サマソニを丸ごと楽しんじゃえ! SUMMER SONIC2016、ステージ紹介 〜SONIC編〜
SUMMER SONIC 2016
日本を代表する都市型音楽フェスティバルとして、他の追随を許さない規模とクオリティをキープする先駆者『SUMMER SONIC』(通称・サマソニ)。開催まで1ヶ月を切ったサマソニの魅力を再確認するべく、ステージごとの特色や見どころなどを紹介していくこのコラム。
東京会場のQVCマリンフィールド&幕張メッセには大小合わせて8ステージが点在するのだが、前々回のMARINE編、前回のMOUNTAIN編に続き、今回は同会場で3番目に大きなステージであり、サマソニの核とも言えるSONIC STAGEの魅力を紹介する。
その名の通り、『SUMMER SONIC』の代名詞とも言えるこのSONIC STAGEの特色は、世界最先端のミュージックシーンをいち早く体感できることにある。
収容人数は約10,000人といった程よい大きさのホールで、その天井やステージ横には凝ったデコレーションが所々に吊り飾られ、照明効果と相まって独特のスペイシーでほんのりダークな雰囲気を醸し出し、美しい異空間を創り上げている。
個性的なアーティストやこれからを期待されている新人などが数多く出演するこのステージには、あのレディー・ガガが初出演時(2009年)にもMIDNIGHT SONIC枠で出演していたことからも分かるように、ブレイク前のアーティストが出演する場と言っても過言ではないだろう。こうしたことから、SONIC STAGEは“サマソニの先見の明はここにあり”と言える特別なステージだと言える。
SUMMER SONIC 2015<SONIC STAGE>
次に、出演アーティストを出演順に見てみよう。
■8月20日(土) SONIC STAGE
10:20〜 LILI LIMIT(Opening Act)
11:30〜 Aldious
12:30〜 パリス
13:40〜 トゥナイト・アライヴ
14:50〜 coldrain
16:05〜 ビリー・タレント
17:20〜 アンディ・ブラック
18:40〜 ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン
20:10〜 アット・ザ・ドライヴイン
■8月21日(日)SONIC STAGE
9:40〜 出れんの?! サマソニWinner
10:25〜 HARUHI(Opening Act)
11:20〜 サンフラワー・ビーン
12:20〜 ポップ・エトセトラ
13:30〜 ブロッサムズ
14:45〜 METAFIVE
16:05〜 キング
17:25〜 ジェイムス・ベイ
18:55〜 スウェード
20:35〜 THE 1975
20日(土)の見どころは、今年初頭に2度目の再結成を発表したアット・ザ・ドライヴインだろう。2012年の再結成時にはフジロックに出演。それ以来の来日となる。今春の再結成ワールドツアーを目前にオリジナルメンバーだったジム・ワードが脱退し、新メンバー加入後の今回はどんなステージを魅せてくれるのか非常に気になるところ。また、ウェールズ出身のヘヴィメタル・バンド、ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインはデビューアルバム『The Poison』をリリースした2005年、初来日公演として選んだ場所サマソニに3年ぶりに再び帰ってくるのでチェックが必要だ。
続く21日(日)は、サマソニ3度目の出演となるTHE 1975がSONICのトリ! 1stアルバム発売前にサマソニで初来日したのが2013年。早い出番だったのにもかかわらず、約4000人のオーディエンスを引き寄せた彼らの力は半端なものではない。今回でサマソニ出演3回目となるが、入場規制がかかりそうなアクトなので早めにエリアへ移動したほうが無難かも。
それからTHE 1975と同じくマンチェスター出身の気鋭の新人・ブロッサムズは、BBCが期待の新人としてリストに挙げ、最新EPがアデルを抜いて英iTunesチャートで1位を記録するという快挙を成し遂げている。そして女性の3ピースバンドであるサンフラワー・ビーンもまたUSからの注目新人だ。20日(土)に出演するポスト・パラモアと評判のパリスといい、UK、USで最も注目されている新人である彼らを見逃す手はない。
文=早乙女‘dorami’ゆうこ
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