「K'FESTA.4 Day.2」3.28武道館 中村拓己プロデューサーが大会を総括「武尊選手とレオナ選手だったからこそ最高のタイトルマッチだった」<「K'FESTA.4 Day.2」一夜明け会見>

レポート
スポーツ
2021.3.30
  (C)K-1

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3月29日(月)「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K'FESTA.4 Day.2~」の一夜明け会見が行われた。

会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーは「昨日の大会はK-1 JAPAN GROUPとして初の日本武道館大会で前売りも早い段階で全席完売となり、座席数は制限されたなかですが満員の会場で大会を行うことができました。生中継していただいたABEMAさんからもK-1中継として過去最高の数字だったと報告もあり“K-1年間最大のビッグマッチ”に相応しい大会だったと思います」と大会全体を総括。試合内容については以下のように語った。

「今回もプレリミナリーファイトと本戦合わせて23試合中14試合がKO決着になり、前日会見でもお話ししたようにK-1=KOを目指して戦う競技というものを見せられたと思います。昨日は2度の休憩があり、3部構成で大会を行いました。

第1部ではアビラル・ヒマラヤン・チーター選手とMIKE JOE選手がKO勝利しました。ともに木村“フィリップ”ミノル選手との対戦をアピールしており、ここからまた新しいストーリーが始まると思います。第2部では日本人対決に加えて、日本人vsタイ人というカードを組んで、また新しいK-1の一面を見せられたと思います。

第3部では城戸康裕選手と松下大紀選手の試合で幕開けで、先に松下選手がダウンを奪い、城戸選手が逆転KO勝利となり、重量級でも激しい試合が続きました。シナ・カリミアン選手とK-Jee選手のタイトルマッチはカリミアン選手が逆転KO勝ちで王座奪還となり、カリミアン選手の試合後の涙を見てもベルトへの執念を感じる試合でした。

武尊選手とレオナ・ペタス選手のタイトルマッチ。まずこの試合は自分の実力と結果で武尊選手への挑戦権を勝ち取ったレオナ選手だからこその緊張感がある試合だったと思います。そしてそのレオナ選手に勝った武尊選手は色んなものを背負って戦っていて、その覚悟が試合に出たのではないかと思います。武尊選手とレオナ選手だからこそできた最高のタイトルマッチだったと思います。

そして昨日は那須川天心選手が来場し、武尊選手とレオナ選手の試合を観戦しました。昨日はRISEさんの後楽園大会が行われている中での来場で、RISE関係者の皆様には感謝しております。武尊選手と那須川選手の試合については、まず昨日の試合がどうなるかが一番でした。一夜明けてこれから色々と調整したいと思っています。なので現時点では皆さんに報告できることは何もありません。これから決定事項があればみなさまに報告しますので、その時をお待ちください」(中村拓己)

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