新ブランド『RIZIN LANDMARK』始動！ 10/2の第一弾メインは朝倉未来vs萩原京平

『RIZIN LANDMARK vol.1』が10月2日（土）に開催される。

『RIZIN LANDMARK』は配信をメインとしたRIZINの新ブランドで、大会の模様はU-NEXTで独占配信される。コロナ禍でのイベント開催規制対策として企画されており、PPVに特化された。

第1弾『RIZIN LANDMARK vol.1』では、メインとして朝倉未来と萩原京平のマッチをメイク。そのほかバンタム級2試合の対戦が発表された。

■『RIZIN LANDMARK vol.1』対戦カード

RIZIN MMAルール：5分3R（68.0kg）
朝倉未来 vs. 萩原京平

RIZIN MMAルール：5分3R（61.0kg）
今成正和 vs. 春日井“寒天”たけし

RIZIN MMAルール：5分3R（61.0kg）
渡部修斗 vs. 伊藤空也

8月21日に行われた記者会見では、榊原信行CEO、U-NEXT代表取締役社長の堤天心氏に加え、メインに抜擢された朝倉未来と萩原京平が登場した。

6月の東京ドーム大会での手痛い敗戦からの復帰戦となる朝倉未来は、「（対戦相手の）実力はあんまりないと思うのですが、対戦カード自体は面白いので盛り上がると思うので、楽しんでいただけたら」と萩原との格の違いをアピール。

一方、以前より朝倉未来との対戦を熱望していた萩原は、「今回正式に試合が決まって、相手もずっとやりたかった朝倉未来選手でワクワクしています」と話した。

しかし、朝倉が10月末にイベントを控えていることについては、「すげぇ舐められてるなって腹立ったし、俺がフルボッコにして引導を渡してやろうかと思います」と怒りを見せた。「俺と試合して無事に帰れると思うなよ。試合当日はどちらかが倒れるまで殴り合いしましょう！」と、朝倉を挑発している。

それに対して、朝倉は「やってみれば分かるんじゃないですか」と一蹴。「圧勝しますよ。圧勝しないとダメなレベルの相手」と淡々と答えるなど、終始余裕を見せた会見となった。

今大会で対戦が決まっている4選手のコメントは以下のとおり。

今成正和
「前回の瀧澤戦ではやりたいことが出来なかったので、次こそ足を極めたいと思います」

春日井“寒天”たけし
「今成正和選手と戦わせていたけることは、僕のキャリアにとってとても光栄なことです。僕のすべてを今成選手にぶつけます。応援のほどよろしくお願いいたします！」

渡部修斗
「新しく始まるシリーズのRIZINに呼んでいただき、大会関係者様の皆様に感謝しています。前回負けてもういいかな、と思いましたが格闘技がやっぱり好きなんだなと実感し、ただ純粋に強くなりたいとの思いだけで前回から練習してきました。過去3回RIZINに出場させていただき、田丸選手には勝ちましたが、朝倉海選手、井上選手とトップの二人に負けてしまい、自分のことを弱いと言われる声がたくさん聞こえるようになりました。正直とても悔しいですし、応援してくださった方に申し訳ないです。

今回、金太郎選手と互角に戦った伊藤空也選手と試合できることが決まり、しっかり勝って自分の実力を証明したいと思います。伊藤選手が強い選手であることは承知してますが、しっかり実力を見せて勝ちたいと思いますしその準備をします。当日はご観戦をお楽しみにください！」

伊藤空也
「このたびは、RIZINスタジオマッチの試合を組んでいただきありがとうございます！渡部選手のタックルは全部切って、バチバチの打撃で彼がもう嫌だとあきらめるまでストーキングします。RIZINファンの皆様、楽しみにしていてください！」

U-NEXTは月会費を払うサブスクリプション型の映像配信が主体だが、今回は視聴料を払うPPV形式となる予定。詳細は決まり次第発表されるという。

榊原CEOは「スタジオマッチはRIZINの今年の目標の一つ、コロナ禍の中で生きていくための新しいチャレンジ」と話し、新シリーズ『RIZIN LANDMARK』への期待を滲ませる。10月2日の結果次第では、観客を入れたナンバーシリーズとの2本柱にしたい考えも示した。