『東京・春・音楽祭2020』3/15までの3公演を無観客ライブ・ストリーミング配信（無料）のみでの実施が決定

 

2020年3月13日（金）～4月18日（土）まで東京文化会館をはじめ上野公園一帯にて開催が予定されていた『東京・春・音楽祭2020』について、新型コロナウイルス感染症対策本部による基本方針発表を受け、3月15日（日）までに開催を予定していた以下3公演について、無観客ライブ・ストリーミング配信（無料）のみで実施することが決定した。（※該当公演の開演時刻より開始／視聴リンクは、公演当日に音楽祭公式サイトにて）

・林 美智子（メゾ・ソプラノ）& 与儀 巧（テノール）にほんの歌を集めて
2020年3月14日（土）15:00 旧東京音楽学校奏楽堂

・The Ninth Wave - Ode to Nature 目で聴き、耳で視る『ベートーヴェン』
2020年3月14日（土）18:00 東京文化会館 小ホール

・ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽
2020年3月15日（日）16:00 東京文化会館 小ホール
※なお3月16日（月）ザ・フェニックスホール（大阪）での公演は予定通り行います。お問合せ：コジマ・コンサートマネジメント 0570-00-8255

該当公演の購入者には払い戻しを予定しており、払い戻し方法は追って音楽祭の公式サイト等で発表されるという。同音楽祭実行委員会は、今回の決定にあたり「音楽家たちは、たとえ観客のいない音楽会でも、その先に感じる多くのお客様へ届ける想いをもって演奏し、私たちスタッフも音楽家とお客様をつなぐための努力を行います」としている。

なお、同音楽祭では3月6日（金）〜3月15日（日）まで予定していた 『リッカルド・ムーティ イタリア・オペラ・アカデミー in 東京』の開催延期が先月28日にすでに発表されている。また、3月17日（火）以降の公演については、現段階では実施する方向で準備を行っているが、今後の状況をみて直前に変更される場合もあるとしている。最新情報は、公式サイトやSNS等で確認してほしい。