「2019年 エランドール賞」志尊淳、葵わかな、田中圭、永野芽郁、中村倫也、松岡茉優が新人賞を受賞!

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2019.2.8
(左から)松岡茉優、中村倫也、永野芽郁、田中圭、葵わかな、志尊淳

(左から)松岡茉優、中村倫也、永野芽郁、田中圭、葵わかな、志尊淳

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日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2019年 エランドール賞」授賞式が2月7日(木)都内にて行われ、新人賞を受賞した志尊淳葵わかな田中圭永野芽郁中村倫也松岡茉優が登壇した。

1956年にスタートした「エランドール賞」は、優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度。なかでも「新人賞」は出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を示し、将来有望な新人俳優に贈られるもの。今年の受賞者は舞台人としても活躍する顔ぶれが多かったのも注目でした。

志尊淳
「淳くーん!」「淳ちゃーん!」「おめでとう!」とファンから歓声があがるなか、壇上へ!



脚長っ!

脚長っ!

「役者を志して養成所に入ってから約8年が経ち、その間いろいろな方に支えていただきて、皆さんとともに獲れた賞だと思ってます。2018年という年は個人的にすごく責任を痛感する1年になりました。役者として役と向き合う責任、主役をやる責任、僕個人としての発言をしっかりするという事を学ばせていただく機会になりました。これからは何をすべきかなと考えたとき、今までどおり感謝の気持ちを忘れず、ひたむきに役と誠心誠意向き合うことだと思っています」

お祝いゲストには『半分、青い』で共演した井川遥が登場。「複雑だけど確かなお芝居をするとき本当に素晴らしくて目の前で引き込まれました。志尊くんのお芝居大好きです」



葵わかな

まもなく上演される舞台『ロミオ&ジュリエット』でジュリエット役を演じる葵。


「2018年は私自身にとっても人生においても大きな1年になったなと思っていて、作るお話とは別に私自身のドラマもすごくあった1年でした。出会う人出会う人にたくさん育てていただいたり、助けていただいたりしながら今日まで走って来られました」


お祝いゲストは『わろてんか』で共演した徳永えり。「彼女はたくましく弱音を吐かずに毎日笑顔ですごく楽しそうに過ごしていました。笑顔が大好きです。これからも笑顔をたやさずに過ごしてほしい」



田中圭

舞台『CHIMERICA チャイメリカ』に出演中の田中。名前が呼ばれ、壇上に姿を見せると今日いちの大歓声が! 田中もその歓声に何度も手を振って応えていた。

ファンに手を振りまくり。手ブレてすみません(笑)

ファンに手を振りまくり。手ブレてすみません(笑)


「今日は各局を代表するプロデューサーの方がたくさんいるということで、一つだけこの場を借りて言っておきたい事が。お仕事をくださいとかそういう事ではありません(笑)。ブレイクとかすごい言われるようになりましたが、自分的には何も変わってないつもりでお仕事やってきたつもりなんですけど……今年の頭に携帯電話にアクシデントがあり、皆さんの連絡先がなくなっちゃったんです。それでどうにかこうにか連絡がとれた3名くらいから『売れたら変わったな、態度が変わるのか』とすごく言われて『俺もそういう風に見られてたんだ!』とすごくショックを受けました。僕なんにも変わってませんから今後とも上からどんどん言って下さい!」


お祝いゲストとして登壇したのは『おっさんずラブ』の瑠東東一郎監督。「皆さんが期待していた人が出てくると思って歓声がキャー↑ああ~↓ってなってましたね(笑)」と大笑い。


「圭くんのすごいところは芝居のテクニックはもちろんなんですが、なによりすごいのは田中圭自身を削り取って表現しているところ。それが芝居なのか、芝居じゃないのかわからないくらいリアルにやれるのが圭くんの恐ろしいところ。……圭くん好きなんで、あと1時間くらい喋れますけど!」


降壇する最後の最後まで田中を呼ぶ歓声が何度も起きていた。

永野芽郁

「かわいいー!」という声のなか気恥ずかしそうに登場したのは永野。


これ、何て書いてあるんだろうとチェックする永野さん

これ、何て書いてあるんだろうとチェックする永野さん

「ステージの裏には『半分、青い。』のボクテ(志尊)とまーくん(中村)がいて、久々に会ったんですけど、なんでこういう時に限って隣にいてくれないのかなってちょっと不安な気持ちです。毎回作品に取り組む時には自分に自信がなくなる瞬間があってそれを救ってくれたのは、あたたかい作品とスタッフさん。私のマイナスな気持ちを引き上げてくれハッピーにしてくれました」


お祝いゲストに『半分、青い。』で共演した佐藤健が登場すると、会場からは驚きの歓声が上がる。佐藤は「現場では永野さんに驚かされてばかり。(佐藤のすぐそばに立ち挨拶を聴こうとする永野に向かって)てか笑う所じゃないし、近い(笑)!」


「鈴愛は良く泣く子だったのですが、彼女は毎回ワンテイクで最高の演技を何食わぬ顔でしていたので、次第に我々は『彼女は泣ける子だから大丈夫』と当たり前のことにしてしまっていた。でもその裏ですごい努力をして弱音を吐かないだけ。『半分、青い。』はあなたの存在なくしてはできませんでした。18歳の10ヶ月という大変貴重な時間をこの作品にささげてくれてありがとうございました」

帰るときはそっと手を添えて永野をエスコート。なんというジェントル!


