ウィリアム・フォークナー原作『響きと怒り』を女性主軸の視点から再構築 女優 万里紗が作・演出・出演を担う 『詩劇 響きと怒り』上演 配信公演も決定

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2021.2.3
『詩劇 響きと怒り』

『詩劇 響きと怒り』


万里紗とノミヤのプロジェクト『詩劇 響きと怒り』が、2021年2月11日(祝・木)より東京・ SUBTERRANEAN にて初日を迎える。

同企画は、女優・万里紗と詩人・野宮有姫(企画団体シックスペース主宰、青年団 演出部 )によるプロジェクト。2020 年、コロナ禍において演劇の「広場性」が失われかけるという 事態を受け 、演劇創作過程をオンラインなどで公開し、「誰でも出入りOK」の場を作ることで、コロナ禍における演劇の在り方を模索してきた。

オンライン上での「語らい」や、上演作品の素材を生むためのインクルーシヴな WS「ふれ合い」等のプロセスを発信し、いよいよ、上演の形でみなさまに作品を上演する。

ウィリアム・フォークナー著の『響きと怒り』を大胆にアレンジした『詩劇 響きと怒り』。 1929年に出版された原作『響きと怒り』では詳しく描かれていない、ヒロイン・キャディ とその娘ミス・クエンティンの視点の物語を、女優・万里紗自身の「女性」「知的障害者の姉」といった当事者性を交え描きだす。 作品を彩る、中澤ナオ作曲・野宮有姫作詞の劇中歌の数々にも期待が高まる。

東京公演は、都内の感染者拡大を受け、上演を昼公演のみに縮小し、 配信公演の上映を決定した。配信はツイキャスでの「プロジェクト応援」 投げ銭つきと、「観劇三昧」サブスク配信の2通りで観ることができる。

公演情報

『詩劇 響きと怒り』
 
 【東京公演】
2021年2月11日(木)~14日(日)
会場:SUBTERRANIEAN
 
【長野・軽井沢公演】
2021年5月1日(土)~5月2日(日)
会場:信濃追分文化磁場油や
 
【福島・西会津公演】
2021年5月8日(土)~9日(日)
会場:西会津国際芸術村NIAV
 
【配信公演】※千穐楽後、上演記録動画の配信。生配信ではありません。
A.【ツイキャス先行配信】プロジェクト応援 東京公演のアーカイブと特典映像の配信
◆配信日:2021年2月28日(日)20:00~ アーカイブ視聴:2021年3月14日(日)まで
B.「観劇三昧」サブスク配信
◆配信日:3月下旬~5月9日(日)まで
配信公演予約は、公式HPにて近日受付を開始する。
 
原作 ウィリアム・フォークナー
演出・上演台本・出演 万里紗
発案 グース仁
ドラマトゥルク・作詞・他 野宮有姫
映像・音楽・出演 中澤ナオ
 
■「万里紗とノミヤのプロジェクト詩劇響きと怒り」公式サイト
■各種SNS
@hibikitoikari
■お問い合わせ先
marissatonomiyapjt@gmail.com
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