溝端淳平がヒーローに、『破裏拳ポリマー』実写映画化で山田裕貴らと共演

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2016.11.15
 ©2017「破裏拳ポリマー」製作委員会 ©タツノコプロ

©2017「破裏拳ポリマー」製作委員会 ©タツノコプロ

テレビアニメ『破裏拳ポリマー』が実写映画化。2017年5月に東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。

『破裏拳ポリマー』は、『科学忍者隊ガッチャマン』『ハクション大魔王』や『タイムボカン』シリーズなど数多くのアニメーション作品を制作しているタツノコプロによって1974年から放送されたSFアクションヒーローアニメ。元ストリートファイターの探偵で、奥義「破裏拳」を操る拳法の達人・鎧武士が、アクションヒーロー・破裏拳ポリマーとなって悪と戦うという物語だ。

実写映画版で主人公の武士役を演じるのは、同作でアクションに初挑戦する溝端淳平。謎の美女・稗田玲役に原幹恵、武士と共に事件の解決を目指す警視庁の刑事・来間譲一役に山田裕貴、武士の助手・南波テル役に柳ゆり菜がキャスティングされている。溝端は同作への出演にあたり、4か月前からトレーニングを重ねたという。

メガホンを取るのは、ドラマ『仮面ライダーW』『仮面ライダーフォーゼ』や映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』などを手掛けた坂本浩一。今回の発表とあわせて武士が転身するポリマーの造形も公開された。

溝端淳平のコメント

デビューして10年ですが、ずっとヒーローとは無縁だと思っていました!今回オファーを頂き本当に光栄です。変身してからはスーツアクターの方がいる、と戦隊もの出身の人達から聞いていたのですが、変身してからも顔が見えるので今回は自分で演じることになり、ちょっと聞いてた話とは違うなと思いました!笑
この作品は正義という絶対的なものを信じながらも、傷付いて失ってへし折られ、それでも信念を貫く鎧武士の姿は現代では少ないキャラクターだと思います。バカで自分勝手だけど憎めない、そんな昭和の臭いがする役は演じさせてもらってとても刺激的でした。アニメ放映時に子供で懐かしみながら観てくださる方、新鮮に受け止められる若い方、普遍的なテーマの作品なので沢山の方にみてもらいたいです。

坂本浩一監督のコメント

「子供の頃、テレビで見ていた「破裏拳ポリマー」を自分の手で実写化出来るなんて!!」というのが初めの感想でした。今までも数々のヒーロー作品を担当してきましたがアニメ原作は初めての挑戦です。ポリマーのファンだった人達から、ポリマーを知らない人達、特撮ファン、アニメファン、アクションファンなど、多くの人達へとのゲートを広げた作品を目指しました。溝端くんには通常の(映画映えする)アクションとは別に、本格的な格闘技の動きを身に付けてもらい、破裏拳(はりけん)という必殺拳法を体現していただきました。高い運動神経や動きのカンが素晴らしかったです。
キャスト、スタッフ一丸となり作り上げた作品です。多くの人達に見てもらい、ハリウッドにも負けない日本のカッコいいヒーローを堪能していただきたいです。

タツノコプロのコメント

今から40年以上前に弊社が世に送り出した正義のヒーロー「破裏拳ポリマー」が、長い時を経て再び悪と戦うために立ち上がります。「ポリマー」はそれまでのタツノコヒーローとは少々趣きを変えた異色の変身ヒーロー作品であり、カンフーを元にした格闘系ハードアクションと、個性的なキャラクターたちによるコメディチックなやりとりが人気となりました。今回、坂本監督や溝端さんたち実力派俳優陣によって、これぞまさに「ポリマー」とも言うべき、笑えて熱いアクション作品に仕上げて頂きました。当時見てくださっていた原作ファンの方々も、今回新しく「ポリマー」という作品を知った方々にも楽しんで頂ける、ヒーロー映画の決定版『破裏拳ポリマー』に、私たちも大いに期待しております。

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