新国立劇場、モーツァルトの魅力を伝える 稀代のプレイボーイの物語、オペラ『ドン・ジョヴァンニ』を上演
-
ポスト -
シェア - 送る
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
2026年3月5日(木)~3月12日(木)新国立劇場 オペラパレスにて、新国立劇場 2025/2026 シーズンオペラ モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』が上演される。
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
本作は、人々を魅了してやまない稀代のプレイボーイ、ドン・ジョヴァンニの華麗なる恋の遍歴と衝撃的な最期を描いた、モーツァルトの人気作。娘を誘惑してその父親を殺し、石像として現れた父親の幽霊に地獄へ連れていかれる伝説の色事師“ドン・ファン伝説”をもとにした、劇的で疾走感に満ち、喜劇と悲劇を絶妙なバランスで味わえる名作オペラだ。
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
デモーニッシュな魅力あふれる主人公と憎めない性格の従者レポレッロ、対する女性達の数々の美しいアリアで綴られていき、石像との息詰まる対決とそれに続くラストの地獄落ちは、圧巻のクライマックスとなっている。
演出:グリシャ・アサガロフ
グリシャ・アサガロフの演出は主人公を18世紀に実在した色男カサノヴァになぞらえ、舞台をヴェネツィアに移している。美しく優雅で、古典的ながらモダンなセンスの光る舞台美術や衣裳も見どころのひとつ。モーツァルトのオペラを観てみたいという方にも、通の方にもお薦めの作品。
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」より 撮影:堀田力丸
タイトルロールのドン・ジョヴァンニにはモーツァルトを得意とする世界的バリトン、ヴィート・プリアンテが5年ぶりに新国立劇場に登場。ドンナ・アンナには圧倒的な美声で観客を魅了するスター・ソプラノのイリーナ・ルングが出演。レポレッロに美声の若手バス、フランチェスコ・レオーネ、ドンナ・エルヴィーラにはイタリアで大躍進中のリリック・ソプラノ、サラ・コルトレツィス、ドン・オッターヴィオに若手デルカント・テノールのデイヴ・モナコと、イタリア注目の若手が勢揃い。飯森範親の指揮のもと、極上のモーツァルトをおくる。
ヴィート・プリアンテ
イリーナ・ルング
フランチェスコ・レオー ネ
サラ・コルトレツィス
デイヴ・モナコ
指揮:飯森範親
無類の色男ドン・ジョヴァンニが、ある晩騎士長の娘ドンナ・アンナのもとに忍び込むも、駆け付けた騎士長を刺殺してしまう。従者のレポレッロと逃げる途中で、かつて捨てた女ドンナ・エルヴィーラに迫られたり、村娘ツェルリーナを口説いたりと放蕩の限りを尽くす。やがて悪行が明らかになり逃げだした先は決闘で殺した騎士長が眠る墓場。ドン・ジョヴァンニは、不敵にも騎士長の石像を晩餐に招く。石像は彼に改悛を迫るが、ドン・ジョヴァンニは意に介さずついには地獄に落とされる。
新国立劇場オペラ『ドン・ジョヴァンニ』ダイジェスト映像 Don Giovanni-NNTT
公演情報
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
『ドン・ジョヴァンニ』
Wolfgang Amadeus MOZART / Don Giovanni
全2幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
【日程】2026年3月5日(木)~3月12日(木)
【会場】新国立劇場 オペラパレス
【
【前売開始】2026年1月10日(土) 10:00~
※予定上演時間:約3時間25分(休憩含む)
スタッフ
【指揮】飯森範親
【演出】グリシャ・アサガロフ
【美術・衣裳】ルイジ・ペーレゴ
【照明】マーティン・ゲップハルト
【ドン・ジョヴァンニ】ヴィート・プリアンテ
【騎士長】田中大揮
【レポレッロ】フランチェスコ・レオーネ
【ドンナ・アンナ】イリーナ・ルング
【ドン・オッターヴィオ】デイヴ・モナコ
【ドンナ・エルヴィーラ】サラ・コルトレツィス
【マゼット】近藤 圭
【ツェルリーナ】盛田麻央
【合唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団
公演情報 WEB サイト https://www.nntt.jac.go.jp/opera/dongiovanni/