おっちゃん&ミンジュの怪しいK-Pop喫茶[第7話]セーラー服大戦(前編)
LOVELYZ デビューアルバム『Girls' Invasion』より
ミンジュ「ホンマやって。ウチ先週テレビに出たんやって」
客「うそ(驚)」
おっちゃん「テレビに出たくらいなんや。ワシかて去年は2回も街頭インタビュー受けたで」
ミンジュ「そうやなくて、Mカウントダウンとかミュージックバンクとか、ちゃんとした音楽番組に出て新曲歌うて来たゆうてんの」
客「またまた(笑)」
おっちゃん「そんなことばっかりゆうてると、終いにゃオオカミに食われてまうど」
ミンジュ「嘘じゃないってばー!(ひーん)」
おっちゃん「さぁ、こんな虚言癖のある少女は放っておいて、今日もK-Popの新ネタを仕入れよおっと(くりくり)」
ミンジュ「だからネタならウチの新…」
おっちゃん「どっしぇーっ!」
客「ど、どないした?」
おっちゃん「Aprilのリーダーが早くも離脱やて」
客「(かくん)誰それ?」
おっちゃん「April知らんのかいな。DSPメディアからこないだデビューしたばっかりの新人グループで、KARAの妹分やがな」
客「デビューしたばっかり? それやのにもう脱退したんか?」
おっちゃん「そうみたいやなぁ」
客「かぁー。最近の若い子は、ホンマ根性足りんなぁ」
ミンジュ「そんな前世紀の価値観で判断されてもなぁ…てか、ウチの話はどこ行ったんや(ぶつぶつ)」
おっちゃん「ふむふむ…なんでもグループは離れるけどDSPを辞める訳やないらしい。これからどうゆう方向で活動していくか、事務所と一緒にいろいろ考えていくらしいで」
客「どおゆうことやろうな」
おっちゃん「なんやら知らんけど、公式資料じゃなかなか可愛い娘やで」
客「ずいぶん身の軽い娘やなぁ。それとも月で撮ったんか?」
おっちゃん「それはトランポリンかなんかで跳ねてるだけや。なんでも真に受けるなや(呆)」
ミンジュ「ソミンゆう娘は、もともと2012年にPURETTY(ピュリティ)ゆうグループで同じDSPからデビューしたんやけど、このグループは限定的な活動に留まってて、今はもう解散状態やねん。
その後ニコルと知英が抜けた後のKARA再生計画“KARA PROJECT”でKARA候補生になってちょっと注目されたのね。
結局KARAメンバーにはなれなかったけど、今年Aprilで再デビュー出来たし、しかもリーダー任されたから、こんなに早く離脱するとは思わんかったなぁ」
客「へー、ミンジュちゃん、業界に詳しいねえ」
ミンジュ「業界人やってーの(うきーっ)」
おっちゃん「グループは抜けても、芸能活動は続けたいってことは、メンバーの中によっぽど気の合わない娘がおったんやな(笑)」
ミンジュ「そおかもねー。ここはとにかく若いメンバーが多くて、2001年生まれの娘もおったから」
客「ぴゃー、21世紀生まれ!」
ミンジュ「ソミンかて96年生まれで、めっちゃ若いんやけど、グループ内じゃババァ扱いやったのかも知れんなぁ」
おっちゃん「まったく、おとろしい世界やで(汗)」
客「そやけど中澤裕子かて14~5歳離れた辻加護の面倒見てたんやから、やっぱりソミンは根性足りんのとちゃうか?」
ミンジュ「だから前世紀の話はやめれ」
おっちゃん「それにしてもAprilはセーラー服大戦の集大成思うてたのに、こんな結果になって残念やなぁ」
客「セーラー服大戦?」
おっちゃん「うむ。昨今の女学生コンセプト、学生服コンセプトの新人ラッシュのことや。アーバンギャルドの新曲ちゃうど」
客「わかっとるがな。自分、アーバンギャルド好っきやなぁ(呆)」
おっちゃん「えへへ、『スカート革命』聴く?」」
客「いらんわ」
ミンジュ「韓国の女学生はほとんどセーラー服なんて着てへんで」
おっちゃん「判っとるけど、清純な女学生のこと指すのにブレザーちゅうてもピンと来んやないか」
