桶ダンス復活! ジェシーがマリウス葉に○○を指導!?NEWS手越が作曲した曲も! 舞台『少年たち 危機一髪!』
舞台『少年たち 危機一髪!』
ジャニーズJr.の「Six TONES(ストーンズ)」と「Snow Man(スノーマン)」が2年連続で座長を務める舞台『少年たち 危機一髪!』が9月4日(日)日生劇場で初日を迎えた。今回は特別出演として「Sexy Zone」のマリウス葉が参加するこの舞台、初日の直前に公開稽古が行われた。
本作は1965年に初演された『少年たち』の最新シリーズ。ジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を担当している。
それぞれの事情を抱えて刑務所に投獄された少年たち。冷酷な看守長は少年たちを暴力で支配し、逆らう者は暴行されたり懲罰房送りにされる日々。そんな中二つの雑居房に分かれて収監されている少年たちはやり場のない気持ちをぶつけ合い、互いをライバル視し、喧嘩を繰り返し、一方で鉄格子の向こうに想いをはせる日々を過ごしていた。
やがて刑務所を出た彼らはそれぞれの道を歩み始める。自分の夢の実現、仲間との約束を果たすために、必死で生きる少年たち。
そんな彼らが仲間と過ごす時間の中で見つけたものとは…
牢獄の鉄格子。舞台『少年たち 危機一髪!』
公開稽古のあとは、囲み会見が行われ、SixTONESのジェシー、京本大我、松村北斗、森本慎太郎、田中樹、髙地優吾、そしてSnow Manの岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平の6人、そしてマリウス葉が出席した。
会見の冒頭では、全員をよく知らない方向けに自身のチャームポイントを紹介することになったが、これだけの人数が揃うこともあり、誰かが話すと他が揃ってツッコミをかける展開となっていた。※カッコは他メンバーのツッコミです。
まずは、松村から。「チャームポイントは、誰にも負けないくらい顔が薄いことです」
(流行りの“塩顔”だ!!)
松村「塩どころか水かも。“水顔男子”です」
京本「チャームポイントはハーフよりも白いこの肌です」
(ジェシー「おい!!」)
ジェシー「ジェシーだけにジェシン(自信)を持って頑張ってます!」
(お、上手いこと言うねえ。ヒュー!)
岩本「チャームポイントはキレキレの身体です」
(ヨッ!!ヒュー!!ヒュー!!)
深澤「Snow Manの二枚目担当、深澤辰哉です!」
(若干スルー気味のリアクション)
深澤「…はい、大丈夫です(笑)」
渡辺「SixTONESでは松村北斗が“塩顔”っておっしゃっていましたが、Snow Manでは渡辺翔太です!」
阿部「ジャニーズ初の気象予報士アイドルです!」
(今日の天気は何ですか?)
阿部「曇りでーす!」
(心は?)
阿部「晴れでーす!」
宮館「チャームポイントは…鎖骨です。」
(おー!じゃ、脱いでもらって…)
宮館「(ネクタイを緩めようとするが)ここでは辞めておきます!」
佐久間「はい、アニメオタク兼Snow Manの佐久間大介です」
(アニメオタクが先でいいの?笑)
佐久間「アニメオタクを極めています!」
髙地「チャームポイントは笑顔でーす!(無理やりクシャクシャの笑顔を作る)」
森本「Snow Manの深澤辰哉も言ってましたが、僕もSixTONESの二枚目担当です!(スルーリアクションが起きる前に)ありがとうございます!」
田中「チャームポイントは生まれ持った天使のようなかわいい顔です…(メンバーのリアクションを見まわして)ちょっと…失笑だけはやめてもらっていいですか?」
マリウス「今回特別出演させていただきました…ます…?(笑)チャームポイントはえっと…茶色い目?」
(いいなあ…かっこいいなあ…)
ステージセットの一部。様々な役割を果たします。舞台『少年たち 危機一髪!』
さて。昨年から内容が大幅に変更となった本作について、ジェシーは「去年よりパワーアップして“少年たち”らしく個々に目立っていて、さらにマリウスも入ったことで戦争のシーンもより濃く、わかりやすくなった。またあおい輝彦さん(『少年たち』初演に出演)に声の出演をしていただいたんですが、あおいさんの声と僕たちの芝居とで昔あった世界観をもいろいろ取り入れてやっているので、僕たちもおもしろくやらせていただいています」と語る。とはいえ、あおい本人とはまだ会ったことがない、というメンバーは「舞台を観にきてほしい」とそれぞれが口にする。すると佐久間が「あおいさん、待ってます!」と唐突にカメラ目線でアピール。するとその言動が「塚ちゃん(A.B.C-Zの塚田僚一)みたいだ(笑)」とツッコミが。
初参加のマリウスは「皆さん、すごいパワーで個性も強いので、どうやったらこの舞台でうまく目立てるかという事が自分にとっても挑戦です」
この流れで、稽古場では日本語が得意ではないマリウスに、同じく得意ではないジェシーが日本語を教えている、という裏話が飛び出した。
