「純金のキットカット」が贈呈!岩隈投手の祝賀会開催
米メジャーリーグのシアトル・マリナーズからフリーエージェントとなっている岩隈久志投手が14日、東京都内のホテルで行われた自身のノーヒットノーラン(※8月12日のオリオールズ戦で達成)祝賀会に出席した。
2014年から、三陸鉄道(本社・岩手県宮古市)とネスレ日本株式会社が設立した草野球チーム「三陸鉄道キットDreams」のゼネラルマネージャーを務める岩隈投手。その縁もあり、祝賀会では、ネスレ日本株式会社CEOの高岡浩三氏から、今回の偉業を記念して作られた24金の「キットカット型金塊」が贈呈された。高岡氏は「製作費も含めると200万円以上かかりました。いま、世界に一つしかないものです」とコメントし、会場を驚かせた。
一方の岩隈投手は今シーズン7勝目のウイニングボールを高岡氏にプレゼント。高岡氏は「これこそ世界にひとつしかないものですね」と感謝の言葉を述べた。
また、会場には、同じくフリーエージェントとなっている川崎宗則選手も登場。岩隈投手のノーヒットノーランの瞬間を、チームメートと見守ったエピソードを披露。「マイナーリーグで見ていました。練習中、チームメートに呼ばれて、みんなで『クマ、クマ、クマ、ジャパニーズ!』と応援してくれて、達成の瞬間は僕が万歳するような感じでした」と当時の思い出を語った。
岩隈投手はノーヒットノーランの試合を振り返り、「意識したのは9回、最初のバッターがサードへのファウルフライを打ち上げて、(三塁手のカイル)シーガーが一生懸命に難しい取り方をしてでも取ってくれたので、そのときに『これはノーヒットノーランをしなきゃいけないな』と思いました」とコメント。「自分だけの力ではなく、チームメート、ファンの方、家族、たくさんの支えが重なってノーヒットノーランが達成できた。感謝の気持ちを忘れずに飛躍を目指したい」と周囲への感謝を口にした。【東京ウォーカー】