応募から大賞を受賞した司真の同名小説を短編映画化したもの。母が勤める会社の保育所に通所するために満員電車で共に通勤してきた娘・美知が、電車内で出会う人々との交流を通じて成長していく様を描く。

美知の母・川島沙織役に中村ゆり、娘・美知の幼少期と小学生期役にそれぞれオーディションで選ばれた田中乃愛と高須柚羽、車内で出会う人々役に西田尚美、川原和久がキャスティング。監督は九州新幹線『祝!九州縦断ウエーブ』ACCグランプリほか多数の受賞歴を持つ田中嗣久が務めた。脚本は高田亮が担当。なお同作はウェブでの公開も予定している。

中村ゆりは「田中監督の以前のショートフィルムを拝見して、とても繊細に演出なさる方だと感じており、今回も家族というテーマの中でどれだけ日常の当たり前の中にある尊さと煌めきを表現出来るか楽しみです」、川原和久は「通勤電車、駅、ホームといった場所で、子供目線で広がる外の世界。短い期間での撮影はとても大変でしょうが、きっと素敵な作品になると思います」とそれぞれコメント。

また西田尚美は「私はオバケさんという役を演じさせていただきますが、ちょっとでも美知の背中を押してあげることが出来るように頑張りたいと思います」、田中嗣久監督は「一人の幼児が電車で出会う人々の優しさに触れながら成長し、その優しさを繋いでいく物語は理想とする社会の縮図と言えます。初めての満員電車での恐怖感や、人の助けを得て成長していく幼児の表情をいかにみずみずしくカメラに記録できるか。優しい眼差しで見つめようと思います」と述べている。

中村ゆりのコメント

田中監督の以前のショートフィルムを拝見して、とても繊細に演出なさる方だと感じており、今回も家族というテーマの中でどれだけ日常の当たり前の中にある尊さと煌めきを表現出来るか楽しみです。脚本、技術スタッフさん方も日本映画界の信頼の置ける素晴らしい方々が集結してくださっているので、なんて豊かで贅沢な環境、ありがたい気持ちでいっぱいです。

川原和久のコメント

通勤電車、駅、ホームといった場所で、子供目線で広がる外の世界。短い期間での撮影はとても大変でしょうが、きっと素敵な作品になると思います。私も是非、その一部になれればと思っております。撮影楽しみです。

西田尚美のコメント

美知の冒険物語のような、とても可愛いお話だと思いました。はじめの一歩がなかなか踏み出せない女の子の話ですが、子どもに限らず、初めてのことというのはとても怖くてたまらないと思います。私はオバケさんという役を演じさせていただきますが、ちょっとでも美知の背中を押してあげることが出来るように頑張りたいと思います。

田中嗣久監督のコメント

一人の幼児が電車で出会う人々の優しさに触れながら成長し、その優しさを繋いでいく物語は理想とする社会の縮図と言えます。初めての満員電車での恐怖感や、人の助けを得て成長していく幼児の表情をいかにみずみずしくカメラに記録できるか。優しい眼差しで見つめようと思います。

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