結成20周年を迎えたスカパンク界のトップランナー”GELUGUGU”インタビュー!

インタビュー
音楽
2016.5.31
GELUGUGU

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結成20周年。常に日本スカパンクシーンの先頭を走り続けてきたトップランナー「GELUGUGU」に節目となるカヴァーアルバムやこれまでの活動を直撃ロングインタビュー。20周年の記念アルバムとなる、黎明期からスカパンクシーンを支えてきた彼らだからできる夢のようなカヴァーアルバムを6月15日にリリースする。」レピッシュ、KEMURIからHEY-SMITHまでスカパンクの歴史はこの一枚で振り返るのでは?というようなラインナップ。ここに至るまで、そしてどのような思いで作られたのかなど、語ってもらった。

 

──結成20周年記念アルバムとして、6月15日に『NIPPON NO SKA PUNK GOOD!』をリリースされますが、これがタイトルの通り、日本のスカパンクのみをカヴァーして構成されたものになっていて。これを作ろうと思ったキッカケというと?

GEN:誰もやってないというのがまずなんですけど、結構前にふわっと思いつきまして、メンバーにちょっと話したりもしてたんですよ。でも、どこでやろうかなと思ってたんですけど、今回20年ということで、もう一回日本の──日本のだけじゃなくてもいいんですけど──スカパンクに目を向けてもええんかなと思って。まぁ、日本のスカパンクの教科書じゃないですけど、これを聴けば全部わかるっていうのもほしかったですし。

──アイデア自体はかなり前から思いついていらっしゃったんですね。

GEN:そうですね。10年目に80年代の洋楽のカヴァーアルバム(『Cover UP! Call UP Memories OF One's Younger Days. Back TO THE 80's』)を作ったんですけども、僕らは非常に満足してたけど、成績がそんなによくなかったんですよ。そのときに、シーンに聴いてもらおうと思うのであれば、もうちょっとわかりやすいほうがよかったんかなぁと思って。そういう反省も含め、出した後にすぐ、次はスカに関係したものをやろうかなと。まぁ、20年を振り返ってみて、結局対バンにスカバンドも多かったし、そのバンドに対してのリスペクトもありますし、解散していったバンドのことも、もう一回知ってほしいなというのもあったので。まぁ、ウチがやるよりもKEMURIとかがやったほうがいいのかなとは思うんですけど(笑)。

AZU:でもまぁ僕らも20年やってますからね。ちょっと使命感もあるっていうか。自分達としてはあんまり意識してないですけど、周りから言ってもらえるじゃないですか。やっていかないかん立場ではあるんだろうなって。

GEN:勝手に背負ってみました。スカのシーンを(笑)。

GELUGUGU/GEN

GELUGUGU/GEN

──めちゃくちゃかっこいいです。今回カヴァーしているのは、レピッシュやRUDE BONESという先輩から、HEY-SMITHといった後輩もいつつ、他にもKEMURI、POTSHOT、SNAIL RAMP、YOUNG PUNCHなどなど、世代を超えたラインナップになっていますが、選曲基準というと?

GEN:そこにかなり苦戦しましてですね。今の倍以上候補があったんですけど、そのなかから、一緒にツアー廻ったり、対バンしたことあるところに絞って行って、その代表曲をやろうと。アレンジに関しては、80年代のカヴァーアルバムのときは、アレンジをグっと変えて、我々の色を出したれ!って感じでしたけど、今回はオリジナルにちょっとプラスしたぐらいの感じで。

AZU:コンセプトとして「こういうバンドがいる」っていうのがあるんで、オリジナルからあんまり変えてもっていう。どの曲も一回はアレンジを考えたんですけど、もう(原曲の)刷り込みが半端ないし、やっぱりこのアレンジが素晴らしいなっていうのを再確認もしましたし。でも、ほぼまったく同じことをやったけど、これはこれでGELUGUGUの色が出てるなって。20年やってきたから、それなりに力ありましたね!

