『TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM』出演日別ラインナップを発表 挾間美帆 m_unitのゲストにリオーネル・ルエケの出演が決定

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2020.5.22
TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM

TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM

5月23日(土)・24日(日)20〜22時(予定)に配信される『TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM』の出演日別ラインナップがオフィシャルサイトで発表された。

また、挾間美帆 m_unitのゲストにリオーネル・ルエケの出演が決定。ハービー・ハンコックの傑作「処女航海」よりメドレーで演奏するという。あわせて、挾間美帆からのメッセージ「ハービーハンコックの80歳に寄せて」が公開となった。

ハービーハンコックの80歳に寄せて --- 挾間美帆

私には、世界中に「憧れて会いたいけれど実際に会ったら号泣してしまうかも」 と思える人物が、数名います。自分の人生に多大、多大すぎる影響を与えてくれたことに感動と感謝でいっぱいになってしまいそうなのです。
ハービー・ハンコックは、私にとって、そんな人物のひとりです。
音感を習得した7歳児が、CDを聴いてまるまる覚え、歌詞もないのに音名(ドレミ) で歌った大好きなピアノの演奏。その頃はそれが即興演奏であることも知らず、 本能的に「このかっこよさを熱唱したい!」という気持ちだけでその曲を何度も何度もかけたものです。そのアドリブ演奏こそ、若きハービーでした。
10代を終えることへのあまりの恐怖に泣いていた私が二十歳の誕生日を迎える瞬 間に聴こうと選んだ曲も、ハービーのアルバムでした。人生だけでなく音楽人生にとっても、大きな要となっています。
今年東京JAZZのステージで会える!と知ったときには、飛び上がって踊るほど 嬉しいと同時に、会ったら喋ることなんて絶対できない、と震えあがったことを思い出します。残念ながら、夢はまた夢になってしまいましたが、世界で一番憧れる ピアニストの80歳をお祝いしたい気持ちはとても強く、わたしのジャズ室内楽団 m_unitと一緒に、お祝いビデオを作ることにしました。
ハービーの傑作アルバム「処女航海」。アルバム全体で1つの物語になっている コンセプト、作曲と演奏のクオリティだけでなく、私の名前“美帆”は航海をモチ ーフに名付けられたこともあって、このアルバムは私にとってとても特別な存在 です。今回は、このアルバムから代表曲をメドレーで演奏します。
せっかくのお祝いなので、賑やかに、楽しく、心を込めて創りたいと思います。 どうぞご期待ください!

挾間美帆


なお、演出の都合上、タイムテーブルの事前発表は予定されていないとのこと。

配信情報

TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM 
 
2020年5月23日(土)、24日(日)
両日 20:00〜22:00 ※予定
東京JAZZ公式YouTubeチャンネルにて無料配信
 
●出演アーティスト:
上原ひろみ、HZETTRIO、Ovall×RuriMatsumura、Ovall×Gotch、小曽根真 featuring No Name Horses、小田朋美×中山晃子 、 川口千里、ゴーゴー・ペンギン、Still Dreaming with ジョシュア・レッドマン、ロン・マイルス、スコット・コリー & デイヴ・キング、 チック・コリア、ティグラン・ハマシアン、ディマシュ・クダイベルゲン、デヴィッド・サンボーン、 TRI4TH、チャイナ・モーゼス、挾間美帆 m_unit surprising guest リオーネル・ルエケ、 バルトロメイ・ビットマン、平原綾香、日野皓正、fox capture plan、ボブ・ジェームス、 マイケル・リーグ、マンハッタン・トランスファー、ミシェル・カミロ、ミシェル・ンデゲオチェロ、 やのとあがつま(矢野顕子&上妻宏光)、ラリー・カールトン、リー・リトナー、 ロベルト・フォンセカ、ダナイ・スアレス
ほか
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