小林聡美の隕石衝突シーンを公開「軽やかな気持ちで見ていただけると嬉しいです」 映画『ツユクサ』本編映像を一部解禁
(C)2022「ツユクサ」製作委員会
公開中の映画『ツユクサ』から、ショートクリップ「隕石衝突編」が解禁された。
『ツユクサ』は、『かもめ食堂』『めがね』などの小林聡美を主演に迎え、平山秀幸監督(『愛を乞うひと』『閉鎖病棟-それぞれの朝-』)が安倍照雄氏によるオリジナル脚本を映画化したもの。過去を抱えながらも今を生きる主人公・五十嵐芙美が、ある日隕石にぶつかったことをきっかけに、歳の離れた友人や仲間たちと過ごすたわいもない時間や、運命的に出会った男性との日々を通して幸せを見出していく姿を描く。
解禁された映像は、五十嵐芙美(小林聡美)が運転する車に隕石が衝突するシーンを切り取ったもの。宇宙好きの少年・航平(斎藤汰鷹)が望遠鏡で星を観察していると、明るく光る隕石が空を横切って落ちていくのを目撃する。ちょうど同じ頃、海岸沿いの道路を車で運転する芙美も、まばゆく光を放つ何かが目の前を横切っていくのを目撃し、思わず目を細める。車をその場に停止させ、車内から周囲の様子を伺いつつ、注意を払って再びゆっくりと発車させると、突然、大きな衝撃があり、芙美の乗っている車は制御不能に。突然のことに芙美は、「うぁ!」と叫び声をあげるが、あっという間の出来事で車が転倒してしまう。
物語の冒頭で起きるこの出来事をきっかけに、芙美の日常には小さくて大きな奇跡が訪れる。小林は、「みなさんの暮らしの中でも、ある日突然起こりうる奇跡を、存分に楽しんでほしいと思います。私自身は50代半ばを過ぎましたが、その年齢になったからこそ受け入れられることってあると思うんです。隕石にぶつかったり、恋愛したり、『ないないない!』と決めつけないで、そんな出来事にぶつかった自分は『結構持ってるよね』と面白がってみる。そんな軽やかな気持ちで見ていただけると嬉しいです」と語っている・
『ツユクサ』は公開中。