──そこはもちろんですよ。

AZU:それが、やってみるまではわからなかったんですよ。まんまやったらどうしようとか、おもしろくなかったらどうしようって思ったんですけど、マスタリングの終わったものを聴いてみたら、これええわって。エンジニアとも「中身濃くて疲れるなぁ」って話してて。17バンドのエース級を揃えてるわけですから。だからもう、これはただのカヴァー盤というよりは、日本のスカパンクの歴史が入っていると言ってもええと思いますね。

──PARAさんは実際に今回の制作をしてみていかがでした?

PARA:とりあえず曲数が多いんで、まずそれを覚えないといけないっていうのが大変でしたね。

GEN:YANMAなんてスカパンクを知らずに入ってきたギタリストなんで、ほとんどわかんなかったと思うんですよ。

PARA:あとのメンバーはバンドシーンにいてたから大丈夫やと思うけど。

YANMA:でも、楽しかったですよ。

KENTA:聴いてた印象では、ミドルテンポの裏打ちは結構苦戦してた印象やったけどね。GELUGUGUは速い曲が多いから。

YANMA:あぁ。速い曲よりも、より意識して音を出さないといけないんで、確かにミドルテンポの曲はいろいろ考えてやったかなって思います。

KENTA:AZUさんがギタリストなんで、「裏打ちはこういう感じやで」って教えてる感じが、僕は見てて楽しかったですね(笑)。

AZU:勘がいいんですぐできるんですよ。

──KENTAさんはいかがでした?

KENTA:僕はGELUGUGUを観に行ってた世代なんで、今回の17曲のうち、自分がキッズ時代にライヴに行ってたバンドが大半やったんですよ。だから、全然そらで歌える曲ばっかりやったんですけど、僕の憧れの人の曲を吹くんだっていうので緊張はしましたね。あと、はじめてトランペットに挑戦したんですよ。GELUGUGUはトロンボーンとサックスの2管ですけど、スカパンクってトランペットが入っているバンドが多いんで。

PARA:よかったよ、あれ。

KENTA:でも大変でしたよ? レコーディングはいつもの5倍から10倍かかったんで。

GEN:でも、トランペット聴いてたら、やっぱええなと思って。なんやったら、もうひとりメンバー増やしてもおもしろいんちゃうかなっていう話が出たもんね。それぐらいよかったです。

KENTA:なんか、カヴァーではあるけど、自分達で聴いててもGELUGUGU色がすごいんですよ。やっぱりGENさんが歌うとGELUGUGUになるんやなって思ったから、トランペットが入ったGELUGUGUってこんな感じなんかなっていうのも推しポイントですね。

KOHEY:日程のレコーディングはタイトだったんですけど、小分けして録れたんで、いろんな機材を使って、普段よりもカラフルなサウンドにできたのはおもしろかったですね。ドラムセット3台と、スネアも10台以上使いましたし。

PARA:なんでそんなに持ってんねん(笑)。

KOHEY:(笑)。自分の判断で、絶対にこのバンドには、このスネアがあうとか、いろいろ考えたんですけど、それがうまくいったのでよかったです。

──AZUさんは懐かしかった曲とかあります?

AZU:RUDE BONESは改めて衝撃を受けましたね。やっぱりすごいなぁって。シンプルやし、この表現力は真似できないなって、20年経っても思いました。それを単純にやるっていうのは楽しかったです。

PARA:でも、やっぱみんなちゃんと考えてますね(笑)。もうちょっとテキトーな感じのとこもあるのかなって思ってたんですけど、わりと細かいところまでやってて。なかには「う~ん」っていうのもありましたけど。

GEN:いや、その「う~ん」はもっと長かったけどな。「う~~~ん」ぐらい。

PARA:まぁ初期の頃のバンドというか。

GEN:PREP TIMES?

PARA:おい!(一同笑) 今のバンドって、僕らとか、僕らの先輩がやってきたことを聴いてやってますけど、当時(シーンが)走りだしたころって、みんなまだどうすればいいかわかってないというか。

GEN:まぁ、GELUGUGUも初期の曲を聴いたら、「う~~~~~~ん」ぐらいにはなるもんね?

