NBAバレエ団が『ドラキュラ』『狼男(世界初演)』を同時上演 ゲストに英国ロイヤル・バレエ団 平野亮一

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2020.1.14
NBAバレエ団『ホラーナイト』

NBAバレエ団『ホラーナイト』

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2020年2月15日(土)・16日(日)新国立劇場 中劇場にて、NBAバレエ団『ホラーナイト』が上演される。本公演は、アメリカで大旋風を巻き起こしたブラム・ストーカー原作『ドラキュラ』の第1幕と、NBAバレエ団ソリストで若手振付家の宝満直也による世界初演『狼男』を同時上演するもの。

「ドラキュラ」第1幕

「ドラキュラ」第1幕

『ドラキュラ』はブラム・ストーカー原作『吸血鬼ドラキュラ』の出版100周年を記念して、1996年にミルウォーキー・バレエ団の芸術監督マイケル・ピンクがバレエ化したもので、音楽はフィリップ・フィーニー、装置、衣装はマシュー・ボーンとのコンビで知られるレズ・ブラザーストンという第一線のクリエイターたちが結集して作り上げた超大作。振付のマイケル・ピンクはロンドンフェスティバルバレエ(現在のイングリッシュ・ナショナル・バレエ)でダンサーとして活躍後、ミルウォーキー・バレエ団の芸術監督を務め、古典名作バレエの再振付の他、『ピーター・パン』や『ドリアン・グレイ』なども振付けている。NBAバレエ団では2014年に日本初演を果たし、芸術監督久保紘一が第69回文化庁芸術祭舞踊部門新人賞を受賞した。今回は再演を望む声に応え、8月の全幕上演に先駆けプレビュー公演として第一幕を上演する。また、2月15日(土)14:00と16日(日)14:00の公演では、主役のドラキュラ役に英国ロイヤル・バレエ団よりプリンシパルの平野亮一をゲストに迎える。

平野亮一

平野亮一

『狼男』の振付は、NBAバレエ団『海賊』、久保紘一版『白鳥の湖』などの振付も手掛けているの若手振付家であり、バレエダンサーでもある宝満直也。2016年オン・ステージ新聞若手振付家ベスト1を受賞し、2017年には新国立劇場バレエ団からNBAバレエ団に移籍。舞台で活躍する傍ら、振付家としても数多くの作品を発表し、高い評価を得ている 2月15日(土)18:00の回ではドラキュラ役も演じる。

宝満直也

宝満直也

公演情報

NBAバレエ団『ホラーナイト』
 
【公演日】
2020年2月15日(土)開場13:30・開演14:00/開場17:30・開演18:00
2020年2月16日(日)開場13:30・開演14:00
【公演場所】新国立劇場 中劇場
 
【料金】S席 9,000円 A席 7,000円 B席 4,000円
※3歳未満の入場はご遠慮ください。
 
原作:ブラム・ストーカー
作曲:フィリップ・フィーニー
振付:マイケル・ピンク(ドラキュラ)/宝満直也(狼男)
芸術監督・演出:久保紘一
主催:一般財団法人NBAバレエ団
 
■ 「ドラキュラ」あらすじ
弁護士であるジョナサン・ハーカーは、 イギリスに土地を買ったドラキュラ伯爵の契約を成立させるために、 トランシルヴェニアに旅立つことになった。 彼の妻であるミーナ・ハーカーとドクター・ヴァン・ヘルシングが、 見送りのため駅まで来ていたが、 そこに精神病患者であるレンフィールドが通りかかり、 不穏な事件が起こる。
ハーカーがトランシルヴェニアに着くと、 村人たちは生贄を捧げ恐ろしい儀式をしていた。 その日は“All Souls Night”と呼ばれる悪魔の日で、 悪霊たちから村を守るための儀式であった。 その儀式の途中でドラキュラ城からの使者がハーカーを迎えに来る。 一人の村人の女がハーカーにドラキュラ城に行かないようにと、 止めに来る。 彼女は生まれたばかりの赤ん坊を亡くし、 絶望的な悲しみにくれていた。 しかし、 ハーカーはその忠告を聞かずドラキュラのもとへ向かう。
城についたハーカーはドラキュラに歓迎されるが・・・・
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