美神降臨! 中村祥子がARで踊る2016年カレンダー
「Wacoal 2016 Calendar」
世界的バレリーナ・中村祥子をモデルに起用
世界的なバレリーナ・中村祥子をモデルとして起用した2016年版カレンダーが、11月2日(月)より株式会社ワコールから発売されている。
ワコールは、1946年に塚本幸一が個人事業「和江商事」として創業。当初はアクセサリーを販売していたが、その後1949年より女性向けインナーファッション(下着)を手がけて以来、「世界一の下着メーカー」を目指し、「女性が美しくなることを応援する」商品・ブランドを展開してきた。毎年“女性のからだの美しさ”をテーマにしたカレンダーを企画しているが、2016年には創業70周年を迎えることから、そのモデルとして白羽の矢が立てられたのが、ベルリン国立バレエやハンガリー国立バレエ団でプリンシパルとして活躍してきた世界最高峰のバレリーナ・中村祥子というわけだ。
「Wacoal 2016 Calendar」1月・2月
「Wacoal 2016 Calendar」3月・4月
中村が身に付けているのは、深紅とピンクに彩られたランジェリー。これはワコールのコーポレートカラーだという。1979年11月に誕生したワコールのシンボルマークには2つのコーポレートカラー、「美への挑戦」を象徴するワコール・レッド(深紅)と、女性に「愛される」ことを託したワコール・ローズ(ピンク)で構成されている。今回は、この2色のコーポレートカラーに染められた甘く華やかな素材のオリジナルランジェリーを特別に製作し、鍛え上げられたしなやかなトルソを持つ中村との「美の融合」を目指した。フォトグラファーには、ダンサーやバレリーナの強靭な身体を抑制された美しさで表現することに定評のある吉田多麻希(※「吉」はつちよし)を起用。研ぎ澄まされた肉体を表現した写真は、アート作品としても鑑賞できるほどのクオリティだ。
「Wacoal 2016 Calendar」5月・6月
「Wacoal 2016 Calendar」7月・8月
バレエ界の鬼才・中村恩恵の振付がARで動く
さらに、このカレンダーにはもうひとつの仕掛けが施されている。それは、AR(拡張現実)により全ページが動きだすのだ!
カレンダーにスマートフォンやタブレットをかざすと、それぞれの写真と連動して、コンテンポラリーダンス動画が全ページで展開される。その振付は、バレエ界の鬼才・中村恩恵が担当している。W中村(中村祥子&中村恩恵)の才能がぶつかりあいととともに、二人の初共演も見られるという大変に贅沢なカレンダーになっている。
「Wacoal 2016 Calendar」9月・10月
「Wacoal 2016 Calendar」11月・12月
そして、年明けの2016年1月13日(水)~17日(日)には、東京・青山のスパイラル・エスプラナードにて、写真展『Neo Fusion展』も開催予定。カレンダー未発表作品やダンス映像を紹介するとともに、会場でしか見ることができないオリジナルAR動画も楽しめるという。
『Neo Fusion展』2016年1/13〜17@スパイラル
あくなき美を追求して挑戦するアーティストたちのカレンダーを眺めながら、新年を心豊かに迎えてみてはいかがだろうか?
■希望小売価格:1,200円+税
■カレンダーサイズ:縦620㎜×横515㎜(表紙・イントロページを含む8枚/壁掛けタイプ)
■公式サイト:
(PC) http://www.wacoal.jp/calendar/2016/
(SP) http://www.wacoal.jp/calendar/2016/sp/
※ワコールウェブストア http://store.wacoal.jp/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_CD=LC2016
■日時:2016年1月13日(水)~17日(日) 11:00~20:00
■会場:スパイラル・M2Fエスプラナード 〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
■料金:入場無料
■主催:株式会社ワコール
■協力:SAYATEI
●アーティストプロフィール
中村祥子(Shoko Nakamura)
バレエダンサー。佐賀県生まれ。6歳よりバレエを始める。1996年、ローザンヌ国際バレエ・コンクールでスカラーシップ賞/テレビ視聴者賞を受賞。同年より98年までシュツットガルト・ジョン・クランコ・バレエスクールに留学し、98年、シュツットガルト・バレエ団に研究生として入団。2000年、ウィーン国立歌劇場バレエ団に入団。同年、ルクセンブルク国際バレエ・コンクールで第1位を受賞。2001年に準ソリスト、2002年ソリストに昇格。2003年、ヌレエフ版『白鳥の湖』で主役デビュー。2006年にはライト版『眠れる森の美女』でオーロラ姫を踊っている。2006年8月、ベルリン国立バレエ団に移籍。2007年、プリンシパルに昇格。2013年11月、ハンガリー国立バレエ団にプリンシパルとして移籍。数々の作品で主要な役を踊り、好評を博す。2015年秋より日本に拠点を移して活動を開始。Kバレエ カンパニー ゲスト・プリンシパルとしても活躍。2010年、元ベルリン国立バレエ団プリンシパルのヴィスラフ・デュデックと結婚。2011年、第1子誕生後もバレエダンサーとして復帰し、公私ともにますます輝いている。
<K-BALLET> http://www.k-ballet.co.jp/company
舞踏家・振付家。1988年ローザンヌ国際バレエコンクール・プロフェッショナル賞受賞。フランス・ユースバレエ、アヴィニオンオペラ座、モンテカルロバレエ団を経て、91~99年ネザーランドダンスシアターに所属。退団後はオランダを拠点に活動。00年自作自演ソロ「Dream Window」にて、オランダGolden Theater Prize受賞。01年彩の国さいたま芸術劇場にてイリ. キリアン振付「ブラックバード」上演、ニムラ舞踊賞受賞。07年に日本へ活動の拠点を移し、Noism07「Waltz」(舞踊批評家協会新人賞受賞)、Kバレエカンパニー「黒い花」を発表する等、多くの作品を創作。新国立劇場バレエ団DANCE to the Future 2013では、08年初演の「The Well-Tempered」、新作「Who is “Us”?」を上演。09年に改訂上演した「The Well-Tempered」、「時の庭」を神奈川県民ホール、「Shakespeare THE SONNETS」、「小さな家 UNE PETITE MAISON」を新国立劇場で発表、KAAT神奈川芸術劇場「DEDICATED」シリーズ(首藤康之プロデュース公演)には、「WHITE ROOM」(イリ・キリアン監修・中村恩恵振付・出演)、「出口なし」(白井晃演出)等初演から参加。首藤との創作活動を積極的に行っている。また、キリアン作品のコーチも務め、パリオペラ座をはじめ世界各地のバレエ団や学校の指導にあたる。11年第61回芸術選奨文部科学大臣賞受賞、13年第62回横浜文化賞受賞、15年第31回服部智恵子賞受賞。http://www.sayatei.com
フォトグラファー。神戸生まれ。大阪ビジュアルアーツ卒業後、2002年六本木スタジオ勤務を経て、2004年秦淳司氏に師事。2007年に独立後、Beautyを中心に広告、雑誌等でも活躍。
http://www.no-2.co.jp/
http://www.tamaki-yoshida.com/