再起戦無敗同士の対決も…『Krush.112』の第2弾対戦カードが発表

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『Krush.112』は3月28日（土）に後楽園ホールにて開催される

『Krush.112』が3月28日（土）に後楽園ホールで開催される。その第2弾対戦カードが発表された。

注目はウェルター級（-67.5kg）の近藤魁成と山際和希の一戦だ。

近藤は史上初のK-1甲子園連覇を達成。高校生K-1チャンピオンを目標に掲げ、昨年11月には『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ～よこはまつり～』でジョーダン・ピケオーと対戦した。結果は2RKO負けとなり、その夢は潰えたが、今大会で復活のリングに臨む。記者会見では「2019年はノビノビと戦っていなかった。2020年は自分らしく活き活きと戦って、この試合も勝ちたい」と語っている。

一方の山際は、46戦と豊富なキャリアを誇るベテラン。昨年9月には『Krush.105』に出場し、スーパー・ライト級で松本篤人に判定負けを喫している。今回は同対戦以来のKrush参戦で、ウェルター級に階級を戻しての再起戦となる。

対戦相手の近藤については、「木村選手やピケオー選手といった強い選手にも渡り合っている。少ないキャリアで本当に凄い」と評価。この試合のオファーを「（現ウェルター級王者の）木村"フィリップ"ミノル選手とのオファーが来た時以来の衝撃」と語り、意気込みを示したうえで「2019年は本当にたくさんの失敗をして遠回りしたが、決して無駄にはなってない。その気持ちを全部ぶつけたい」と意欲を見せた。

[Krushウェルター級/3分3R・延長1R]
近藤魁成（大成会館）
vs
山際和希（谷山ジム）

近藤魁成（大成会館） vs 山際和希（谷山ジム）

スーパー・フェザー級では、山本直樹と佐野天馬が対戦する。

昨年12月にレオナ・ぺタスの持つベルトに挑み、KO負けを喫した山本。そして、昨年11月の新美貴士との一戦で、計量オーバーの末に判定負けした佐野。この試合は両者にとっての雪辱戦となる。

山本は「自分はもらわずに倒すのが武器。今回の試合では倒すところは倒しにいって、あとはもらわずに完封する。これからどんどん試合をして、またベルトに近づけるようにやっていきたい」とコメント。対する佐野は「前回計量オーバーしてしまった反省を踏まえ、前に進みたいなと思って階級を上げた。色んな人に感謝し、試合では良いパフォーマンスが出来たら」と前向きな姿勢を見せている。

[Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
山本直樹（優弥道場）
vs
佐野天馬（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）

山本直樹（優弥道場） vs 佐野天馬（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）

K-1チャンピオンとなった江川優生がベルトを返上し、空位となったフェザー級では、伊澤波人と斗麗が激突する。

若干16歳でKrushデビューを飾り、以降4連勝中の斗麗。対戦する伊澤については「フェザー級で引きずり下ろさなあかん1人。叩き潰します」と豪語した。一方の伊澤は「僕も10代の時に9戦目まで無敗だったが、10戦目で負けて良い経験が出来た。今回は僕が斗麗選手の無敗記録を止めさせてもらう」と余裕の姿勢で語っている。

[Krushフェザー級/3分3R・延長1R]
伊澤波人（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
vs
斗麗（WIZARDキックボクシングジム）