イラストレーター・安西水丸の大規模展覧会が開催 初の作品集も刊行に

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2016.5.12
『イラストレーター 安西水丸』展

『イラストレーター 安西水丸』展

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『イラストレーター 安西水丸』展が、2016年6月17日(金)~7月10日(日)にかけて美術館「えき」KYOTO にて開催される。

安西水丸は、 1970 年代より長年にわたり活躍を続けたイラストレーター。漫画、 絵本、 小説やエッセイの執筆、 翻訳など、 枠にとらわれることのない多様な活動をしてきた。

本展覧会では「小さい頃よりずっと絵を描くことが好きだった」と語る安西の幼少期から、晩年に至るまでの足跡を、 イラストレーションの作品を軸に辿る。また、 公私にわたり親しい間柄だった嵐山光三郎、 村上春樹、 和田、 三氏との仕事も紹介される。 また、特別展示として安西の身の回りの宝物(愛用品)も公開される。 

また、あわせて安西水丸待望の初作品集も刊行されることが決定した。根強く愛され続ける安西水丸の魅力を、展覧会と作品集を通じて感じてみてはいかがだろうか。 

 

■作品集&展覧会構成
第1章 ぼくの仕事
装丁・装画/絵本/漫画・雑誌・エッセイのカット/広告/その他グッズ・立体物など多様な仕事を資料をまじえ紹介。 

第2章 ぼくと3人の作家
嵐山光三郎、村上春樹、和田誠の三氏との交流のなかで生まれた作品たちを展示。 

第3章 ぼくの来た道
1.幼少期~青年期にかけての作品を展示。 イラストレーターになることを夢みていた氏の子ども時代、 学生時代、 社会人時代に焦点をあてる。 

2..愛用品の数々
スノードーム、 ブルーウィロー、 万年筆、 パイプ、 めんこなどゆかりの品を展示。

第4章 ぼくのイラストレーション
安西水丸が描いた初期から晩年に至るまでの原画や本展のために復刻制作されたシルクスクリーンなどを展示。

 

イベント情報
『イラストレーター 安西水丸』展
 
会期:2016年6月17日(金)~7月10日(日)
会場:美術館「えき」KYOTO  (京都駅内 ジェイアール京都伊勢丹7F)
入館料(税込)一般:800 円 / 高・大学生:600 円 / 小・中学生:400 円 ※展覧会はほか巡回予定
★関連イベント:ギャラリー・トーク “水丸さんとのおもいで”
会場:美術館「 えき」 K Y O T O
6/18(土) 13:00 から ゲスト 嵐山光三郎氏(作家)
6/22(水) 18:30 から ゲスト 小山薫堂氏(放送作家、 脚本家)
※事前申し込み不要。 参加無料。 

 

書籍情報
『イラストレーター 安西水丸』
 
安西水丸、 待望の初作品集
判型:186×257 B5判
ページ数:240P、 オールカラー
販売価格:2500円を予定
作品点数:約600点
発売日:6月下旬
発行所:株式会社クレヴィス
ISBN: 9784904845639
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