人を喰べることに葛藤する青年の恋、初の映画プロデュースへの想い ティモシー・シャラメ『ボーンズ アンド オール』特別映像を公開

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2023.2.15
ティモシー・シャラメ『ボーンズ アンド オール』 (C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.  

ティモシー・シャラメ『ボーンズ アンド オール』 (C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.  

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2⽉17⽇(⾦)に封切られる映画『ボーンズ アンド オール』から、特別映像「人喰いリー編」が公開された。

『ボーンズ アンド オール』は、『君の名前で僕を呼んで』などで知られるルカ・グァダニーノ監督の最新作。 ティモシー・シャラメを主演・プロデューサーに迎え、『第79 回ヴェネツィア国際映画祭』で「監督賞」「新⼈俳優賞」の2冠に輝いた映画だ。生まれつき人を喰べてしまう衝動をもった18歳のマレンは、初めて同じ秘密を抱えるリーという若者と出会う。人を喰べることに葛藤を抱えるマレンとリーは次第に惹かれ合うが、同族は喰わないと語る謎の男の存在が、二人を危険な逃避行へと加速させていく。

公開された特別映像は、ティモシー・シャラメが演じる“人喰い”リーにフォーカスしたもの。『DUNE/デューン 砂の惑星』では全宇宙の未来を託された主人公・ポールを演じ、若き日のウィリー・ウォンカを演じる『WONKA』(原題)の公開が控えるシャラメが、本作では、人を喰べてしまう宿命を負い、孤独に生きる青年を演じている。

 
 

特別映像では、リーとマレンが、車の中で自己紹介する場面からスタート。「どうしたらいいの? 泣く? 叫ぶ? 笑う?」と言葉があふれ出るマレンに、リーはひと言「叫ぶな」と諭す。シャラメは、「『ボーンズ アンド オール』はラブストーリーだ。お互いに癒やされ、深く愛し合うリーとマレンの物語に心打たれた」「自らの恥や理解できないことを抱えるリーというキャラクターに惹かれた。彼はこの社会で自分として生きる術を身に着けているように見えた」と本作を分析している。

また、リーとマレンが「なぜ誘ったの?」「いい人っぽい」と、ダイナーで言葉を交わすシーンに重ね、シャラメは「愛情や優しさが彼の最大の弱みだ。それをマレンに見いだし、その瞬間に恋に落ちる」とコメント。ルカ・グァダニーノ監督は、「ティモシーにぴったりの役だと思った。『君の名前で僕を呼んで』での経験も最高だった」と過去作を振り返り、シャラメについて「映画界で躍進する様子を見てきた」と明かしている。

(C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.  

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シャラメが本作でプロデュースに初挑戦していることについては、謎の“人喰い”サリーを演じたマーク・ライランスが、「ティモシーが製作も務めたことが、良い影響を生んだ」と述懐。シャラメは「初めて創造的な取り組みをするチャンスだった。自分の経験を役に生かしていった」と語っている。また、映像にはシャラメが1980年代に流行したウォーターベッドで遊んだり、手で画角を作ったり、演技プランを監督たちに示す姿など、様々なメイキングシーンなども収められている。

『ボーンズ アンド オール』は2023年2月17日(金)全国公開。

 

作品情報

映画『ボーンズ アンド オール』
監督:ルカ・グァダニーノ 『君の名前で僕を呼んで』『サスペリア』 
出演:ティモシー・シャラメ 『DUNE/デューン 砂の惑星』 『君の名前で僕を呼んで』 、テイラー・ラッセル 『WAVES/ウェイブス』 
マーク・ライランス 『ブリッジ・オブ・スパイ』 『ダンケルク』
映倫区分:R18+
(C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.  
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