【速報】「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022」参加アーティスト発表&クラウドファンディング開始

ニュース
舞台
2022.7.20
「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022」メインビジュアル。 ©小池アイ子

「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022」メインビジュアル。 ©小池アイ子

画像を全て表示(2件)


「EXPERIMENT(実験)」のタイトル通り、国境やジャンルを超えた先鋭的な演目が集まる、日本有数の舞台芸術の祭典「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭(以下KEX)」。2022年は10月1日~23日に開催されるが、7月19日の記者会見で、今年の全プログラムが発表された。その中でも注目の「Shows(上演プログラム)」参加アーティストは、以下の11組。

■小野彩加、中澤陽/スペースノットブランク(東京)
■サマラ・ハーシュ(オーストラリア/オランダ)
■フロレンティナ・ホルツィンガー(オーストリア/オランダ/ドイツ)
■松本奈々子、西本健吾/チーム・チープロ(東京)
■メルツバウ、バラージ・パンディ、リシャール・ピナス with 志賀理江子(東京/ハンガリー/フランス/宮城)
■梅田哲也(大阪)
■ジャールナン・パンタチャート(タイ)
■フォースド・エンタテインメント(イギリス)
■アーザーデ・シャーミーリー(イラン)
■ミーシャ・ラインカウフ(ドイツ)
■ティノ・セーガル(ドイツ)

昨年は新型コロナの影響もあり、オンラインでの上演が相次いだが、今年は久々にすべてフィジカルでの上演を予定。さらにラインカウフの一部作品を除いては、すべて新作or日本初演・初展示の作品だ。

日本初演となるフロレンティナ・ホルツィンガー『TANZ(タンツ)』 ©Urska Boljkovac

日本初演となるフロレンティナ・ホルツィンガー『TANZ(タンツ)』 ©Urska Boljkovac

また「Shows」以外にも、関西のアーティストたちが長期間のフィールドワークを通して作品を発表する「Kansai Studies」、主に「Shows」と連動したトークやワークショップで知識や思考を深める「Super Knowledge for the Future [SKF]」も、あわせて開催。この辺りの詳細と記者会見のレポートは、後日掲載する。

さらに、昨今の文化予算や助成金の削減、円安などによる海外招へい作品のコストの急増にともない、KEX初のクラウドファンディングも行うことになった。ふるさと納税型のため、税金の控除対象となるのに加え、参加アーティストの作品がギフトとなっているコースも設けられている。詳細は公演データ内の「READY FOR」のサイトを参照のこと。

公演情報

「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022」
 
■Shows(上演プログラム)参加アーティスト/団体
小野彩加、中澤陽/スペースノットブランク
サマラ・ハーシュ
フロレンティナ・ホルツィンガー
松本奈々子・西本健吾/チーム・チープロ
メルツバウ、バラージ・パンディ、リシャール・ピナス with 志賀理江子
梅田哲也
ジャールナン・パンタチャート
フォースド・エンタテインメント
アーザーデ・シャーミーリー
ミーシャ・ラインカウフ
ティノ・セーガル

 
■日程:2022年10月1日(土)~23日(日)
■会場:ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都中央信用金庫 旧厚生センター、THEATRE E9 KYOTO、京都市京セラ美術館、ほか
■料金:演目により異なる。有料公演11演目を鑑賞できるフリーパス(一般27,000円、学生16,000円/枚数限定)などの割引あり。 
発売:2022年8月9日(火)11:00~
■公式サイト:http://kyoto-ex.jp
■クラウドファンディング:https://readyfor.jp/projects/KYOTOEXPERIMENT2022
※この情報は7月19日時点のものです。新型コロナウイルスの状況などで変更となる場合がございますので、公式サイトで最新の情報をチェックしてください。
シェア / 保存先を選択