松雪泰子と田中要次の出演が決定 神奈川県民ホール、フィリップ・グラス/ロバート・ウィルソン『浜辺のアインシュタイン』
『浜辺のアインシュタイン』
2022年10月8日(土)・9日(日)神奈川県民ホール 大ホールにて、神奈川県民ホール開館50周年記念オペラシリーズ Vol.1 フィリップ・グラス/ロバート・ウィルソン『浜辺のアインシュタイン』が上演される。この度、松雪泰子と田中要次が出演することが決定した。
1975年の開館した神奈川県民ホール。これまで多彩なオペラ上演を続けてきたが、この度、日本を代表する作曲家・ピアニストである一柳慧芸術総監督のもと、2025年の開館50周年を記念して、そこに至るまでの3年間、毎年様々なテーマで革新的な舞台芸術を創造発信する「開館50周年記念オペラシリーズ」を開始する。そして、第1弾となる2022年の公演では、音楽+舞踊をテーマに、オペラ『浜辺のアインシュタイン』を新制作する。
『浜辺のアインシュタイン』はミニマル・ミュージックの大家として現在も精力的な活動を続ける作曲家フィリップ・グラスが、当時気鋭の演出家であったロバート・ウィルソンと共同で創作した現代オペラの金字塔。1976年にフランスでセンセーショナルな初演を果たし、1992年にはアートスフィア(当時)での日本初演も行われた。
平原慎太郎 (C)Hajime Kato
今回の上演では、東京オリンピック2020大会の開会式・閉会式で振付ディレクターを務めた振付家・ダンサーの平原慎太郎を演出・振付に迎え、舞踊と音楽が拮抗する総合舞台芸術の創造を目指す。
キハラ良尚 (C)K.Miura
指揮は、小澤征爾に見いだされた気鋭の指揮者・キハラ良尚。出演は、映像、舞台などで多彩に活躍する松雪泰子と田中要次、Kバレエカンパニー名誉プリンシパルの中村祥子、2016年に18歳でモントリオール国際音楽コンクール第1位を受賞した逸材・辻彩奈(ヴァイオリン)、そして精鋭ダンサー24名。演奏・合唱は、ソロ、オーケストラ、室内楽など多方面で活躍する音楽家と東京混声合唱団が務める。
松雪泰子
田中要次
中村祥子 (C)Masatoshi Yamashiro
辻彩奈 (C)Makoto Kamiya
日本初演から実に30年ぶりとなる上演に、期待しよう。
公演情報
フィリップ・グラス/ロバート・ウィルソン
『浜辺のアインシュタイン』
【会場】神奈川県民ホール大ホール
【発売】6月25日(土)
指揮:キハラ良尚
演出補:桐山知也
松雪泰子、田中要次、中村祥子、辻彩奈(ヴァイオリン)、
Rion Watley、青柳潤、池上たっくん、井田亜彩実、市場俊生、大森弥子、小松睦、
佐藤琢哉、杉森仁胡、鈴木奈菜、鈴木夢生、シュミッツ茂仁香、城俊彦、東海林靖志、
高岡沙綾、高橋真帆、田中真夏、鳥羽絢美、浜田純平、林田海里、町田妙子、
村井玲美、山本悠貴、渡辺はるか
フルート:多久潤一朗、神田勇哉、梶原一紘(マグナムトリオ)
バスクラリネット:亀居優斗
サクソフォン:本堂誠、西村魁
合唱:東京混声合唱団
学生(24歳以下・枚数限定)¥2,000
※学生券の取扱いはかながわのみ。
【助成】
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興
公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション