“Hikaru”のただのヲタ活 Vol.4 芸術の秋に思う「人の心に届くエンタメ」

コラム
アニメ/ゲーム
2018.9.18

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「Kalafina」のHikaruが自分の好きなものを“オタク的に”熱く語る本コラム。第4回目の今回は芸術の秋にちなんだ最近のHikaruのお出かけ記録と、ハマりものについてお届けします。

初めましての皆様にも、既に出会えている皆様にも、構えずに読んでいただきたいコラム『“Hikaru”のただのヲタ活』第4回目です!第1回目は自己紹介させていただきましたので、初めましての皆様はそちらも是非チェックしてみてください♪(vol.1はこちらから!)

夏はゲーム内で様々なイベントがあり、この夏の『Fate/Grand Order』では、ひたすら同人誌を制作するという…なかなかハードなイベントが開催されておりました。(ちなみに今は『Fate/Zero』を題材にしたイベント開催中です!)

さらに、夏休みシーズンは映画の公開も増えるので、他のシーズンより映画館に足を運ぶ回数が増えます。『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE -2人の英雄-』『未来のミライ』『七つの大罪 -天空の囚われ人-』等々、観に行きました!他にも観たのですが、書き出したらほぼアニメ映画でした。

映画といえば、9月21日公開の『コーヒーが冷めないうちに』が気になり、原作の書籍を読みました。

ある席に座ると時間を移動することができる喫茶店のお話。ただし、時間を移動することには、たくさんの条件がある。「過去に戻っても、起きてしまったことは変えられない」「時間を移動出来る席は決まっている」「時間を移動してもその席から離れると現代に引き戻される」「コーヒーが冷めないうちに飲み切らないと戻れなくなる」など。

たくさんの条件を知っても、それでも時間を移動したい人々が喫茶店に訪れ、織り成す物語。

大切にしたいものを噛み締めたり、一歩踏み出すチカラを感じられる。心が動く。外で読むと、涙を我慢するのが大変です。

映画が公開になったら、観に行こうと思います。

そして、9月。秋。芸術の秋。というわけで、「三鷹の森ジブリ美術館」に行ってきました!


館内は撮影禁止ということで屋外写真のみですが、館内には様々な展示がありました。その中でも自分が興味深く感じたのは『常設展示室「映画の生まれる場所」』という、アニメーション映画が出来るまでの、作り手さんたちの仕事が紹介されている部屋。

自分に癒しや、気付き、勇気をくれるアニメがどんなふうに作られているのかを紐解いて見られる貴重な場所でした!

動きの一つ一つを丁寧に描くために実物を用意して細部まで描かれることや、細かい動きをつけるには絵を少しずつ動かすために多くの絵が必要だから、早く仕上げる技術も必要なこと。

そう、特に印象に残っているのは「アニメーターは絵が上手いだけではなれません。早く描くことも必要です。」という言葉。少し違うかもしれませんが、このような言葉でした。

絵を描く技術は当たり前で、さらに時間との闘いに挑める人が生きている場所なんだな、と。

何かを生み出す人は、最後まで自分の理想に近付くためにこだわりを捨てないし、だからこそ素敵なものが出来る。世の中には、それを可能にする技術を発揮している玄人の方々がいるんだな……と改めて感動した瞬間でした。

それから、風景、背景となる絵が沢山飾られたコーナーもあって。どこか懐かしいような、だけどはっきりとはわからない夢の中の美しい世界が、まるで写真のように繊細に描かれて佇んでいました。その世界へ入り込んで、じっくり味わいたくなる。個人的には、その世界にはどんな人が、生き物が、生活が、物語が在るんだろうと想像しながら見るのがとても楽しかったです。

ジブリ美術館は、足を踏み入れた瞬間から改めてジブリ作品の魅力、アニメの魅力を全身で感じられる。ワクワクが止まらない空間でした!

行ったことがない場所に行くこと。
見たことがないものを見ること。
したことがない事をすること。

新しいこと、学ぶことはこの世に溢れていて、どれを選択するかによって時間の使い方が大きく変わる。

最近、自分は人に恵まれていると思うことが多くて。とてもあたたかな心の人たちがインドアな自分を優しく連れ出してくれるんです。扉を開けると、自分の知らないものがあって、でも触れて見ると新しい発見があって。おもしろくて。

そのひとつが、ボードゲーム。趣味においては昔からほぼ変化がなかった自分に、新しいマイブームがやってきました。

幼い頃から大好きだったパズルやLEGO、ペンシルパズル、テレビゲーム、携帯ゲーム……どれとも違うけど、頭をフル回転させて遊ぶという点では同じかなと思います。

目的に向けて戦略を立て、常に動く戦況の中で対戦相手の様子もうかがいながら進めていく。そして、1人では味わえない感覚と面白さがある。

これまでプレイしたのは、優秀な宝石の行商人になる『宝石の煌めき/Splendor』、タイルが綺麗な『アズール/AZUL』、陣取り合戦『ブロックス/Blokus』、行商しながら旅する『マルコポーロの旅路/Auf den Spuren von Marco Polo』、絵柄が可愛い『ペンギンパーティ/PENGUIN PARTY』他。

ゲームが終わった後に、「楽しかった!」だけではなく「あの時こうしていれば…」とか「あの人のあの手良かったな」とか考えて、またプレイしたくなる……これはハマる……!でも、1人では出来ないから、節度を保てる……という良さもありますね!

……自宅からは出てるけど、結局インドアなものにハマる性(笑)

他にも、


話題の「映え」の場所に行ってきました。

『teamLab★Planets TOKYO DMM.com@豊洲』は全て素足で体感する場所でした。なかなかそういう機会もないので、少し戸惑いましたが、裸足で歩くと童心に返ったような気分になりますね。今回は、身体が作品や空間の一部になる感覚を味わいました。

こういうエンターテイメントに触れると、歌やライブに通じるものを感じます。足を運んでくれる人に目一杯体感してもらえるようにひとつひとつが作られていて、そういう気持ちはちゃんと人の心に届くものなんだなと。

ドキドキワクワクすると同時に、じんわり沁みる時間でした。

では、また次回まで。

Hikaru

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