佐藤さんが永野さんの腰に手が添えた瞬間、会場から悲鳴のような歓声が!

佐藤さんが永野さんの腰に手が添えた瞬間、会場から悲鳴のような歓声が!

中村倫也

舞台『クラッシャー女中』に出演する昨今大ブレイク中の中村が登壇。またしてもキャーという歓声に包まれていた。

スピーチの前にマイクの高さや角度を何度も調整し、さて、とおじぎをした瞬間「ボコッ!」とマイクにおでこをぶつけるという小ネタを披露し笑いを誘っていた。


「この度はこんな素敵な、身に余る賞をいただきまして恐悦至極に感じております……難しい言葉を使いました(笑)。こういうトロフィーをいただくとうちのシャイな両親がバカみたいに喜びます。17歳の夏にデビューし、早15年。皆さんに名前を覚えてもらえるようになるのも長い長い道のりでした。


そのなかで壁に直面し挫折を味わい、才能の無さに打ちひしがれ悩みながらここまで来たんですが、ある先輩の言葉で『お前は何になりたくてどうしたいんだ?』と、あるとき言われたんです。それを自問自答しながらいつも導き出される答えは『僕はこの仕事が好きで、少しでも良い芝居をして少しでも良い作品を作って観てくれるお客さんの人生が豊かになるような、と考える機会になるような勇気や元気がでるようなそういう劇体験をしてもらいたい、いつもその答えでした。胸の中の炎が消えかかる度に自問自答して薪をくべて、素敵な出会いに支えられて僕は今日ここに立てています。今日ここに集まった若い人やメディアの方などで、もしやりたい事や叶えたい事の炎が消えかけている人がいるとしたら、僕みたいな人がここに立てていることが薪であり、燃焼剤でありたいと思って今、ここで喋っています」

「賞は言葉を置き換えると責任だと思ってます。こんな素敵な賞をいただきまして、今日から靴紐を結び直して、あの頃の自分に自問自答しながらマネージャーと二人三脚で、虚心坦懐な心を忘れずに……また難しい言葉を使いましたね、彼(笑)。少しでもたくさんの、面白い作品を作っていけるように頑張っていこうと思います」

このリアクション!サプライズにした甲斐がありましたね!

このリアクション!サプライズにした甲斐がありましたね!

お祝いゲストは同じ事務所の後輩・菅田将暉。中村本人には全く知らされていなかったために、かつてない驚きの表情を見せていた。


「自分の事の様に嬉しいです。何回も倫也さんの言葉で救われたことがあります。今日は『後輩でちょっとくらい名前が知られてるお前が行って来い』ってことではなくて、自分の意志で来ました。こんな巧みで、バラエティに富んでいて、こんなにユーモアがあって、こんなにカッコいい人がいるのに、『何でもっと(世間は中村の事を)見てくれないのかな?もっと見てくれよ』ってずっと勝手に思っていました、だから今日は本当に嬉しいです」

中村は、「今朝、昨年受賞したムロツヨシというおじさんから、やたら『スピーチ頑張れ』と7件くらいメールが来たので頭の中は完全にそう(スピーチモードに)なっていました(菅田の顔を見て)違う種類のパーマが来ました(笑)」

後輩の挨拶を見守る表情がいいですね!

後輩の挨拶を見守る表情がいいですね!


これ、何が書いてあるんだろう(デジャブ)

これ、何が書いてあるんだろう(デジャブ)

松岡茉優


「(詰めかけた一般観覧客が)ディナーショーくらいのお支払をいただいているということを聞いて本当にありがとうございます。是枝裕和監督の『万引き家族』に出演し、三谷幸喜さんが脚本『黒井戸殺し』に出演し、お二人の作品に出る事が夢だったので昨年は本当に幸せでした。先日三谷さんが脚本・演出をなさった舞台『江戸は燃えているか』のメンバーでご飯会があったんですが、主演の中村獅童さんに『君は是枝組にするのか、三谷組にするのかどっちなんだ!』と聞かれ、これからはお二人にもまたこれから出会う方々にも『○○組といったら松岡だね』と言われる女優になりたいです」