AZU:でも、それがええよな。音質とかそういうところじゃなくて、やっぱり勝てないなって思うのはそういうところで。

PARA:間もへったくれもないんですけど、とにかくテンションがすごいっていう。

──GENさんはいかがでした? 実際にやってみて思ったことというと。

GEN:歌詞が難しかったですね。みんなイキって英語で歌ってるんで。<I am>は飛ばして歌ったろみたいな感じで(笑)。そこはちょっと難儀しましたけど、まぁまぁ僕は正直カラオケ感覚ですよ。多分、一番楽しんでやってたんちゃいます?(笑)

──楽しかった曲ってどれです?

GEN:やっぱ当時一緒にやってた横綱ICHIBANとかは、歌詞を改めて見たりすると、コイツらほんまに何考えてたんやろうなぁって(一同笑)。でも、みんなやっぱりいいですよ。歌詞云々じゃなくて、トータルでいい。不揃いの良さというか。僕らがメジャーデビューするときに、事務所の社長に言われたのが「君らの一番良いところは、不揃いのよさや」って。これをええっていう人も大人におんねんなと思って、それがずっと頭に残ってたんですけど。だから、みんな多分当時はそうやったんやろうな。

AZU:イベントをやるにしても濃かったですもんね。みんなやりたいことやってて、似たバンドがいなかったから。で、みんなもう酔っぱらってたし。まぁひどかった、横綱ICHIBANは(一同笑)。

GELUGUGU/KOHEY、AZU、GEN

GELUGUGU/KOHEY、AZU、GEN

──あと「ジャケットのジャケット」って言えばいいんですかね。今回カヴァーしているオリジナルが収録されている盤のジャケットをアレンジして、本作のジャケットに登場していますけど、あれはGENさんがデザインを?

GEN:そうです。1つ、2つは違うものもあるんですけど、すぐにできましたね。一日ちょっとで作りました。発表するときも、名前とジャケットを伏せて、ちょっとずつ出していったんですけど、そういう発表の仕方もあるかなっていう感じで。

AZU:あれはシャレてましたね。

GEN:うん。ウチのマスコットの子が音楽を聴いてる感じにしてるんですけども、僕らはこれを聴いて育ちましたよっていう意味合いを込めたジャケットにしてますね。

AZU:愛ですね。

GEN:ありがとうございます。

──今回のアイテムが20周年を記念したものになるわけですが、これまでの期間を振り返ってみて、良い思い出から苦い思い出まで本当にいろんなことがあったと思うんですけど、印象的に残っているものをあげるとするとどれになります?

GEN:やっぱり横浜アリーナになるかなぁ(一同爆笑)。

PARA:もうそれええって!(笑) でもまぁ、これまでで一番たくさんの人に見てもらえたのは、横浜アリーナでやったときなんですよ。

AZU:オールナイトニッポンのイベントに出させてもらったときで。※2002年8月にオールナイトニッポン35周年記念イベントで「ビタースウィートサンバ」を2万人の前で披露。

GEN:事務所のゴリ推しで出させてもらったんですけど、もうほんまに楽しい一日でね。

PARA:周りがもうすごかったんですよ。ミュージックステーションとかに出てはる人達ばっかりで。

AZU:そこになぜか我々がトリとして出まして。

PARA:でも、彼はこの話はず~っと引きずってるんですよ(笑)。新しいメンバーはそのときのことを知らないし、僕としてはもう風化してるんです。それをいまだにものすごい出していくんで。

GEN:3ヶ月に1回ぐらい、夢見ます(一同爆笑)。

PARA:もう忘れよ!?(笑) 周りにもう一流しかおらへん状況のなかで、それまでインディーズでやってきた俺らがあんな煌びやかなとこに出されたら、もうヒザ震えまくりで。

