愛らしい猫の写真&アートに心癒される……「ねこがかわいいだけ展」開幕!
様々な猫の写真やアート作品などを集めた「ねこがかわいいだけ展」の東京展が8月15日(木)、渋谷ヒカリエにて開催初日を迎えた。
東京、大阪、仙台、新潟、長崎、横浜、静岡と全国各地で展開される「ねこがかわいいだけ展」。渋谷ヒカリエホールを会場とする東京展は、8月15日(木)から9月10日(火)にかけて行われる。
本イベントのコンセプトは、主催者の方いわく「みんなのためのみんなの猫の展覧会」。事前に公式サイトで募集した愛猫の写真や動画の中から、選りすぐりのものを展示するという飼い主参加型の展覧会となっている。
それに加えて、著名な猫写真家による写真や、猫クリエイターによる趣向を凝らしたアート作品、さらには、愛玩動物としての猫の歴史が学べるコーナーも用意されている。様々な角度から猫の魅力に触れられる、猫好きには堪らないイベントといえるだろう。
会場に足を踏み入れると、そこにはとある有名猫キャラクターのオブジェが。気になる方はぜひ、ご自身の目で確認しに行っていただきたい。
その有名キャラクター像の前を通り過ぎると、猫写真家たちの作品群が目に飛び込んでくる。「被り物をした猫」をキュートに撮影した石原さくら、写真集「ぶさにゃん」「必死すぎるネコ」で猫の新しい魅力を引き出す沖昌之など、気鋭の写真家たちによる珠玉の一枚一枚を、じっくりと堪能することができる。
これら写真と共に展示されていたのは、猫をモチーフにしたアート作品の数々。彫刻家・島田紘一呂が手掛けた木彫りの猫像や、きりえ画家・高木亮の切り絵が飾られていた。フェルトアート作家・中山みどりによるフェルトで作られた子猫の人形を見た来場者からは思わず「かわいい!」と歓声が上がる場面も。
さらに歩を進めると、書籍「世界で一番美しい猫の図鑑」をフィーチャーした「世界で一番美しい猫たち」のゾーンへ。ここは、「せっかくの機会なのでネコのことをより深く知ってほしい」という主催者サイドの意図に基づき、野を駆けていたヤマネコがいかにして家庭の寵愛を一身に受ける愛玩動物になっていったかを辿る、知的冒険の旅へいざなってくれる。写真家・アストリッド・ハリソンによる時に凛々しく、時に艶やかな猫たちの写真にも注目だ。
ラストを飾るのは、一般公募で集められた写真と動画。公式サイトに寄せられた写真は5200点、動画は1200点。その中から厳選された2000点が、いくつかのジャンルにわけられてエリア内に所狭しと展示されていた。ウチの子の写真はどこだろう……そんなふうに思いながら、くまなくチェックする飼い主さんもいたに違いない。
「現在夏休みということで、お子さん連れの方には最適なイベントだと思います。また渋谷はオフィス街でもあるので、仕事でつらいことがあったら癒されに来ていただくのも良いかもしれません」とは、主催者の方の談。
可愛らしい猫たちの一挙手一投足を収めた無数の写真に心癒されるべく、あなたも会場へ足を運んでみてはいかがだろうか?