授賞式ではお祝いゲストとして「コウノドリ」の作者・鈴ノ木ユウが登壇。鈴ノ木を呼び込む前に松岡は「すごい方なんですけど、尊敬していて大好きなんですけど、菅田将暉さんとか佐藤健さんじゃない!」とワタワタ。その言葉を受けてか、鈴ノ木も「(ドラマ『コウノドリ』の主演を務めた)綾野剛じゃなくてすみません」と笑いながら挨拶。「どんどん遠い存在になっていくけれど、『コウノドリ』の加江ちゃんは松岡さんだから!応援しています」



式典では新人賞のほか、プロデューサー賞には『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』の増本淳、NHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』の勝田夏子、プロデューサー奨励賞には映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、市橋浩治、ドラマ『おっさんずラブ』の三輪祐見子、貴島彩理、神馬由季、松野千鶴子、特別賞には映画『万引き家族』製作チームが受賞している。

また、協会が主催するオーディション「アクターズセミナー」受賞者として、島丈明、梛野里佳子、林大樹、東野絢香、牧田哲也が出席し、未来のスター候補として紹介されていた。

取材・文・撮影=こむらさき

公演情報

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
 
■原作:ウィリアム・シェイクスピア
■作:ジェラール・プレスギュルヴィック
■潤色・演出:小池修一郎
 
■出演:
ロミオ:古川雄大 大野拓朗
ジュリエット:葵 わかな 木下晴香 生田絵梨花 ※生田絵梨花は愛知公演に出演いたしません。
ベンヴォーリオ:三浦涼介 木村達成
マーキューシオ:平間壮一 黒羽麻璃央
ティボルト:渡辺大輔 廣瀬友祐
 
キャピュレット夫人:春野寿美礼
乳母:シルビア・グラブ
ロレンス神父:岸 祐二
モンタギュー卿:宮川 浩
モンタギュー夫人:秋園美緒
パリス:姜 暢雄
ヴェローナ大公:石井一孝
キャピュレット卿:岡 幸二郎
 
死:大貫勇輔 宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー) ※宮尾俊太郎は東京公演、愛知公演に出演いたしません。
 
R&Jダンサー
飯田一徳 祝 陽平 大場陽介 岡田治己 小南竜平 小山銀次郎 酒井 航 鮫島拓馬 鈴木凌平 高木勇次朗 仲田祥司 渡辺崇人 伊藤香音 おごせいくこ 織 里織 小松芙美子 齊藤恕茉 Sarry 島田友愛 杉浦小百合 鈴木百花 平井琴望 深瀬友梨 松島 蘭 ほか
 
【東京公演】
■日時:2019年2月23日(土)~3月10日(日)
■会場:東京国際フォーラム ホールC
◆アフタートーク
2月27日(水) 13:30/大野拓朗、三浦涼介、黒羽麻璃央、渡辺大輔
2月28日(木) 13:30/古川雄大、木村達成、平間壮一、廣瀬友祐
■お問い合わせ:ホリプロチケットセンター 03-3490-4949
(平日10:00~18:00 土10:00~13:00 日祝・休)
■主催:TBS/ホリプロ/東宝/梅田芸術劇場
 
【愛知公演】
■日時:2019年3月22日(金)~24(日)
■会場:刈谷市総合文化センター
◆アフタートーク
3月23日(土)16:30/古川雄大、木村達成、黒羽麻璃央、廣瀬友祐
■お問い合わせ:中京テレビ事業 052-588-4477(平日10:00~17:00)
■主催:中京テレビ放送
 
【大阪公演】
■日時:2019年3月30日(土)~4月14日(日)
■会場:梅田芸術劇場 メインホール
◆アフタートーク
4月2日(火) 13:30/大野拓朗、三浦涼介、黒羽麻璃央、渡辺大輔
4月3日(水) 13:30/古川雄大、木村達成、平間壮一、廣瀬友祐
4月5日(金) 13:30/古川雄大、大野拓朗
4月9日(火) 13:30/ 春野寿美礼、シルビア・グラブ、岸祐二、石井一孝、岡幸二郎
◆上演200回記念イベント
◆4月12日(金)13:30
『ロミオ&ジュリエット』2019キャストが総出演いたします。
※生田絵梨花は出演いたしません。
■お問い合わせ:梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)
■主催:TBS/ホリプロ/東宝/ABCテレビ/梅田芸術劇場
■企画制作:TBS/ホリプロ/梅田芸術劇場
 
【e+半館貸切公演(大阪)】
お申し込みは こちら
■日時:2019年4月2日(火)13:30開演
:2019年4月11日(木)13:30開演  
■会場:梅田芸術劇場 メインホール  
 
 ■公式サイト:http://romeo-juliette.com/
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