マキノノゾミと白井晃が笠置シヅ子の半生を描く～神野美伽主演『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE ～ハイヒールとつけまつげ～』上演決定

昭和の戦前戦後を通して、日本人離れした強烈な歌唱力とキャラクターで、激動の時代を駆け抜けていった歌手・笠置シヅ子の半生を描く舞台『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE ～ハイヒールとつけまつげ～』が、2019年11月23日（土）～12月1日（日）に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。

脚本はマキノノゾミ、演出を白井晃と豊田めぐみが手掛ける。マキノと白井がタッグを組むのはこれが初となる。主役の笠置シヅ子を演じるのは、演歌界にとどまらずアメリカや国内のロックフェスに出演するなど多方面で活躍する歌手・神野美伽。共演に山内圭哉 福本雄樹 星田英利  鈴木杏樹、また演奏陣に小原孝（音楽監督/pf）、ASA-CHANG（drs/perc）、MUSIC UNLIMITED ORCHESTRA（B.W.）、Satoshi Gogo（gt）という豪華な顔ぶれを配し、歌と芝居と生バンドで戦後の一大スターの肖像を描く。さらに、野性爆弾・くっきー！がビジュアルを担当するところにも注目したい。

このほど主演の神野、演出の白井と豊田、音楽監督の小原孝からコメントが届いたので紹介する。

■神野美伽（主演）コメント

今、この時代に「なぜ、笠置シヅ子なのか！」
私たちが、この題材を上演する思いを一人でも多くの方に感じていただけたら嬉しいです。
生きるエネルギーを歌に込め、『SIZUKO!』を上演できますことをとても幸せに感じております。

■白井晃（演出）コメント

第二次世界大戦後の身も心も荒廃した日本人に、笠置シヅ子ほど元気を与えた人は他にはいない。
彼女の歌声とその生き様（シングルマザー）は、規格外の爆発力を生んで人々に生きる勇気を奮い起こさせた。
そして、今！ わたし達日本人はこのエネルギーを必要としている。
それを体現できるのは、神野美伽をおいて他にはいない。
彼女が放つ歌魂とパワーは、わたし達に明日を生きる活力を与えることだろう。

■豊田めぐみ（演出）コメント

体中から溢れ出るパワー！神野さんと笠置シヅ子の共通しているところだと思います。
マキノさんの素敵なセリフと、服部良一の楽曲に乗せて繰り広げられるエネルギーに満ちた舞台。ご期待下さい。

■小原孝（音楽監督）コメント

『SIZUKO!』のために、笠置シヅ子と深い関わりを持つ服部良一作品の資料を服部克久先生からお借りしました。
倉庫で眠っていた貴重な楽曲など新しい発見も多数あり、ぜひ舞台で聴いて戴けたら幸いです。