世紀の名歌手プラシド・ドミンゴ、ピアノ・ガイズと初共演!最新映像「きよしこの夜」公開。
プラシド・ドミンゴ 『マイ・クリスマス』
世界に響き渡る清らかな響き!
3大テノールの1人として知られる世紀の名歌手プラシド・ドミンゴの最新映像が到着した。ピアノ・ガイズと初共演した「きよしこの夜」のミュージック・ビデオだ。この曲は,11月に世界発売された最新作『マイ・クリスマス』からのナンバー。アルバムにはイディナ・メンゼルやヘイリー等豪華ゲストを迎え、ホリデー・シーズンにぴったりの聖夜を祝う旋律を収録している。そして唯一、インスト界からゲストとして迎えられたピアノ・ガイズと初共演になる注目の1曲が感謝祭も明けたタイミングで公開されることとなった。
ピアノ・ガイズはピアニスト、チェリスト、映像クリエイター、音楽プロデューサーからなるアメリカのクリエイター集団で、来日歴もある注目のユニット。新曲が完成するたびに公開されるアイディア溢れたミュージック・ビデオが世界的な話題となり、YouTube の総動画再生回数は7億回を上回る。“動画サイトの巨匠”とも言われるピアノ・ガイズが初めてオペラ界の巨匠プラシド・ドミンゴと共演するということで、ジャンルを超えた幅広い層のファンからミュージック・ビデオの完成が待ち望まれていた。
今回公開された最新映像は、静謐な教会の中央で、チェロのスティーヴンとピアノのジョンに囲まれたドミンゴがしっとりと歌い上げる様子を丁寧に追っている。息遣いまでも聴こえてきそうなカメラ・ワークで、現代最高の歌手ドミンゴ渾身のパフォーマンスが臨場感たっぷりに楽しめるのに加え、少年少女合唱団の清らかなハーモニーがキャンドルの灯と共に浮かびがってくる。従来のピアノ・ガイズに見られるダイナミックな映像のタッチとは全く異なる、まさにクリスマスに家族や親しい友人たちと聴きたいインティメイトな仕上がりとなっている。実はこのクリスマス・アルバムは、今年この世を去ったドミンゴ最愛の妹との想い出に捧げられており、そんなドミンゴの心情を映し出しているのかもしれない。撮影場所はセント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂で、ニューヨークのマンハッタン北部に位置する19世紀末に建てられた由緒ある教会だ。来年1月には75歳になるとは思えない、現役オペラ歌手のドミンゴの人生の年輪を感じさせる極上の歌声とともに心華やぐクリスマスのひとときを楽しんでほしい。
この最新アルバムには、ゲストとしてワールド・ワイドで活躍する話題の実力派ばかりがクレジットに名を連ねている。『アナと雪の女王』(2013)の主題歌「レット・イット・ゴー」でアカデミー賞を受賞したイディナ・メンゼル、透明なピュア・ヴォイスが魅力のヘイリーとジャッキー・エヴァンコ等が参加。フランスとドイツからは国民的人気歌手のヴァンサン・ニクロとヘレン・フィッシャーを迎え、まさに国籍、世代を越えた共演が楽しめる内容となっている。作曲家でもある息子プラシド・ドミンゴ・ジュニアとのデュエットを披露しており、クリスマスにふさわしい心温まる親子ならではのハーモニーを聴かせているのもファンには嬉しいサプライズだ。一方、モーツァルトの名曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ではオーケストラ・サウンドとあいまって天空から降り注ぐ光のように崇高なドミンゴの独唱に、オペラ・ファンならずとも圧倒されるはず。
ドミンゴは社会現象にもなった最強ユニット“3大テノール”や、1992年から2000年まで開催されていたクリスマス・ライヴ・シリーズ<クリスマス・イン・ウィーン>でダイアナ・ロス、ディオンヌ・ワーウィック、トニー・ベネット、シャルル・アズナヴール等とジャンルを超えたアーティストたちとの共演で毎年新たなファンを増やし続けてきた。現代最高の歌手プラシド・ドミンゴがジャンルを超越して全世界に解き放つこの聖夜を祝う至福のハーモニーは これからも世代をこえて聴き継がれていくに違いない。
<プラシド・ドミンゴ>
1941年スペイン生まれ。75歳を目前に、今も現役オペラ歌手としてステージに立つ。指揮者や音楽監督としても世界の劇場で活躍を続ける。ドミンゴがこれまで録音したアルバムは100枚以上、グラミー賞12回受賞している。近年はテノールだけでなくバリトンにも挑戦し、舞台で歌った役は140を超す。90年代にはルチアーノ・パヴァロッティ、ホセ・カレーラスと共に“3大テノール”の1人として活躍し、ジャンルを超えて一世を風靡した。1999年、3大テノール最初で最後のクリスマス・アルバムをリリースしベスト・セラーとなった。2011年 プラシド・ドミンゴはソニー・クラシカルと専属契約を締結。年に1度のペースでアルバムを発表しており これまで3枚(『ソングス』、『ヴェルディ』,『地中海の歌』)発表している。
プラシド・ドミンゴ
<ピアノ・ガイズ>
2011年にアメリカのユタ州で結成。従来のギター、ベース、ドラム、キーボードといった「バンド形式」の集まりではなく、ピアニスト、チェリスト、映像クリエイター、音楽プロデューサーという既成概念を覆した構成の4人組。彼らがデビューのきっかけをつかんだのはオーディション番組等華やかなものではなく、自ら演奏・レコーディング・映像撮影を全て手掛け、YouTube、TwitterやFacebookなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を駆使して自らの力で話題を起こした新世代型のクリエイター集団なのだ。ちなみにユニット名は、メンバーのポール・アンダーソンが故郷ユタ州セント・ジョージで経営していたピアノ楽器店「The Piano Guys」に由来する。最新アルバム 「ピアノ・ガイズ ライヴ!」(SICP4598-9)が発売中。日本初回生産盤は全米ビルボード・チャートNo.1(クラシック、ニュー・エイジの2部門)を獲得した「ファミリー・クリスマス(日本未発売)」も付いた、豪華3枚組仕様となっている。
ピアノ・ガイズ
(以上「ソニーミュージック」リリースより)
日本盤ボーナス・トラック1曲収録
品番 CD:SICP4570
定価 2400+税
1 メリー・リトル・クリスマス with ヴァンサン・ニクロ
2 ガーディアン・エンジェルズ with イディナ・メンゼル
3 きよしこの夜 with ピアノ・ガイズ
4 御使いうたいて with ヘレン・フィッシャー
5 たがいに喜び with LAオペラ 若手芸術家プログラムのメンバー
6 天にはさかえ
7 ピエ・イエズ(レクイエムより)with ジャッキー・エヴァンコ
8 天の星よ
9 ラヴィング・クリスマス・ウィズ・ユー with ヘイリー
10 天なる神には
11 ホワイト・クリスマス with プラシド・ドミンゴJr.
12 アヴェ・ヴェルム・コルプス
13 フェリス・ナビダッド with バンダ・エル・レコド
<ボーナス・トラック>
14 ガーディアン・エンジェルズ with ジャッキー・エヴァンコ
演奏:
ユージン・コーン指揮(②⑤-⑭) サリー・ハーバート指揮(①)
チェコ・ナショナル交響楽団(①②⑤-⑭)同合唱団(⑤-⑧⑩⑫⑬)
リチャード・バルコム指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(④)