“米寿”を迎えた女優・岸惠子スペシャルトークショー 『岸惠子 いまを生きる』10月に開催が決定 本人コメントが到着

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舞台
2020.8.11
岸惠子  (C)山下郁夫

岸惠子  (C)山下郁夫


2020年10月3日(土)新宿文化センター大ホールを皮切りに、女優・岸惠子のトークショー『岸惠子 いまを生きる』が開催される。

毎年恒例となったトークショーでは、 国際女優として長きに渡って世界を見つめ続けてきた岸が、一人語りのスタイルで大きく変わりゆく世界のことや私たちの生活に直結する身近な話題について語り尽くす。米寿を迎えても尚、精力的に活動を続ける岸の単独ライブトークショーに注目したい。

岸惠子コメント

人生100年という恐ろしい時代になりました。私は、医学や科学が大進歩でもしなければ、今現在の人間に、たった独りで100年という長い時間を生き抜く力はないと思うのです。 稀有な人もいるし、家族に支えられる幸せな人もいるでしょう。長寿をどう生きるか、それは人それぞれの今をどう生きるか、の覚悟と力だと思います。たった1つしかない家族が地球の向こう側にいる私には抱えきれないストレスがありいつも何かと闘っています。

私は人生の勝ち組ではない。負けて勝ちをとる技をどこかで拾ったのです。そんなお話をしてみたいと思います。コロナ問題のさなかで・・・。                         

公演情報

『岸惠子 いまを生きる』
 
■公演期間   ※開場は開演の60分前
2020年
10/3(土)13:00 新宿文化センター 大ホール(東京)
10/4(日)13:00 新宿文化センター 大ホール(東京)
10/10(土)13:00 相模女子大学グリーンホール(神奈川)
10/11(日)13:00 川口リリア大ホール(埼玉)
10/14(水)13:00 オリンパスホール八王子(東京)
10/18(日)13:00 なかのZERO大ホール(東京)
10/24(土)13:00 習志野文化ホール(千葉)
10/26(月)13:00 神奈川県民ホール 大ホール(神奈川)
 
料金: 前売 4,800円 / 当日 5,000円(全席指定/税込)
※上演時間は約60分。 ※未就学児入場不可
※会場内ではマスクの着用を必須とさせていただきます。 必ずご持参ください。
※新型コロナウイルス感染防止対策のため、 購入された席位置から隣に移動して頂き、
お席の間隔を確保した上でご観劇頂く場合がございます。
一般発売: 2020年9月5日(土)AM10:00~ ※8月12日(水)から先行販売開始予定。
お問い合せ: サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
 
■企画・構成・出演:岸惠子 
■ヘアメイク:石田 伸(アーツ) 
■装花:小野寺千絵(mermelo)
■制作:スペースポンド 
■協力:MY Promotion 
■主催 :サンライズプロモーション東京 
■後援 :ニッポン放送、 TBSラジオ
 
●岸 惠子 プロフィール
女優・作家。 横浜市出身。 1951年公開の「我が家は楽し」で映画デビュー。 「女の園」、 「君の名は」三部作が大ヒットし、 「亡命記」で東南アジア映画祭最優秀女優主演賞を受賞した。
24歳で結婚のため渡仏し、 仏語・仏文化の専門校「アリアンス・フランセーズ」卒業後、 ソルボンヌ大學にも進学している。 その後、 「おとうと」(ブルーリボン主演女優賞、 毎日映画コンクール女優主演賞受賞)「黒い10人の女」「約束」「細雪」「かあちゃん」(日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞)など、 多数の映画に出演している。
「細雪」撮影の合間に書いた初めてのエッセイ『巴里の空はあかね雲』(文芸大賞エッセイ賞受賞)を皮切りに、 NHK衛星放送初代キャスターでイスラエルのシャミール首相インタビューなどの体験から『ベラルーシの林檎』を執筆(日本エッセイストクラブ賞受賞)。 その後も数々のエッセイを出版している。 また、 小説『風が見ていた』『わりなき恋』『愛のかたち』を発表し、 作家としても活躍している。 近著はエッセイ集『孤独という道づれ』。 さらに今年日本経済新聞に連載された『私の履歴書』は多くの読者の感動を呼んだ。 2004年旭日小綬章、 2011年にはフランス共和国政府より芸術文化勲章コマンドールを受章している。 2021年春に新たな著作を発売予定。
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