AZU:ライヴハウスやないから、言ってみれば味方ゼロですからね。

GEN:緊張しすぎて、(楽器隊)みんなビブラートかかってて(一同笑)。うわ~、コイツら緊張してるわってイントロで思ったんですよ。で、さぁ歌おうと思ったら、僕が一番ビブラートかかってて(一同爆笑)。俺が一番緊張してんねや……って。まぁ、それが一番かな(笑)。

PARA:まぁ確かに良い思い出としてはそうですね。

GEN:でも、意外と良い思い出のほうが残ってますよ。悪い思い出って、まあメンバーの脱退は何回かあるんで、その度にショックは受けるんですけど。それ以外は、僕はほぼ楽しい思い出ですね。

AZU:脱退しても、結局良いメンバーがまた集まってますからね。今こうやってやれてるのは本当にありがたいです。

──お話にありました通り、メンバーチェンジを繰り返して活動をされてきて、現在はSEASON 8になっていますけど、KENTAさんは2009年のSEASON4から加入ということで。キッズの頃に見ていたバンドに加入するって、なかなかないことだと思うんですが。

KENTA:大先輩だったんで、最初はすごい怖いイメージだったんですよ。初スタジオのときなんて、高校生のときに吹いてた曲をそのメンバーと一緒にやってるわけなんで、もう緊張で汗だくになってて。でも、あとからメンバーに聞いたら、「なんであの子、あんなに怒っとったんやろ」って思われたらしくて。

AZU:全然喋んなかったんですよ。

KENTA:緊張で一言も喋れなかったんですよ。もう、はい……はい……っていう感じで。それからもう7年ぐらいになるんですけど。

PARA:さすがに慣れた?

KENTA:慣れたというか、分別がつくようになりましたね。上のメンバーに対して、この人は雑多に扱えるなとか(一同笑)。

PARA:ケツつねってきたりしますからね? パイセンやで!?っていうのは常々言ってるんですけど。

KENTA:まぁパイセンの前にメンバーですからね。家族みたいなもんですから。

PARA:俺はメンバーの前にパイセンやけどな! まあ全然いいんですけど(笑)。

KENTA:でも、ここまでツアーを廻るバンドには初めて入ったんで、いろんなところに行けて楽しいし、常に次から次へお題がくるんで、それを消化してたらあっという間にこれだけ経ったっていう感じですね。それは幸せなことやと思うし、それだけ楽しくやれているのかなって思います。

GELUGUGU/PARA、YANMA、KENTA

GELUGUGU/PARA、YANMA、KENTA

──KOHEYさんは2014年のSEASON 7から加入されていて。

KOHEY:僕の場合は、KENTAと10年以上付き合いがあったんで、オリジナルメンバーの中にポンと入るというわけではなく、戸惑ったりすることがあったら相談できる人がいたし、GELUGUGUとは前にやっていたバンドで対バンしたこともあったんで、スムーズではありましたね。でもまぁ、最初のスタジオは緊張しました(笑)。この人(PARA)が厳しくて。

PARA:最初に何回か2人でスタジオに入ったんですよ。やっぱ(KOHEYは)ドラムなんで。

KOHEY:リズム隊としての相性を見られたというか。でも、3回ぐらい入ったんですけど、何も言ってくれないんですよ。終わったら、おつかれちゃーんって言って、サっと帰って行くっていう。

GEN:マジで?(笑)

PARA:いや、「おつかれちゃーん」とは言うてへんやろ。

GEN:言い方はええやろ、別に(笑)。

PARA:でもまぁ、お互い探っている状況やったし、まだ馴染んでない今の段階で言うのもなぁって。

AZU:それを言えよ(笑)。

KOHEY:今はもう大丈夫ですけどね。この人はこういうベースを弾くんねやっていうのも、しっかりわかってますし。

AZU:そのうち、お尻つねられると思うで。

PARA:真っ赤になるわ。

KENTA:だから僕としては、両方の立場の気持ちがなんとなくわかるんですよ。入ってこられた側の気持ちと、入っていく側の気持ちと。入ってきた側としては「ありがとう」っていう気持ちが大きいんですよね。だからあんまりキツいこと言われへんし、入った側としては「大丈夫なんかな?」っていう気持ちがめっちゃ大きいんで。それを思うと、僕が入ったときも、やっぱみんな気を遣ってたと思うし、練習だけじゃなくて、やっぱり実際にライヴをやってみないとわかんないこともありますしね。