客「うんうん。ワシもおニャン子世代やから、その辺はよお判る」
ミンジュ「前世紀どころか昭和かいっ!」
おっちゃん「最近そのセーラー服アイドルが急増して、供給過多状態。K-Popとゆう限られた市場で、若い女の子同士が生き残りを賭けて血で血を洗う抗争を繰り広げておるんや」
客「それがセーラー服大戦か」
おっちゃん「ピンポーン」
ミンジュ「ほなそう呼ぶとして、Aprilが集大成ゆうたけど、一番最近になってデビューしたのはTwiceやで」
おっちゃん「ああっ(がーん) 確かにTwiceがおったな。最後の最後にえらいの出て来よった」
ミンジュ「いやいや、各社まだ新人用意してるんちゃうの? あのTwiceが最後の一匹とは思わんわ」
おっちゃん「ゴジラかっ!」
客「それにしても、なんでそんなセーラー服アイドルばっかりになってしもうたんや?」
おっちゃん「うむ。女学生アイドルそのものは、今に始まったことやないんやけどな。
そもそもアイドルデビューする娘たちは、その時点でほとんどティーンエイジャーや」
ミンジュ「ウチもそおやったで。デビュー当時は19歳やったもん(満年齢17歳)」
おっちゃん「その年齢特有の魅力をストレートに伝えようと思うたら、女学生であることを前面に出すのが一番」
客「確かに」
おっちゃん「現役アイドル中では、Wonder Girlsがまさにそうゆうコンセプトで大ヒットを飛ばしたと記憶されておる」
ミンジュ「そっから振り返る気?(ひゃー、こりゃ長うなるな)」
客「なるほど。ちんちくりんのワンダーウーマンさえ気にせんかったら、確かに女子高生コンセプトやな」
おっちゃん「そう。一方、このちょっと前に少女時代もデビューしておったんやけど、そのコンセプトは女子高生ゆうよりBoAの妹的なカッコイイ路線やった」
ミンジュ「うんうん。全身で歌い踊りまくる、パフォーマンス至上主義的な、いかにもSMエンタっぽいデビュー曲やったね」
おっちゃん「ところがWonder Girlsが『Tell me』で社会現象を巻き起こすと、少女時代も次の曲ではキュートな路線に舵を切り、学生服っぽい衣装を着たりして、Wonder Girlsを追従した。
その結果2008年にはWoder Gilrsに次ぐ少女グループゆう地位を手に入れたんや。これが今に続くセーラー服大戦の始まりであった」
ミンジュ「註:一部おっちゃんの個人的な意見です」
客「今や淑女の彼女たちが、まだ高校生かぁ。可愛ええのお(でれー)」
おっちゃん「この後少女時代はエリート学生服のCFに出たり、ゲーム『メイプルストーリー』のイメージキャラクターになったりして、制服アイドルとしての地位を確立していく。
少女アイドル=女学生、女学生=制服ちゅう図式はこの頃出来たとゆうてええ。
一方、2007年デビューの女性グループにはKARAもおったんやけど…」
客「おー、KARAか。彼女たちも制服コンセプトを採用したんか?」
おっちゃん「それが採用せんかったんや。確かにギュリもスンヨンもすでに女子高生ではなくなってたとは言え、波に乗り損なった。
お陰で売れるまでに何年もかかってしもうた」
客「(かくん)あかんやん」
おっちゃん「こないだもギュリが“あの時制服を着ていれば”と悔やんでおったし」
ミンジュ「うそつけ」
おっちゃん「それほど制服コンセプトゆうのは強力な戦略やねん。Woder Girlsも少女時代もそれを上手く利用した訳や。
そやけど、この頃は少女アイドル自体がまだ少なかったせいもあって、少女グループであればなんでもええと短絡的に考える事務所も多かった。
そのせいで、雨後の竹の子のように少女グループが生み出された」
ミンジュ「うんうん。AFTERSCHOOL、2NE1、4minute、T-ara、f(x) 、SECRET、RAINBOW…ざっと思い出しても、2009年だけでこれだけデビューしたね」
