YOSHIKI 『VISUAL JAPAN SUMMIT 2016』開幕を迎え「感謝しかないです」

国内最大級のヴィジュアル系フェスティバル『VISUAL JAPAN SUMMIT 2016』がついに開幕、10月14日（金）無事に初日を迎えた。

午前9：00の開演からめくるめくライブが展開され、15組目のアーティストのパフォーマンスが終了した16：00過ぎ、このイベントの首謀者であるYOSHIKIがマスコミの囲み取材に応じた。

全50組を超えるアーティストが参加することについて「思ったよりも大変だったけど、バンドの皆さんがすごく強力してくださって、逆に向こうから引っ張ってもらった感じです。いろんな派閥とかがあるなかで、事務所の垣根を越えてたくさんのバンドが集まってくれて、感謝しかないです」と、首謀者としての苦労をにじませながらも出演アーティストやその関係者たちに改めて感謝している様子。

また、ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞について尋ねられると「全アーティストにとって、新たな扉が開いた瞬間だと思います。僕らヴィジュアル系はもともと、どこにも認められないものを自分たちなりに表現したものでしたけれど、それがいまでは世界に認められるようになった。大きな希望を与えられる」と感慨深げにコメント。

そして、“みんな無名だった、だけど…無敵だった”というかつてのエクスタシーレコードのスローガンにも触れ、ドームクラスのアーティストから、まだライブハウスを拠点にしているバンドたちが一堂に会するこのイベントの開催の意味を、改めて噛みしめているようだった。

『VISUAL JAPAN SUMMIT 2016』は、幕張メッセホール 9-11ホールにて、10月14日（金）、15日（土）、16日（日）まで開催される。