マーベル『ソー:ラブ&サンダー』“2人の雷神”がオリジナル浮世絵イラストに 描き下ろしたTAKUMI氏が衣装や装飾、筋肉まで解説

ニュース
動画
アニメ/ゲーム
アート
映画
2022.7.7
TAKUMI氏描き下ろし『ソー:ラブ&サンダー』オリジナル浮世絵イラスト (C)Marvel Studios 2022

TAKUMI氏描き下ろし『ソー:ラブ&サンダー』オリジナル浮世絵イラスト (C)Marvel Studios 2022

画像を全て表示(2件)

7月8日(金)に日米同時公開される映画『ソー:ラブ&サンダー』から、オリジナル浮世絵イラストが解禁された。

『ソー:ラブ&サンダー』は、『アベンジャーズ』などを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の最新作。『マイティ・ソー:バトルロイヤル』や『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督がメガホンをとっている。過去シリーズに引き続き、ソーを演じるのは、クリス・ヘムズワース。サノスによって人類の半分が消し去られた世界で失われた人々を取り戻すため、アイアンマンやキャプテン・アメリカと共に時空を超え、生死を巡る激闘を繰り広げた“雷神”ソー。彼は、サノスを倒した後、ニュー・アスガルドの王の座をヴァルキリーに譲り、宇宙の荒くれ者ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの仲間達と船に乗り込み地球を旅立った。『ソー:ラブ&サンダー』では、ソーが多くの大切な人を失い、いつしか戦いを恐れるようになっていた。やがて彼は我に立ち返り、ゼロから新たな道を歩むことを決めるが、自分探し中で全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた元恋人のジェーンが現れるのだった。

 
 

オリジナル浮世絵イラストを手掛けたTAKUMI氏は、これまでにも『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』をはじめ、マーベル・スタジオ作品を題材にした浮世絵イラストを描いてきた。2020年には、MARVEL公式ライセンスアートとして、アイアンマン』、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカの『新令和浮世絵』を発表している。

今回の『ソー:ラブ&サンダー』オリジナル浮世絵イラストでは、クリス・ヘムズワース演じるソーと、ナタリー・ポートマン演じるマイティ・ソーが、現代風の浮世絵に。ソーがストームブレイカー、マイティ・ソーがムジョルニアを構え、稲妻をさく裂させる姿が独自の筆致で描き出されている。TAKUMI氏は今回の浮世絵について、「空を飛び、雷を呼ぶ神話世界の住人である点が彼等の最大の魅力だと思うので、浮世絵にするにあたって日本に古来からある風神雷神図のイメージを元に、彼等の超越的な存在感と神々しい魅力を反映しようと試みました」と解説。また、ソーやマイティ・ソーが身に着ける鎧などのデザインについては、「北欧神話由来のキャラクター達を違和感なく浮世絵に変換するため、衣装や装飾の細部に様々な日本要素を取り入れました」とコメント。それぞれの肉体について、「男性の筋骨隆々とした肉体は浮世絵にも多く見られるので、国芳や芳年の武者絵、勇士豪傑の絵図を参考に再現しましたが、逆に女性は美人画の様にしなやかに描かれる事が多いため、マイティ・ソーのフォルムにはかなり苦労しました」とも。そして、「女性的なしなやかさと肉体的な力強さを併せ持ちながら天神の風格を備えつつ浮世絵の雰囲気を損なわないため、何十枚も描いて試行錯誤しました。結果的にかなり良いものができたと思います」と制作の過程を明かしている。

 (C)Marvel Studios 2022

(C)Marvel Studios 2022

なお、TAKUM氏は本作のソーについて「決して完全無欠のヒーローではなく、人間と同じように自己の欠点、挫折や失敗から成長し前進し続ける姿も大きな魅力だと思います。ソー関連の作品は設定も舞台も登場人物も規格外で本当に胸躍る壮大な冒険譚なので毎回楽しみにしています」と、その魅力を力説している。

『ソー:ラブ&サンダー』は7月8日(金)公開。

作品情報

映画『ソー:ラブ&サンダー』
原題:Thor: Love and Thunder  
監督:タイカ・ワイティティ『マイティ・ソー:バトルロイヤル』『ジョジョ・ラビット』  製作:ケヴィン・ファイギ
出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、テッサ・トンプソン、クリスチャン・ベール、タイカ・ワイティティ、ラッセル・クロウ、
クリス・プラット、ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ポム・クレメンティエフ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン  
(C)Marvel Studios 2022
 

マーベル関連情報

アベンジャーズ展
<東京会場>
会期: 開催中~6月21日(火)10:00~20:00(最終入館は閉館の30分前まで)※会期中無休
※会期・開館時間・休館日は変更となる場合があります。
会場:森アーツセンターギャラリー(住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー52階)
主催:アベンジャーズ展東京実行委員会
企画制作:シティニオン、ビクトリーヒル エキジビジョンズ
問い合わせ:ハローダイヤル 050-5542-8600(全日9:00-20:00)
<京都会場>
会期:2022年7月8日(金)~8月26日(金)10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
※休館日 月曜日(ただし、7/18(月)は開館)
※会期・開館時間・休館日は変更となる場合があります。
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ (京都市左京区岡崎円勝寺町124)
主催:読売新聞社、読売テレビ、キョードー関西、京都市
企画制作:シティニオン、ビクトリーヒル エキジビジョンズ
問い合わせ:ハローダイヤル 050-5542-8600(全日9:00-20:00)
 
情報(京都会場)
観覧料:一般 2,400(2,200)円、中高生1,600(1,400)円、小学生900(700)円、オリジナルTシャツ付き(男性・女性 フリーサイズ)5,200円
※料金の( )内は前売と20名以上の団体料金。前売券は6月20日(月)19:00~7月7日(木)まで販売。
※金額は全て税込みです。
※未就学児は無料。18歳以上の保護者1名につき2名までご来場いただけます。
※障害者手帳等をご提示の方は本人及び介護者1名は無料(障害者手帳等確認できるものをご持参ください)。
販売:6月20日(月)19:00発売開始
※前売り券は6月20日(月) 19:00~7月7日(木) 23:59まで、京都市京セラ美術館公式オンラインサイトや、イープラス、ローソンほか主要プレイガイドなどで販売、オリジナルTシャツ付きも6月20日から販売開始し、予定枚数に達し次第、販売終了します。
入場時間:10:00~18:00(最終入館は閉館の30分前まで)
※予約優先制のため事前予約(日時指定)を推奨しています。ただし、混雑状況により入場をお待ちいただく場合があります。
※各種プレイガイドにてを購入し、事前予約(日時指定)する場合は、京都市京セラ美術館サイトで手続きをしてください。ただし、事前予約をしても、状況により入場をお待ちいただく場合があります。
※会場で予約不要の「当日券」を販売します。混雑状況により、購入・入場するまでに時間を要したり、当日券の販売を終了したりする場合があります。
購入方法:事前購入と当日券購入がございます。詳細は公式サイトよりご確認ください
 
シェア / 保存先を選択