AZU:人が変わると、そのメンバーでやっていくっていう感覚が強くなるんですよね。だから、前のメンバーと同じものとか、クオリティは求めてなくて。このメンバーではこういうことがやりたいから、そういうことじゃないっていうことは言いますけど。そうやってその都度その都度、20年アップデートしてきて、今がやっぱり一番いいんですよ。その姿勢だからやってこれたのかなと思いますね。

──YANMAさんは昨年のSEASON 8から加入されてますけど、1年経ってみていかがですか?

YANMA:あっという間でした、ほんまに。ツアーバンドに入ったのが初めてなので、いろんなところに行って、いろんな先輩達、後輩達とライヴをして、ほんまに早かったです。もう1年かっていう。

PARA:最初はおとなしいんかなって思ってたけど、打ち上げにも積極的に参加してるし、いろいろ喋りにいってるし。

AZU:それを見てるのが嬉しいんですけどね(笑)。楽しそうやなって。

GEN:みんな感覚として、YANMAは1年よりもっとおるような感じかもしれないです。もうすっかりって感じで。

GELUGUGU

GELUGUGU

──GENさんとしてはいかがですか? 20年間続けることってやっぱり本当にすごいと思うんですけど。

GEN:いやぁ、やめる必要ありますか? と、YAZAWAは思うわけです(一同笑)。

AZU:YAZAWAちゃうしな。

GEN:YAZAWAちゃうけど。でもまぁ、やめるほど簡単なもんなんかなと思いますけどね。別に全国廻らなくてもいいし、月に一回やるとかでもいいわけやから、なんでやめるかなぁって、解散の話を聞くたびに思いますけど。続けていく方法をみんなで模索しながらやるのがバンドなんかなって思いますけどね。それに、メンバーの人生って言ったら大袈裟かもしれないけど、バンドを引っ張ってる僕が途中でギブアップ!っていうのは、ちょっと違うと思いますし。まぁ、そこは別に僕の感覚なんで、他の人達がどう考えてるかはわかりませんけど。

PARA:やめていったバンドをほんまに見てきましたけど、結局戻ってくる人は戻ってくるし、やめた人もライヴを観に来たりはするんで、なんかやっぱやりたいんちゃうの?っていうのは思うんですよ。で、実際に話を聞くと「やりたいんです」って言ってたりもするんで。だから、結局やりたくなるんだろうから、別にやめる選択肢は敢えてとらなくてもいいんかなとは思うんですけどね。

──じゃあもう、そもそもやめるというのが選択肢にはないと。

GEN:うん。僕にはないし、GELUGUGUは解散しないとはずっと言ってきているので。まぁ、生活の一部になってますしね。

AZU:先輩もみんなやってますから。ニューロティカとか。

GEN:さらにその先輩も頑張ってますからね。僕ら20年で両手あげてる場合じゃないですよ。ここで終わる気もないですし、音楽に関しても、GELUGUGUにこれを取り入れようって思ってるやつもいるかもしれないし。だから我々は未来を見ていますよ。売れる気あるで?っていう感じも、まだありますしね。

──そして、6月26日に心斎橋BIG CATにて「GELUGUGU 20th Anniversary SPECIALONE-MAN LIVE SHOW!!!!」を行なわれますが、これが「過去に在籍したメンバー全員集合(?)」ということで。「(?)」がついてますけど。

GEN:はい。今、ひとりだけ既読スルーされているので(一同笑)。でもまぁ、ほぼ全員集まりますよ。みんなステージ立つの楽しみにしてるみたいで。

AZU:でも、だいぶ空いてますからねえ。

GEN:最初にやめたやつらは、10何年空いてるからな。だから、みんな楽器持ってなくて。完全に離れてたから。

PARA:一回スタジオに入ったんですけど、思っていたよりは……まぁ、元々当時もそんなにうまくなかったんですよ(笑)。だから、そう変わってないよ?っていう。そこまで違和感は感じなかったですね。

GEN:でもまぁ、みんなやる気満々ですよ。そのひとり以外は(一同笑)。

──無事に全員集合した20年のお祭り楽しみにしてます!

