新国立劇場、名作ダンス『春の祭典』と意欲的新作『半獣神の午後』の二本立てを上演
『春の祭典』2008年公演より 撮影:鹿摩隆司
2022年11月25日(金)~11月27日(日)新国立劇場 中劇場にて、新国立劇場 2022/2023シーズン ダンス『春の祭典』が上演される。
今回、新国立劇場で生まれたオリジナル・ダンス作品として、高い評価を受け再演を重ねる傑作『春の祭典』と男性ダンサーたちが活躍する新作『半獣神の午後』を上演する。ニジンスキーが振り付け、20世紀バレエの記念碑となったこの2作に、平山素子が現代の感性で新国立劇場バレエ団ダンサーと共に取り組む。
半獣神の午後リハーサル
半獣神の午後リハーサル
今回のダブルビルについて平山は「二つの作品を並べて上演することで、舞踊における肉体的な性と精神的な性を、観客は考えることができるのではないか」と述べている。
日本のダンスシーンをリードする平山素子と新国立劇場バレエ団ダンサーたちのコラボレーションに期待しよう。
公演情報
2022/2023 シーズン ダンス
新国立劇場バレエ団『春の祭典』
The Rite of Spring
令和4年度(第77回)文化庁芸術祭協賛公演
新国立劇場バレエ団『春の祭典』
The Rite of Spring
令和4年度(第77回)文化庁芸術祭協賛公演
日程:2022年11月25日(金)~11月27日(日)
会場:新国立劇場 中劇場
予定上映時間:約1時間25分(休憩含む)
【プログラム】
「春の祭典」(2008年「古楽とストラヴィンスキー」にて初演)
「春の祭典」(2008年「古楽とストラヴィンスキー」にて初演)
日本でのニジンスキー振付復元版で〈いけにえの乙女〉を演じた平山素子が、2008 年新国立劇場の制作により、デュエットという根源的な手法でストラヴィンスキーの難曲に挑み、オリジナルの『春の祭典』を柳本雅寛と共に創り上げました。今回は新国立劇場バレエ団のダンサーたちがこの名作を踊ります。
2人のピアニストがストラヴィンスキー自身によるピアノ連弾版を演奏し、徐々に高揚してゆくラストシーンは観客を感動の渦へと巻き込んで行きます。
2人のピアニストがストラヴィンスキー自身によるピアノ連弾版を演奏し、徐々に高揚してゆくラストシーンは観客を感動の渦へと巻き込んで行きます。
<演出・振付・美術原案>平山素子
<共同振付>柳本雅寛
<音楽>イーゴリ・ストラヴィンスキー
<照明デザイン>小笠原 純
<美術作品協力>渡辺晃一(作品《On An Earth》より)
<共同振付>柳本雅寛
<音楽>イーゴリ・ストラヴィンスキー
<照明デザイン>小笠原 純
<美術作品協力>渡辺晃一(作品《On An Earth》より)
<キャスト>
米沢 唯、福岡雄大(25日、27日)
池田理沙子、中川 賢(ゲストダンサー)(26日)
米沢 唯、福岡雄大(25日、27日)
池田理沙子、中川 賢(ゲストダンサー)(26日)
<演奏(pf)>松木詩奈、後藤 泉
「半獣神の午後」(新国立劇場バレエ団委嘱・初演)
男性ダンサーのみの群舞作品。ドビュッシーの官能的な調べに現代に生きる身体の野性が交錯し、人間の本質的な尊厳が露わになります。皮膜が柔らかく溶け合い徐々に浮かび上がる、超越した肉体美の世界に迫る作品です。
<演出・振付>平山素子
<音楽>クロード・ドビュッシー、笠松泰洋
<照明デザイン>森 規幸
<音楽>クロード・ドビュッシー、笠松泰洋
<照明デザイン>森 規幸
<照明>森 規幸
<音響>河田康雄
<音楽監修>笠松泰洋
<衣裳>堂本教子
<音響>河田康雄
<音楽監修>笠松泰洋
<衣裳>堂本教子
<キャスト>
奥村康祐、中島瑞生(25日、27日)/渡邊峻郁、木下嘉人(26日)
福田圭吾(全日)
奥村康祐、中島瑞生(25日、27日)/渡邊峻郁、木下嘉人(26日)
福田圭吾(全日)
宇賀大将、小野寺 雄、福田紘也
石山 蓮、太田寛仁、小川尚宏、上中佑樹、菊岡優舞、
樋口 響、山田悠貴、渡邊拓朗、渡部義紀
石山 蓮、太田寛仁、小川尚宏、上中佑樹、菊岡優舞、
樋口 響、山田悠貴、渡邊拓朗、渡部義紀
【料金(税込)】S席 6,600円 A席 4,400円 Z席* 1,650円
*Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。