アイナ・ジ・エンドが伸びやかに歌いあげる 『SING/シング:ネクストステージ』日本語吹替版メイキングを公開
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3月18日(金)公開の映画『SING/シング:ネクストステージ』から、日本語吹替版声優のアイナ・ジ・エンドのメイキング映像が解禁された。
『SING/シング:ネクストステージ』は、『ミニオンズ』、『ペット』、『怪盗グルー』シリーズなどのイルミネーション・エンターテインメントによる3Dアニメーション・ミュージカルの最新作。2017年の『SING/シング』から5年を経て公開される続編だ。前作では、動物だけが暮らす世界を舞台に、取り壊し寸前の劇場支配人バスター・ムーン(コアラ)が開催したオーディションに参加する動物たちの姿が描かれた。
『SING/シング:ネクストステージ』では、マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ニック・クロールのほか、新キャストとして、ボビー・カナヴェイル、ホールジー、ファレル・ウィリアムス、ニック・オファーマン、レティーシャ・ライト、エリック・アンドレ、チェルシー・ペレッティ、ボノ (U2)らが出演。また、日本語吹替版では、主人公バスター役の内村光良、グンター役のトレンディエンジェル斎藤司、ロジータ役の坂本真綾、ミーナ役のMISIA、アッシュ役の長澤まさみ、ジョニー役のスキマスイッチ・大橋卓弥、ナナ役の大地真央、ミス・クローリー役の田中真弓らが続投し、ジェシー(SixTONES)とアイナ・ジ・エンド(BiSH)、稲葉浩志らが声の出演を果たしている。また、音楽プロデューサーの蔦谷好位置、日本語歌詞監修のいしわたり淳治、音響監督・三間雅文氏ら制作陣も、前作から引き続き参加している。
公開されたメイキング映像は、本作の日本語吹替版で声優に初挑戦したアイナ・ジ・エンドが、自身の役柄や歌唱について語ったもの。アイナ・ジ・エンドが演じたオオカミのポーシャは、舞台となるエンタメの聖地レッドショアでショービズ界の王として君臨する資産家ジミー・クリスタルの娘。父親に甘やかされて育ちながらも、バスターや仲間たちと出会い、歌や演技に魅了されていく天真爛漫な少女だ。
映像の冒頭では、高所での演技に怖気付いてしまったロジータの代わりに「飛んでいい?」と半ば強引に飛び降り、気持ち良さそうにフライングするポーシャの表情とアリシア・キーズの「Girl on Fire」を伸びやかに歌い上げるアイナ・ジ・エンドの歌声がリンクした歌唱シーンのメイキングが映し出されている。
インタビューでは、アイナ・ジ・エンドが「状況を飲み込むまでに時間がかかるほどに嬉しかったです。驚きました」とポーシャ役のオファーをもらった時を振り返る。役に挑むに当たって準備したことを聞かれると、アイナ・ジ・エンドは「本当は自分にも表現に対して“もっとこうしたい”とか(ポーシャのような)ワガママな部分があって、そこを引っ張り出して向き合ってみました。ワガママになる練習をしました(笑)」と笑顔をみせている。
また、オリジナル版の声優を務めるホールジーの声について、「ハスキーの中にチャーミングさもあって、なのにどしっと肝が座っているような声色」とコメント。日本版の音楽プロデューサー・蔦谷好位置は「好きなように歌って」と言ったとのことで、アイナ・ジ・エンドは「家で考えてきたことも全部置いて裸にしてもらえて、好きなように歌わせてもらえた」とレコーディングを回顧。さらに、作品の中のお気に入りの曲について聞かれると、自身が演じたシーンのThe Strutsの「Could Have Been Me」を挙げ、「歌いながら勇気付けられる曲。(そのシーンに)出てくるみんなの顔つきも明るくて、夢があるっていうか、元気が出るところなので是非観ていただきたいです」とその魅力を語っている。
『SING/シング:ネクストステージ』は3月18日(金)全国ロードショー