おっちゃん「もっと仰山おったけど、今でも生き残ってるのはそんなところやな」
客「ひゃー」
ミンジュ「ウチ、3人組のBGH toとか好きやったなぁ」
客「誰やねん(呆)」
おっちゃん「2009~11年頃は、K-Popが国内外で大いに発展したバブル期やった。
いろんなグループが次々に誕生したけど、制服コンセプトが確立される以前なので、これを採用したグループは少なかった。
狭い市場にあふれかえるアイドル。当然、生き残りが難しくなってくる。
さっきのBGH toなんか、誰も知らない内にすぐ消えたし」
ミンジュ「確かに彗星みたいやったなぁ」
おっちゃん「なんとか生き残っても、デビューして数年経つと、メンバーが20代になってもうてブリブリのアイドルを続けるのはしんどい。
そこでコンセプトを大きく変更して、セクシー路線に転ぶグループが増えてきた」
客「なるほど」
ミンジュ「でも美人でスタイルがよくないとあかんのよ。誰でも方向転換出来た訳ちゃうから」
おっちゃん「清楚さの裏返しに、若い女性が持っている武器、それは溌剌として生気あふれる肉体。
ちょっと露出多めの衣装で、お尻振ったり股開いたりの振り付けを取り入れたら、ションベン臭いぶりっこグループと差別化出来て、大いに結構。
AOAやGIRL'S DAY、ダル☆シャーベットなどがこの路線の成功例や」
客「知ってる知ってる。ワシ、大好きや」
おっちゃん「多少歳とって経年劣化したアイドルを使い回ししてるだけやから、コストパフォーマンスも抜群やしな」
ミンジュ「やな言い方するなぁ」
おっちゃん「そんな訳で、セクシーコンセプトは清純と並ぶ強力なツールとして、アイドルの間に浸透していった。
以前話した、EXIDやバンビーノなんかまさにそうやな」
ミンジュ「あったなー、そんな回」
おっちゃん「確かにセクシーコンセプトは、軍人さんなんかに需要があるし、手っ取り早く売れる(可能性がある)。
そやけど、今回は新人に絞って話をさして貰うで。
まだ素人同然の女学生を、デビューからいきなり裸同然にして売る訳にもいかんやないか」
ミンジュ「4Lやバンビーノみたいなのはたまにいるけどね」
客「MAMAMOOみたいに、おばちゃんコンセプトでデビューするアイドルや、初代Piggy Dallsみたいなイロモノもおるで」
おっちゃん「どんなもんにも例外はあるがな。混ぜっ返すなや。
なにか新人が見習うべきロールモデルは、と見回した時、Apinkの台頭は無視出来んものがあった」
客「出たー、脚は見せてもヘソは見せない清純派の雄」
ミンジュ「雄やないけどな」
おっちゃん「この娘らは比較的地味なデビューやったけど、なにがなんでも清楚清純。
肥料なんか撒かれてませんオーガニック植物やから、トイレにも行きません妖精やから、ちゅう生臭さを極力排除した揺るぎないコンセプトを貫き通した結果、少女時代に肉薄するほどの人気アイドルに成長した」
客「確かにApinkはええもんなぁ。見てて清らかな気分になる」
ミンジュ「うん、生活感ぜんぜんない(テレビでは)」
客「それでええんじゃ。やっぱ男は清楚清純に弱いからなぁ。松田聖子とかももちとか田中みな実大好きやもん」
ミンジュ「それは清楚やなくてぶりっこちゃう?」
客「男にとっては同じじゃ、ボケ」
ミンジュ「がーん」
おっちゃん「Apinkの大人気は、世間がアイドルになにを求めるているか、その解答をストレートの出した訳よ。
考えてみればトップに君臨する少女時代もIUもセクシーを売りにしとる訳やない。
やっぱ、清い、綺麗、可愛い、憧れ、こう言った要素が重要なんや。
それにこう言った魅力は、セクシーコンセプトと違って女性ファンからの支持も受けやすいし」
客「なるほど」
