TRIPLE AXE『RUSH BALL 2019』クイックレポート ーーcoldrain、HEY-SMITH、SiMによる夢のスーパーバンドがラシュボ初登場

レポート
音楽
2019.8.31
TRIPLE AXE

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『RUSH BALL 2019』TRIPLE AXE

coldrainHEY-SMITHSiMの3バンドによる合同企画TRIPLE AXEが『RUSH BALL』初登場で、トップバッターから会場のテンションを豪快にブチ上げた!

TRIPLE AXE

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「『RUSH BALL』、イケんのかー!!」、まずは「KiLLiNG ME」から重厚感たっぷりのサウンドとともにMAH(Vo)が観客を挑発していく。この挑発はもちろん、観客だけでなく続く2バンドへの煽りでもある。いつものノリで観客を座らせようとしたところへ、「今日は時間がないんだから!」と、猪狩秀平(Gt.Vo)がツッコミを入れると、すぐさま「Endless sorrow」、「ENVY」へ続く。

TRIPLE AXE

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なんだこのノンストップな展開?! ライブが始まったばかりだというのに期待値はどんどん高まり、バトンが繋がれるたびに熱量は上昇しっ放しだし、次は誰が出るんだ!?とステージを食い入るように観てしまう。TRIPLE AXEは2012年に企画をスタートさせて以降、これまで全国ツアーのみで展開していたが、今夏は全国のフェスを乗っ取ろうと1つのバンドスタイルで活動を展開していると語る猪狩。「こんな機会は滅多にないから、胸に刻んでくれよな!」の言葉に続いて、「Radio」へ。

TRIPLE AXE

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ステージ袖から次々にメンバーが飛び出すと、3人のドラマーが代わる代わるリズムを刻んでいく。個性の違う3人のビートに興奮していると、フラッグをふったりコーラスに参加したりとステージには総勢15人のメンバーが。メンバーがあっちこっちでプレイしているもんだから、どこを観ればいいのかと贅沢な悩みまで出てしまう。

TRIPLE AXE

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続く「BASEBALL BAT」はSiMがTRIPLE AXEで披露するために作ったという新曲。TRIPLE~の名が刻まれたバットを掲げたMAHがフルスイングを決めると、爽快なパンクロックサウンドに乗っかり、会場にはバルーンが飛び出すわ、3人のボーカルが歌い出すわ、一介のコラボを越えチームワークばっちりのステージが次々に展開されるし、「The Revelation」ではHEY SMITHのホーン隊が加わるなど、最強のチームのプレイに観客は大盛り上がり。

TRIPLE AXE

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実はHEY-SMITHcoldrainは今回が『RUSH BALL』初出演。MAHが言うには、TRIPLE AXEならばと、大人の事情を飛び越えて今回の出演が叶ったという。「GUNSHOTS」では今回の出演の立役者でもあるSiMがMasato(Vo)とともにバンドの熱をアジテートしていく。Sugi(Gt.Cho)、SHOW-HATE(Gt)によるギタープレイに聴き入っていると、ステージ袖からまた新たなメンバーの姿が。

TRIPLE AXE

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まさかのROTTENGRAFFTYがメンバー全員で登場し、特効をブチかますサプライズが! その後も「Final Destination」、「Come Back My Dog」と、オーディエンスの心を鷲掴みしまくる楽曲陣で攻めると、ラストは「f.a.i.t.h」。カオスっぷりは最高潮を極め、3バンドによる魅力満載のステージはあっという間に終わりを迎えた。トップバッターからこの盛り上がり……、ラシュボ初日ヤバイことになりそうです!

取材・文=黒田奈保子 撮影=河上良、瀧本JON...行秀

『RUSH BALL 2019』オフィシャルレポート一覧はこちら

セットリスト

 『RUSH BALL 2019』TRIPLE AXE
1.KiLLiNG ME
2.Endless sorrow
3.ENVY
4.Radio
5.BASEBALL BAT
6.The Revelation
7.GUNSHOTS
8.Final Destination
9.Come Back My Dog
10.f.a.i.t.h
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