“吹奏楽の神様” アルフレッド・リード生誕100年記念　『リード！リード！！リード！！！』が開催

2021年11月20日（土）に『～アルフレッド・リード生誕100年記念～リード! リード!! リード!!!』が 東京オペラシティ・コンサートホールにて開催される。

「吹奏楽の神様」や「吹奏楽の父」と称されるアルフレッド・リード （1921～2005）は、吹奏楽の分野で（マーチング・バンドの作品まで含めると）250曲近くの作品を残したアメリカの作曲家。吹奏楽でオリジナリティ溢れる音楽を作り出し、人気の作曲家となった彼の作品の中でも、「アルメニアン・ダンス」や全日本吹奏楽コンクールの課題曲となった「音楽祭のプレリュード」は、吹奏楽の古典的名曲として愛されている。日本との縁も深く、1985年を皮切りに毎年来日し、プロ・アマ吹奏楽団の客演指揮やクリニックでの指導を担い、日本の吹奏楽発展に多大なる貢献と影響を与えた。2005年に世界中の吹奏楽ファンに惜しまれつつ84才でその生涯を閉じたが、現在もプロ、アマチュアを問わず演奏会のプログラムに取り上げられることが多く、吹奏楽ファンに愛され続けている。

今回のコンサートは、そのアルフレッド・リード生誕100年を記念したもの。演奏は国内屈指のプロの吹奏楽団であるシエナ・ウインド・オーケストラ、指揮は飯森範親。「音楽祭のプレリュード」「パンチネッロ序曲」序曲「春の猟犬」「エル・カミーノ・レアル」「アルメニアン・ダンス」「吹奏楽のための第一組曲：第4楽章 ギャロップ」など人気の高い曲を集めたプログラムとなっている。