 

文=山口哲生

 

ライヴ情報
SKA PUNK GOOD TOUR 2016
-GELUGUGU 20th Anniversary-


6月18日下北沢ReG
6月19日八王子Match Vox
6月26日心斎橋ビッグキャット ※ワンマン
 
7月2日熊本B9 V2
7月3日宮崎floor-R
7月9日名古屋RAD SEVEN
7月10日心斎橋BRONZE
7月16日岐阜美濃加茂マルカ
7月17日千葉ルック
7月18日宇都宮ヘブンズロック
7月24日十三ファンダンゴ
 
8月6日滋賀県竜王町
8月20日和歌山新宮DTmama
8月21日四日市
8月28日心斎橋ドロップ
 
9月4日新宿ロフト ※ワンマン!

 

 

リリース情報

GELUGUGU「NIPPON NO SKA PUNK GOOD!」

GELUGUGU「NIPPON NO SKA PUNK GOOD!」


アーティスト : GELUGUGU
タイトル : NIPPON NO SKA PUNK GOOD!

品番 : WSKA-005
価格 :2000円(税抜き)
形態 : アルバム
発売日 : 2016年6月15日(水)
JAN : 4582312130294

-収録曲-
01 : We Are POTSHOT (Original : POTSHOT)
02 : ENDLESS SORROW (Original : HEY-SMITH)
03 : A PIZZA ALREADY (Original : SNAIL RAMP)
04 : LIFE (Original : CHANGE UP)
05 : パヤパヤ (Original : レピッシュ)
06 : SUPER STRAW MOON STOMP (Original : SUPER STRAW)
07 : OSAKABEER (Original : DALLAX)
08 : 盗人 (Original : マイアミバズーカヘッド)
09 : CHALENGE OF FAT BOY (Original: 横綱ICHIBAN)
10 : Hey!What’s This Noise! (Original : RUDE BONES)
11 : Friendship (Original : DUCK MISSILE)
12 : LET’S GO TO CITY (Original : OVER LIMIT)
13 : PREP TIMES (Original : PREP TIMES)
14 : Nothing Goes Right (Original : YOUNG PUNCH)
15 : ESCAPE (Original : NO KIDDING)
16 : Dead or Alive (Originai : SEVEN STEP)
17 : PRAYER (Original : KEMURI)
 
これ1枚で日本のSKA PUNKが丸わかり!!結成20周年のGELUGUGUが贈るSKAPUNK教典ここに完成!!
 
今年結成20周年を迎えた日本を代表するSKA PUNK / SKA COREバンドGELUGUGU。
20周年という歴史の中で一度も活動休止することなく常に全国のライヴハウスシーンの最先端に居続けたSKAバンドはGELUGUGU以外に居たであろうか? しかもここ最近のフルアルバムPERFECTION(WSKA-001)は過去最高傑作の呼び声が高く、昨秋には8曲入りシングルTHE END OF THE WORLD(WSKA-004)をリリースするなど話題を欠くことなく万全の体制で20周年YEARを迎えることになった。そして今年GELUGUGUが20周年記念盤としてKEMURI / POTSHOT / SNAIL RAMPなど戦友バンドをカバーしたカバーフルアルバムをリリースする。17曲入りで2000円(税抜き)という太っ腹価格もさることながらこの1枚でGELUGUGUのサウンドはもちろん、各オリジナルバンドがそれぞれの角度でSKAを解釈しオリジナリティー溢れる楽曲であったことを改めて実感することが出来る。6月26日には心斎橋BIG CAT、9月4日には新宿LOFTで結成20周年ワンマンライヴの開催も決定している!!
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