おっちゃん「そこで、各芸能社はApinkに代表される清純さを追求し、そのコンセプトのもと新人をデビューさせるようになった。
それ以前には、パッと見は清楚っぽく、見ようによってはセクシーちゅう、中途半端なコンセプトもあったんやけどな。BESTieやPeach Girlみたいに」
客「Peach Gilr?」
客「これは清純やセクシーゆうより、ホラーの部類ちゃうか?」
おっちゃん「そうゆうグループはダメになるか、結局セクシーに転ぶしかなくなるので、やるなら徹底して清楚で売った方がええ、個性を明確にせなあかんってことに各社段々気付いて来た訳や」
ミンジュ「一旦セクシーを表に出したら、二度と清純とは言えなくなるしね」
おっちゃん「そこで清純への回帰が起こり、ひいては女学生コンセプト、制服コンセプトへと進化していく。そう、ついにセーラー服大戦が表面化したのである!(どーん!)」
客「おお、ようやっと話が戻ったど」
ミンジュ「やれやれ(やっと前置きが終わったか)」
おっちゃん「思えば、新人の間で女学生コンセプトが大々的に採用され始めたのは去年からだったように思う。
その最初は、やっぱり年明け早々にタルンビョル・エンターテインメントからビューした七學年一班やろうな」
客「七學年一班やて?」
客「ほぉ、これはまさに女子高生」
おっちゃん「タルンビョル高校7年1組の生徒たちって設定やねん」
ミンジュ「ナナガクって呼んでね」
客「名前からして、堂々と高校生であることを宣言しとる訳やね」
おっちゃん「うむ。なんだかクラスの中の上~中くらいの娘ばっかり集めて作ったような妙なリアリティがあるやろ。足が太いのも生々しいし」
ミンジュ「すぐDisる(呆)」
おっちゃん「ただ、このグループは、2曲目でスカートを捲り上げてパンツを見せる振り付けを取り入れ、セクシー路線にも色気を出したり、3曲目では白いワンピースを着て電動3輪車に乗るとかゆう奇天烈なMV撮ったり、フラフラしすぎや。
『お兄ちゃんウィルス』でもチアガールのイメージが強いよって、純然たるセーラー服アイドルとは言いにくい」
客「厳しいなぁ」
おっちゃん「そこで、次の新人が気になるところやが、だいぶ開いてRed Velvetが8月にデビューしとる」
客「お、レッベルちゃんは知っとるで。少女時代の妹分や」
ミンジュ「そうやけど、この娘らは女学生コンセプトかな?」
おっちゃん「間違いない。デビュー曲を観てみろや」
客「これ、学校ゆうよりジャングルちゃうの?」
おっちゃん「衣装が制服やったりチアガールっぽかったり、立派に女学生コンセプトやねん」
客「それはそうやけど…」
おっちゃん「SMエンタの先輩は、少女時代もf(x)もデビュー曲でここまで学生寄りの格好せえへんかったんやで。
つまり、さすがのSMも女学生コンセプトの流れを察知し、それに乗っからざるを得なかったのである!」
ミンジュ「そうかなぁ?」
おっちゃん「ただ、ご指摘の通り場面がジャングルだったり、曲調が学生っぽくなかったり、女学生コンセプトに絞りきれていたとは言えん。
もともとSMはそうゆうベタなのは苦手な会社なんじゃ。
そうこうしとる内に次なる清純派グループLABOUMがデビューした」
客「あ、LABOUMも知ってる。お人形さんや」
おっちゃん「そお。彼女らはデビュー曲ではいろんなグループからいいとこ取りしたみたいなイメージで、これと言った個性は見受けられなかった。
まぁ無理くり女学生コンセプトに寄せるなら“女子高生の休日”的なイメージはあったけど」
ミンジュ「確かに無理矢理やな」
おっちゃん「が、こいつらは2曲目で大化けする!」
客「ぴゃー、久しぶりに見たけど、愛らしいのぉ」
ミンジュ「どこが女学生コンセプトやねん?」
おっちゃん「お人形さんは制服と並ぶ少女の象徴なんやで。つまりLABOUMはまったく別角度から清楚清純に迫ろうとしていたんや」
