インドゾウが涼をおすそわけ!「よこはま動物園ズーラシア」 vol.1

レポート
イベント/レジャー
2015.7.22

画像を全て表示(5件)

夏の必見イベント「インドゾウのスプラッシュタイム」

横浜市旭区にある「よこはま動物園 ズーラシア」は、「生命の共生・自然との調和」をメインテーマにかかげ、1999年4月に第1次開園しました(面積約29ヘクタール)。開園後もエリアを広げ続け、2015年4月22日に「アフリカのサバンナ」が全面オープンし、ついにズーラシアの全エリアが開園。面積は約53ヘクタールとなり、国内最大級の動物園となりました。

動物展示ゾーンは、「アジアの熱帯林」「亜寒帯の森」「オセアニアの草原」など、気候帯や地域別に分けて世界の環境を演出。園内マップに記されている展示場は、1番から53番まであります。広大な園内を効率よく移動できるように、園内バス(有料)も運行。

入園ゲートをくぐったら、「園内マップ」と「イベントガイド」(タイムテーブル)をもらいましょう。イベントの時間に合わせて移動すれば、動物たちが活発に動く様子を見ることができます。夏のイベントでオススメなのが、7月~8月の毎日11時から開催される「インドゾウのスプラッシュタイム」。3頭のゾウが、楽しそうに水浴びをする様子を見ることができます。

同園で飼育されているゾウは、メスのチャメリー(23歳)とシュリー(20歳)、そしてオスのラスクマル(25歳)の3頭。普段は、オスとメスはモート(溝)で分けられていますが、時々、モートを挟んで鼻を絡ませて挨拶をしているシーンなども見られます。メスは、しっぽが短い方がチャメリー、長い方がシュリーです。

左:シュリー 右:チャメリー

左:シュリー 右:チャメリー

そんな3頭が水浴びをしたり、プールに入る様子が見られるのが「スプラッシュタイム」。ラスクマルには、見ている人も涼しくなる得意技があります。飼育員さんがホースを向けると鼻で水を受け、ある程度水がたまったら、勢いよく鼻からその水を噴射。ラスクマルに近い位置で見ていると、水しぶきが飛んでくることも。また、スプリンクラーの水をシャワーのように浴びるラスクマルは、気分がよくなってくると座りこんだり、寝転がって水を浴びることもあります。どのようなスタイルで水浴びするかは、ラスクマルの気分次第なので、何度見ても飽きません!

 

メスたちの運動場には、大きなプールがあります。一番深いところは2メートルもあるというプールでは、水に潜ってゴロゴロする姿や、鼻をシュノーケルのように出して呼吸をする様子などが見られることもあります。

来園者からは「気持ちよさそう!」「こんなに楽しそうなゾウは初めて見ました!」などという声が聞こえ、大満足のイベントです。お見逃しなく!

もうひとり紹介しておきたいのが、ボルネオオランウータンのロビン。運がよければ、ペットボトルから水分補給する姿が見られるかも!?

ボルネオオランウータンの「ロビン」

ボルネオオランウータンの「ロビン」

「夏はこまめに水分補給!」by ロビン

「夏はこまめに水分補給!」by ロビン

 

よこはま動物園ズーラシア
住所:横浜市旭区上白根町1175-1
開園時間: 9時30分~16時30分(入園は16時まで)
休園日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日休園)、12/29~1/1
    ※5月、10月は無休
シェア / 保存先を選択