ジェシー「僕がもともと日本語が下手なので、(田中)樹とか髙地に教えてもらっているんですが、マリウスとの二人だけの芝居になると、演出家さんが『ジェシー、日本語を教えてあげて』と言うので…。それで間違った日本語を教えてしまって、結局みんなに正しい日本語を教えてもらっています」と笑っていた。
ちなみに普段二人で会話をするときは日本語と英語の両方を使って話をしているとのこと。ジェシー「だから、髙地の悪口をいうときは英語で…」とイジリに入ると、速攻で髙地が「こら、やめなさい!」とイエローカードが出されていた。
『少年たち』の見せ場の一つに「桶ダンス」がある。刑務所でみんなでお風呂に入るという流れから、裸姿に桶を両手に持って、大事なところをうまく隠しながら踊る、というダンスだ。昨年の公演ではこのダンスがなくなっていたが、今回急遽復活したことで「急にみんな身体を鍛え始めた」
ちなみに身体の鍛え具合は、挨拶時に「キレキレの身体」と自らアピールした岩本が筆頭のようだ。
髙地は「(岩本は)リハ場でも食べているものが違いますからね。チョコレート味のパンとか、カロリーが高いものばかり食べている」続けて佐久間も「(岩本の)自宅にはベンチプレスとかある」と次々に裏話を暴露。
お風呂話から、実際にメンバーで一緒に風呂に入ることがあるのか?との問いには、
楽屋が一緒の髙地、森本、田中が変わった入浴スタイルを語りだす。
田中「楽屋の風呂が小さいので一人ずつしか入れない。だから一回シャンプーしたら後ろに回り、次の人がシャンプーをしている間にその後ろでリンスをしているんです」
この入浴方法を目撃してしまったのはマリウス。「お疲れさまでーす、って三人の楽屋に入ったら全員裸でびっくりした!」
「ひとつサプライズがありまして」と突然話し出した京本。「僕が歌ってる曲の一つ『茜空』(2幕で披露)は僕が作詞をして、NEWSの手越祐也くんが作曲をしてくれたんです。さらに(本番では)手越くんがコーラスで参加してくれて僕の主旋律にハモってくれているんです。実はライブで披露しようかなと思っていて、4か月くらいかけて作っていたんですが今回披露する機会をいただいたので、手越くんにも許可をいただいて『やろう』ということになった。手越くんもやっとこの曲を披露できるということで『初日、頑張って歌ってこい』とエールをいただきました。ぜひ舞台を観にきていただいて生で聴いてもらいたい」と嬉しさを溢れさせていた。
そんな京本は、ルドルフ役で出演しているミュージカル『エリザベート』の全国ツアー中。「『エリザベート』を抜けてこの舞台に参加しているので、(ルドルフの)役を抜いてこっちの役を入れて、というのが大変だった。僕はステージ上のストーリーテラーなので、セリフ量がたくさんあって。そういう意味では大変だったところもあったがみんなと稽古をしているうちにセリフも身体にしみこんできてやりやすい環境の中で稽古をすることができた」と語る。
「本当にジャニーズJr.って何でもできるんだなって思いました(笑)僕だけじゃなくみんなも時間がない中でやってきたので大変だったが、だからこそ一つになるスピードも速かったんじゃないかな。一人の仕事のときも頑張らなきゃならないけど、グループだからこそ出る力がある。メンバーがいると安心できるので自分でもできるって思わせてくれる」と仲間の存在に感謝していた。
あの二人が働く店に彼が訪れます… 舞台『少年たち 危機一髪!』
作品に絡め自身の「夢」を問われると、ジェシーは「曲を出してデビューですが、先の事を考えるとSixTONESとして認められるか、ですよね。SixTONESと言われたらこの6人の顔がパッと思い浮かぶようなグループになりたい」と力を込める。
最後にジェシーが「この作品は、戦争のシーンも以前は一人だったが、今回はマリウスがいることで仲間がいること、友情の大切さを気持ちを込めて演じている。そして、あおいさんが昔やられていたときの気持ちと、今の僕たちの気持ちをミックスすることで、どう化学反応が起こるのか楽しみ」とこれから観に来る観客に向けて期待を煽っていた。
ダンス、アクロバット、歌唱力、そして演技力にも秀でた2グループは、時には激しく乱闘しステージ狭しと動き回り、聴かせるところはしっかり聴かせ、少年たちの心の葛藤、友情、そして夢を様々な形でダイナミックに表現していた。またこの大人数ではあるがそれぞれの個性をうまく活かしつつ、全員にきちんとした見せ場がある点にも注目したい。
なお、2幕冒頭では現在帝国劇場にて上演中の『DREAM BOYS』と掛け持ちで出演する「HiHi Jet」の橋本涼、井上瑞稀、髙橋優斗、猪狩蒼弥も登場するので、お見逃しなく。
とある場面に出演する二羽。よく観ると語り合っているんです。 舞台『少年たち 危機一髪!』
■日時:9月4日(日)~9月28日(水)
■会場:日生劇場
■企画・構成・総合演出:ジャニー喜多川
■出演:
SixTONES
ジェシー、京本大我、松村北斗、森本慎太郎、田中樹、髙地優吾
Snow Man
岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平
Sexy Zone
マリウス葉(特別出演)
HiHi Jet
橋本涼、井上瑞稀、髙橋優斗、猪狩蒼弥