ミンジュ「ホンマかぁ。我田引水がすぎるんやないか?」
おっちゃん「間違いないって。新人の売り方としては、結局は制服コンセプトに集約されていく訳やけど、この頃はまだ過渡期やったし、こう言った少女性へのアプローチは大いに意義がある」
客「ワシゃ難しいことは判らんけど、オルゴールっぽくていいよね」
おっちゃん「そやね。この路線はいずれ押井守の映画『イノセンス』に引き継がれていくことになる」
客「へー」
ミンジュ「へーじゃねえよ。『イノセンス』の方が全然先じゃねーか」
おっちゃん「それと、この『どうするの?』は楽曲の大事さを再確認させてくれた意味でも取り上げる価値がある。やっぱコンセプト以前に、ええ曲やないと人は聴いてくれんもんやからな」
客「『どうするの?』はええ曲やもんねー」
おっちゃん「で、11月になると、いよいよセーラー服アイドルの大本命が登場する。それがLOVELYZや!(どーん!)」
ミンジュ「出たーっ! ウチの事務所の後輩やーっ」
客「そう、SMエンタ傘下のWoollimエンタが、2014年11月13日に満を持してデビューさせた8人組や。
グループとしてのデビュー前から一部メンバーを先行デビューさせたり、ティーザービデオで少しずつイメージを浸透させたりして、極めて入念な戦略の元に世間の期待を煽りまくってお披露目された。
まるで少女時代のデビュー時のようやったけど、違っていたのはLOVELYZの方は全員学生服を身に纏っておったことや」
客「おお、なんかそそる♥」
おっちゃん「Red Velvetなど先行するアイドルの動向を冷静に分析しておったに違いない。それは迷う事なき女子高生。100%制服に振り切ったど直球なグループやったんや!」
客「ヒャッホー! ええどー!」
ミンジュ「浮かれすぎ」
客「おー、制服がいっぱいやー」
おっちゃん「まるでエリート学生服のCFのようやろ?
ここまでストレートな女学生コンセプトは、それまでありそうで実はなかったんや。
売れなかったらセクシーに転べばええという保険を投げ捨てた姿勢は実に天晴れなのである」
客「おっしゃる通り」
おっちゃん「ただ、デビューしてみたら、ティーザーで期待したほどみんなが可愛くなかったって点と、メンバーのひとりソ・ジスがネットでの酷い誹謗中傷によって、デビュー前から戦線離脱するはめになった点が残念やった」
客「(かくん)それは致命的やな」
おっちゃん「ジスの件は、結局根も葉もないデマやったんやけど、第一五使徒アラエルの精神汚染なみに彼女の心を傷つけた。
その結果1年も7人で活動することになったんやから、グループ全体の真の実力、魅力はよく判らずじまい。今はようやく8人体制に戻ったようやけど、正当な評価はこれからやろうな。
ただ、デビュー以来一貫して制服を着ている点は素晴らしいと思う」
客「そやな。その通りや」
ミンジュ「ウチの妹グループやから売れて欲しいと思う。INFINETEだけで会社を支えるのは荷が重いさかい」
客「自分で売れるようがんばりなよ(呆)」
ミンジュ「てへ」
おっちゃん「こうやって見てきた通り、Apinkの成功により清純コンセプトの力が立証され、20014年は新人の多くが意図的にその戦略を倣い始めた。
そして、その方向性も彼女らのリアルな年齢に合わせて、女学生であることを強調する学生服コンセプトへと絞り込まれて行った訳や」
客「なるほど」
おっちゃん「ここで紹介した新人はみなそれなりに売れたから、2015年に入ると学生服コンセプトは更に加速する。
もう学生服着てなければデビュー出来ないみたいな雰囲気にやった」
客「マジで?」
おっちゃん「そこで、いよいよ激化したセーラー服大戦第二章を振り返ってみよう」
ミンジュ「まだやんのかよ? Twiceまでの道のりは遠いなぁ(うんざり)」
次回につづきます(笑)