『FUJI ROCK FESTIVAL '16』初日ファッションチェック

インタビュー
音楽
2016.7.23
ばんちゃん&エミリさん

ばんちゃん&エミリさん

画像を全て表示(5件)

野外音楽フェス『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』が7月22日(金)、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開幕した。今年で20回目の開催となった同フェスは、国内外の約250組のアーティストが大自然の山々に囲まれた環境の中でライブを披露する。音楽に身を注いで約20年、自他ともにアウトドア好きと言われる筆者が、この度取材の名目で初の『FUJI ROCK FESTIVAL '16』デビューを果たした。初見で感じたのが、来場者のファッションだ。アウトドア感全開のファッションに身を包んだ人ばかりかと思いきや、ラウンド型のサングラスに、柄入りのカフタンにショートパンツといった、性能重視ではなく、’見られる'という意識の高い人がたくさんいることに興味を惹かれた。せっかくなので取材内容はちょっと違う角度でせめてみようと、昨日(7月22日)は顔見知りもちらほら見えたので、そちらにファッションチェックをしてみた。一人目は大阪のラジオ局、FM802で勢いのあるアウトドア大好きDJ、"ばんちゃん"こと板東さえかに出会ったので、早速インタビューをしてみた。

――ばんちゃんは今年で何回目の参加ですか?

今年で3回目の参戦です。

――3回目ともなると慣れた感じもしますね。早速ですが、今回のファッションに関して何かあれば。

楽チンで、汚れても気にしない!っていうのがコンセプトです!

――その中でオシャレを楽しむという……(笑)。

いや、汚れてなんぼの服しか着てきてないです!(笑)

――意外ですね(笑)。アウトドア好きなら性能のあるアウトドアのギアで攻めるのかと思いきや。せっかくなのでそれぞれのブランドを教えてもらってもいいでしょうか?

never young beachというバンドのTシャツにH&Mのワンピース、足下はKEENのUNEEK白です。

板東さえか(FM802)

板東さえか(FM802)

ちょうどそこへばんちゃんの地元の友人、増田エミリちゃんと出会ったのでそのまま流れでばんちゃんにファッションについてインタビュアーになって頂いた。

ばんちゃん:大阪の地元の友達で大阪の堀江で働いているエミリちゃんです。

エミリ:こんにちわー!

ばんちゃん:なんで今日はこのファッションなんですか?今日はいろいろミックスされているけど、いつもよりハードやんね?

エミリ:最近はレースアップにはまってて、このレースアップを基準にコーディネートにしてます。

ばんちゃん:なるほどー。だからレースアップがハードに合わせて足下はっつりマーチンとかなんだね。

エミリ:アウター着ると全部見えなくなってしまうのが悲しいけど……。

――なるほど。ありがとうございました!じゃあこれからフジロック三日間楽しんでくださいね。

ばんちゃん&エミリ:楽しみまーす!

ばんちゃん&エミリさん

ばんちゃん&エミリさん

そして、GREEN STAGEからRED MARQEEへ向かう道中に、過去には前夜祭のトリを務め、公私共に仲の良いインストゥルメンタルバンドregaのギター井出竜二出くわした。

――今日のフジロックでのファッションのコンセプトとかってありますか?

自分の好きな色で動きやすい! テンション上がる! コンセプトでいうとそんな所でしょうか(笑)?

――シンプルですね。

ですね。朝から晩まで動き回るので楽なファッションで。

――派手な色だから遠くから見つけやすいし、確かにこれだけ歩くことを経験から学んでいると動きやすいというのはかなり重要なポイントですね。

そうですね。三日間朝から晩まで長丁場なので、疲れないっていうのもポイントかと。

井出 竜二(rega)

井出 竜二(rega)

というわけで、晴天で迎えた初日。昨日は偶然出会った3人の方に協力してもらった。天候が変わりやすい環境の中、アウトドアギア一色かと思いきや、ある程度”諦めてる”という人がいることが意外だった。それぞれ過去の経験を生かし、自分のファッションスタイルや性格が滲み出ているのを感じた一日だった。

イベント情報
FUJI ROCK FESTIVAL'16
日時:2016年7月22日(金)・23日(土)・24日(日)
会場:新潟県湯沢町苗場スキー場
 
シェア / 保存先を選択