世田谷パブリックシアター、 MANSAI ◉ 解体新書『5W1H』 パフォーマンスダイジェスト映像を公開

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2020.5.28
MANSAI ◉ 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』 photo by Suguru Saito

MANSAI ◉ 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』 photo by Suguru Saito

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世田谷パブリックシアターでは、映像配信のラストとして、2019年上演のMANSAI ◉ 解体新書  その参拾 特別版『5W1H』の映像を、2020年5月29日(金)0:00より、YouTube 世田谷パブリックシアターチャンネル、世田谷パブリックシアターHPにて公開することを発表した。

MANSAI ◉ 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』 by Suguru Saito

MANSAI ◉ 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』 by Suguru Saito

「MANSAI ◉ 解体新書」は、世田谷パブリックシアター芸術監督の野村萬斎が、企画・構成・演出・出演を手掛けた人気シリーズ。配信は、シリーズ30回目を記念するパフォーマンス&トークの特別版から、パフォーマンス『5W1H』のダイジェスト映像となり、期限なしで公開される。真鍋大度+石橋素+ライゾマティクスリサーチをビジュアルデザイン・テクニカルディレクションに招き立ち上げた、デジタルとアナログの化学反応を自宅で楽しもう。
なお、過去に上演された芸術監督企画より『唐人相撲』『鏡冠者』『髭櫓カケリ入』の映像も期間限定で配信されている。

『5W1H』(左から)真鍋大度、野村萬斎、石橋素

『5W1H』(左から)真鍋大度、野村萬斎、石橋素

パフォーマンス『5W1H』とは

When=何時、Where=何処で、Who=何人が、What=何を、Why=何故、How=如何にして、といった6項目(六何の法則)は、それぞれの英単語の頭文字をとって「5W1H」と形式化されます。人間の行動要素を「5W1H」と記号化することで、人間のプリミティブなパフォーマンスを表現し、そこから“生きている人間”を実感していくという試みです。人間の身体行動・行動様式は数値化できる。数式により可視化された人間の“ある行動”を数学的思考(デジタル的世界観)で紐解くのと同時に、身体的思考(アナログ的世界観)でも捉えてみるのが今回のパフォーマンスです。

MANSAI ◉ 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』 by Suguru Saito

MANSAI ◉ 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』 by Suguru Saito

MANSAI ◉ 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』 by Suguru Saito

MANSAI ◉ 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』 by Suguru Saito

『5W1H』の見どころ  野村萬斎(企画・構成・演出・出演)

この公演の見どころは、アナログとデジタルが正面からぶつかり合って人間存在に揺らぎを与えるというところにあるかと思います。「最新テクノロジーと伝統的身体感」その共存からこそ生み出される、全く見たことのない新しいパフォーマンスが皆さんも体感できる作品かと思います。今はSNSで名前を変えて違う人格になったりする事は皆さん慣れているけど、場所という次元を変えたり、時間という次元を変えたり、自己存在に浮遊感を与える、そういう貴重な体験ができると思います。これからの新しいパフォーマンスはやっぱり、世田谷パブリックシアターから生まれるのだと実感できる公演だと思います。今を逃さず、ぜひご覧になっていただきたいと思います。

配信情報

MANSAI ◉ 解体新書  その参拾 特別版『5W1H』パフォーマンス
 
配信日程:2020年5月29日(金)0:00~ (公開期限なし)
配信:
YouTube世田谷パブリックシアターチャンネル
https://www.youtube.com/user/SetagayaPT
世田谷パブリックシアターHP
https://setagaya-pt.jp/
 
企画・構成・演出・出演:野村萬斎
ビジュアルデザイン・テクニカルディレクション:真鍋大度+石橋素+ライゾマティクスリサーチ
出演:大槻裕一 万作の会

▼その他の配信映像 
※3作品は全て6月5日(金)までの期間限定配信
20周年記念公演 『唐人相撲』(2017年)…5月15日(金)より公開中
狂言劇場その弐『鏡冠者』(2005年)…5月22日(金)より公開中
狂言劇場その弐『髭櫓カケリ入』 (2005 年)…5月29日(金)から公開予定

世田谷パブリックシアター公式
twitter SetagayaTheatre
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