サマソニを丸ごと楽しんじゃえ! 『SUMMER SONIC2016』 ステージ紹介 〜MARINE編〜
日本を代表する最大級の都市型音楽フェスティバルとして他の追随を許さぬ規模とクオリティをキープする先駆者、『SUMMER SONIC』(通称・サマソニ)。フジロックも終了し、次はサマソニという人も多いことだろう。
200O年に誕生した都市型夏フェス第一号の会場は、東京会場と大阪会場の2カ所で開催されており、東京—大阪間をアーティストが即移動するという、日本では他にないスタイルで毎年開催されている。
お待ちかねのタイムテーブルも発表となり、東京の8月21日(日)のは売り切れ間近というニュースが駆け巡った。そこで今回は、開催まで1ヶ月を切ったサマソニの魅力を再確認するべく、ステージごとの特色や見どころなどを紹介しよう。
まずは、東京会場のQVCマリンフィールド&幕張メッセ(千葉なのに何で東京なの? というのは言わないお約束♡)。全部で8ステージある中の、最大・メインステージはQVCマリンフィールドを使用したMARINE STAGE。
MARINE STAGEの特色は、まず、でかい。3万人以上収容できるオープン・スタジアムなので、空を仰ぎ、真夏の太陽を感じながら多くのオーディエンスと共にライブを堪能することが可能な、すこぶる爽快なステージだ。反面、天気のいい日はとにかく暑い。そして雨が降ったら当然のことながら濡れる。開催期間中、思いっきり楽しむためには体温調節のできる服装を心がけ、転換中などは日陰を探すなどしてこまめに水分補給をして休憩を取り、日射病や熱中症などにならないように自己管理をすることも重要だ。
このエリアで記念撮影をしたい人には、海側とは反対側にある入口ゲートをオススメする。毎年趣向を凝らしたデコレーションがされるゲート近くには、例年数百の風車が海風に吹かれてクルクル回っているのもキレイ。また、この入口からSeasise Village方面へ少し歩くと、幕張メッセの全体像をキレイにおさめることもできる。
次に、出演アーティストを出演順に見てみよう。
■8月20日(土):水曜日のカンパネラ/R5/ゲスの極み乙女。/星野源/ウィーザー/ファーギー/アレッソ/アンダーワールド(ヘッドライナー)
■8月21日(日):ナッシング・バット・シーヴス/エル・キング/[Alexandros]/トゥー・ドア・シネマ・クラブ/THE YELLOW MONKEY/サカナクション/レディオヘッド(ヘッドライナー)
ご覧の通り、今年も豪華な顔ぶれ。すべて注目アーティストだが、中でも必見なのはなんと言っても2日目のヘッドライナーであるレディオヘッド。2003年の伝説の「Creep」は、今も筆者のサマソニ史上ベストアクトのまま君臨し続けている。13年前の月が綺麗だったあの夜、あの奇跡的な場面に遭遇できた人もそうでない人も、今年生まれるはずの伝説はどうか見逃さないで欲しい。
そして初日のヘッドライナーであるアンダーワールドはSONIC MANIAへの出演はあったものの、意外なことにサマソニは今回初出演。スタジアムが巨大なダンスフロアと化すことは必至。これは踊り倒すしかない。その他、ブラック・アイド・ピーズからファーギーのソロ出演や、サマソニ初年も出演し、11年ぶり4回目のサマソニ登場となるウィーザーといったポップな2組にも注目だ!
文=早乙女‘dorami’ゆうこ
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