劇団「地蔵中毒」がYouTube公式チャンネル開設、ドキュメンタリー作品で劇団の裏側を初公開

劇団「地蔵中毒」は、公式YouTubeチャンネル「地蔵中毒の『恥骨船』」を2020年8月8日（土）12:00より開設する。チャンネル開設に際しては、第一弾の記念動画作品として「劇団「地蔵中毒」公演中止ドキュメンタリー」を3回に分けて無料公開する。

「劇団「地蔵中毒」公演中止ドキュメンタリー」より

配信されるドキュメンタリー映像作品は、2020年5月に予定されていた第12回公演「おめかし、鉄下駄、総本山～削ればカビも大丈夫～」がコロナ禍の影響により公演中止に至るまでの経緯を綴ったたもので、その時メンバーは何を思っていたのか、また公演中止の発表までに劇団内に何が起きていたのかなど、これまで決して明かされることのなかった「地蔵中毒」の裏側を初公開するという。本作品より後の動画投稿については現時点で未定とのことだが、生配信番組なども検討していきたいとのこと。

「劇団「地蔵中毒」公演中止ドキュメンタリー」より

劇団「地蔵中毒」は2014年、主宰の大谷皿屋敷を中心に東京で結成。現在まで11本の本公演に加え、多数の関連公演をおこなってきた。今年6月17日にはテレビ東京のお宅訪問ドキュメントバラエティ「家、ついて行ってイイですか？」で大谷の住居（ゴミ屋敷）が紹介され、お茶の間に衝撃を与えると同時に、彼と「地蔵中毒」の名を広く世に知らしめる効果をもたらした。また、7月11日に株式会社キューブにより配信された『PRE AFTER CORONA SHOW』（構成・総合演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ）において大谷の名が脚本協力にクレジットされた。さらに、本記事公開日8月8日（土）の21:00より、松尾スズキのメルマガ会員向けに限定配信されるリモート飲み会『スナック松尾』に、大谷がゲスト出演することも決定している。一方、劇団の舞台活動としては、8月下旬のユーロライブ「テアトロコント vol.46 渋谷コントセンター月例公演」への出演が決まっており、コロナ禍でも旺盛に活動を続けている。

「劇団「地蔵中毒」公演中止ドキュメンタリー」より

以下、SPICEに届いた主宰・大谷のコメントを紹介する。 

劇団「地蔵中毒」（2020年2月@ユーロライブ「地蔵中毒寄席」より） （撮影：塚田史香）