ドローイングに身体感覚取り入れるAokid展、会場に「架空の街」が出現

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2016.1.2

Aokidの個展『ぼくは“偶然のダンス”の上映される街に住んでいる。』が、1月19日から東京・銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。

1988年生まれのAokidは、14歳の頃からブレイクダンスを始め、ドローイング制作だけでなくパフォーマンスの領域にも活動を広げるアーティスト。ドローイングにダンスの身体感覚を取り入れた表現方法が評価され、インスタレーション作品『KREUZBERG』で第12回グラフィック『1_WALL』のグランプリを受賞した。

同展では、ダンスを踊る舞台空間に見立てたギャラリー空間に空想上の街を作り出すという。ドローイングを軸にした新作のインスタレーション作品に加え、展示の構想や作品が発想されるまでの習作も展示される。

なお、1月30日にはAokidと第12回グラフィック『1_WALL』の審査員を務めたグラフィックデザイナーの大原大次郎によるトークイベントが開催される。参加予約は現在受付中。

Aokidのコメント

仕事を終えてそれが上映されるという映画館へ向かう。
途中のカフェで絵を描き、インターネットを飛ばし!
歩きながら街を見て、考え、浮かんで、何かに一瞬目を止める。
(でこぼこしたりしている空間)
隣の子ともし恋人だったらどんなにいいかとか空想、
時間を過ごした映画館を出ると夜で。ダンスの練習をしに行く。
帰って真夜中で。川沿いは月がよく見え、宇宙と自分の距離を確かめる。
世の中を面白くするためのまだ下手くそなアイディアがあって、
それは明日、人と話し、やってみよう。よろしく。
この身体が駆動してその先端、未来と接してる部分。
僕は“偶然のダンス”が上映される街に住んでいる。

イベント情報

第12回グラフィック『1_WALL』グランプリ受賞者個展
Aokid展
『ぼくは“偶然のダンス”の上映される街に住んでいる。』

2016年1月19日(火)~2月5日(金)
会場:東京都 銀座 ガーディアン・ガーデン
時間:11:00~19:00
休館日:日曜
料金:無料

オープニングパーティー
2016年1月22日(金)19:00~20:30
会場:東京都 銀座 ガーディアン・ガーデン

トークイベント
2016年1月30日(土)16:00~17:30
会場:東京都 銀座 ガーディアン・ガーデン
出演:
大原大次郎
Aokid
料金:無料(要事前予約)

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