日本を代表する漫画家が「仏」を表現!
著名漫画家がそれぞれの視点から「仏」の世界を表現した全国巡回展「漫画家による仏の世界展」が8月1日から、沖縄・那覇の首里観音堂「釈迦堂ホール」にて開催されている。期間は8月23日(日)まで。
同展は、赤塚不二夫、いがらしゆみこ、植田まさし、江口寿史、池上遼一、里中満智子ら、日本の漫画家59人が、独自のタッチで「仏」の世界を描いた作品を集めた全国巡回展。東日本大震災後、多くの漫画家がさまざまな形で支援を続けて来たが、このプロジェクトもその一環。
これまで、京都・東寺、東京・増上寺、千葉成田山・新勝寺参道にある有形文化財・梅屋旅館、両国・回向院にて開催された。現在は、宮城・石ノ森章太郎ふるさと記念館、首里観音堂で開催されており、沖縄は7回目。
漫画家が描く「仏」さまは、個性的でユニークなものばかり。そのため、会場では画の前で手を合わせる人、涙しながら数時間もかけて観覧される人などの姿も。
主催者側は「漫画家の描いた仏さまとの触れ合い、なごみ、ほほえむというシーンに、いま、私たちが心から願っている大切なものが浮き彫りにされたのでは、と思わずにはいられません。ぜひ、会場に足を運んでいただき、心のご利益をお持ち帰りください!」とコメントを寄せている。
同展のほか、「首里観音堂 ほとけ展」「和合双流 御披露目 大城清太×YOKANG屏風」「お寺カフェ『Stand茶屋』with 合唱犬コナン」も同時に開催。
寺という荘厳な会場の雰囲気と「仏」というコンセプトが相まって、漫画家による作品という以上のインパクトを与える展示会となりそうだ。
「漫画家による仏の世界展」
2015年8月1日〜8月23日(日)
10:00〜19:00(入館は18:30まで)
大人800円、小人500円(小中学生)
沖縄・那覇の首里観音堂「釈迦堂ホール」にて開催
「漫画家による仏の世界展」公式サイト