町田啓太、森マリアらが吹き替えなしでオーケストラとの演奏に挑むまでを追う 映画『太陽とボレロ』メイキング映像を解禁
(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会
町田啓太、森マリアらが吹き替えなしでプロのオーケストラとの演奏に挑む 映画『太陽とボレロ』メイキング「楽団奮闘編」を解禁6月3日公開の映画『太陽とボレロ』から、メイキング映像「楽団奮闘編」が解禁された。
『太陽とボレロ』は、水谷豊監督が2017年の『TAP-THE LAST SHOW』、2019年の『轢き逃げ 最高の最悪な日』に続き、メガホンをとったオリジナル映画。クラシックのオーケストラを題材に、音楽を愛する普通の人々の人間模様を描いた作品だ。本作では、ある地方都市のアマチュア交響楽団を舞台に、18年間楽団を運営してきた主宰者の花村理子が、最後にして最高のコンサートに臨もうとする。
主演を務めるのは、映画『武士の一分』『母べえ』『劇場版 奥様は取り扱い注意』などで知られる檀れい。本作で、映画初主演を飾る。檀は、音大を出たものの、音楽の道をあきらめ、家業を継ぎ、地元で楽団を主宰する女性・花村理子を演じている。また、石丸幹二が花村理子とともにアマチュア交響楽団“弥生交響楽団”を支える中古車販売センター社長・鶴間芳文役、町田啓太が鶴間の会社で働きながら交響楽団でトランペットを演奏する田ノ浦圭介役、森マリアが花村理子の洋装店で働きながら交響楽団のヴァイオリン奏者を務める宮園あかりを演じている。そのほか、田口浩正、田中要次、藤吉久美子、六平直政、山中崇史、河合我聞、原田龍二らが出演。監督・脚本を務める水谷も弥生交響楽団の指揮者・藤堂謙役で登場する。
新たに公開された映像は、劇中で弥生交響楽団の楽団員役を演じるキャスト陣が、吹き替え無しの演奏シーン撮影に挑むまでの姿を収めたメイキング。トランペット奏者・田ノ浦圭介を演じる町田啓太は、「一生に一回なので思う存分楽しみたい」と、やや少し緊張した面持ちながら笑顔で意気込む。オーボエ奏者・牧田九里郎役の田口浩正は「先生たちの熱がすごい」とコメント。ホルン奏者・遠藤正道役の田中要次は「こんなでかいステージで」と笑顔を浮かべ、コントラバス奏者・吉村益雄役の六平直政は「心臓が痛くなっちゃう」と話すなど、それぞれが思い思いのスタンスで撮影に臨む姿が切り取られている。さらに、プロのオーケストラメンバーから指導を受け、真剣な眼差しで練習に打ち込むキャスト陣の姿も。ラストシーンの撮影に挑む直前、ヴァイオリン奏者・宮園あかり役の森マリアは「ラストのボレロ、魂込めて頑張りたいと思います」と明るく意気込む。そして、モーリス・ラヴェル作曲「ボレロ」の迫力ある演奏シーンもわずかながら映し出されている。
『太陽とボレロ』は6月3日(金)全国ロードショー。