小沢健二、「指でさわる」クリエイティブな特設サイトで映画テーマ曲のアナログ盤などを発表

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2023.6.20
小沢健二

小沢健二

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小沢健二が映画『アイスクリームフィーバー』(吉岡里帆主演・千原徹也監督・7月14日公開)のエンディング・テーマ『春にして君を想う』を6月20日配信開始し、自らデザインしたアナログ盤とアパレルを特設サイト、春にして君を想う.net https://www.春にして君を想う.net/ で発表した。サイトは「p5.js」ライブラリを使ったクリエイティブ・コーディングで書かれており、指やカーソルでさわると絵が動き、変化する。
 
『春にして君を想う』は、小沢の活動停止前の最後のシングルとして1998年に発表された後、長く廃盤となっていて、アルバムにも未収録、配信もされていませんでしたが、発売から25年後の今夏、都会的でお洒落な映画『アイスクリームフィーバー』のエンディング・テーマとして、ふたたび街に流れることになる。
 
曲はハバネラ調の静かなジャズ編成の録音。透明度高くリマスターされた音源は、6月20日から配信各社で聴くことができ、6月20日から期間限定の申込制なっている。また、小沢健二本人からコメントが届いている。


 
【小沢健二コメント】
 
ドット絵を描いてみました。『春にして君を想う』のリマスター、アナログ盤です。

透明ピンクのレコードの片面に、読書する猫、アイス食う鮫、マッチョ犬がレーザーで彫られています。抽象画みたいなジャケットも、ピクセルで描きました。シルクスクリーンで印刷してもらったので、手触りがあります。

これは素敵な映画『アイスクリーム・フィーバー』のエンディング用に元の音源をサラウンドにするのと一緒に、ステレオにもリマスターしたものです。とてもクリアーです。配信では、今日から聴けます。
 
『春君想』は28歳の時、大人っぽく録音したつもりだったのですが、今聴くと大変に子どもっぽく、まぁその、変わらないものは変わらないというか笑、今の自分もふくめ、開き直ってのリマスターです。
 
「子どものように甘えたい『のだ』」。なんという甘え! シリーズとしてソックス、Tシャツ、キャップもデザインしました。
 
サイトはぼくが最近興味を持っているp5.jsというコードで、ドット絵のピクセルをダイナミックに動かせるようにコーディングしてもらいました。
 
このへんは例の、900番講堂での講義に続いていきます。九月の駒場、あるいは十月の追講義でお会いしましょう。
 

リリース情報

『春にして君を想う Remaster + Reprise』
限定7″レーザーエッチング盤 + シルクスクリーン印刷ジャケット

 
抽選受付:2023年6月20日(火)~25日(日)23時59分まで
発売日:2023年7月14日(金)
品番:PDKV-1002
価格:3,500円(税込)
 
収録楽曲:
A1. 春にして君を想う Childish Tango Remaster(4′33″)
A2. 春にして君を想う Childish Tango Reprise(1′12″)
 
6月20日から『春にして君を想う(2023 Remaster)』が各配信サービスで配信開始。ハイレゾ音源(24bit/48kHz)はダウンロード販売サイト(e-onkyo music / mora / music.jp / OTOTOY / レコチョク)にて購入可能。
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