TOTAL OBJECTION「復活と今後に迫る」メンバー全員インタビュー じわじわとキテル新世代音楽集団とは?
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TOTAL OBJECTION
気になっているアーティストがいる。TOTAL OBJECTION(TO)という4人組だ。その音楽性は自由自在、ヘビーなサウンドのゴリゴリのロックもあれば、とびきりポップなものもあり、枠に囚われない“鮮やかさ”がある。4人それぞれの活動がありながらも、TOという“場”に集結した時には、全てにおいて既成概念に囚われない動きで、自由を楽しんでいる。それが聴き手にも伝わり、TOへの注目が高まっている。1月9日には1stフルアルバム『SAVE POINT』をリリースするが、このインタビューのタイミングでは絶賛制作中で、音がないというこれも自由な感じ。なので残念ながらアルバムの中身についての詳細は、ここでは触れていないが、TOという集団がどんな4人によって構成されているのか、どんな空気で活動をしているのかを感じてもらい、ぜひアルバムを聴いて欲しい。
――TOTAL OBJECTION(TO)は“新世代の音楽集団”と謳っていますが、詳しく説明していただけますでしょうか?
藤谷:このキャッチ僕が付けたんじゃないんですよね…(笑)
須賀:僕でもないんですけど(笑)、今までの音楽の提示の仕方って、音楽ありきで物事が進んでいくというか、何か固定されたフォーマットの中で成り立っていると思うんです。もちろん音楽ビジネスをやるうえでは、その方がやり易い方法ではあると思いますが、その枠に囚われないで音楽をやる方法がないのかと常々考えていて。それでこの4人で、音楽をベースとしたところで何かできないのかを考えた時、次世代という単語が出てきたのだと思います(笑)。
藤谷:諸説ありますが、有力な説です(笑)。
須賀:一説には、ですけど(笑)、レコード会社からデビューしてCDが全国展開されて、テレビに出て、というフォーマットではなく、例えば流通に乗せなくても、浸透させることはできると思うし、その新しいフォーマットの開拓というところまでを掘り下げた音楽集団の形を、提示したいというのが有力な説だと思います(笑)。
藤谷:メンバー4人がそれぞれ別の活動をしているのが大きいと思います。僕はROOTFIVEというボーカルグループで活動していて、他にもメディアの編集長をやりながら劇団を主宰している人がいたり、コンポーザーと、バンドを3つやっているをしている人がいたり…。
――制約を受けたり縛られたくないという思いが強くて、それぞれが心から楽しめる場を求めたという感じですか?
秤谷:諸説あるうちのひとつですが(笑)、例えばバンドをやるという事は、大雑把にいうとCDを出してプロモーションをやって、ライブをやる事だみたいな先入観で、活動が限定されちゃうイメージがあって。それがつまらないなと思って。そういうフォーマットを取っ払った方が、色んなシーン、色んなジャンルで面白い事ができるんじゃないかという事です。音源を作ったからといってリリースしなくてもいいと思うし、ライブをやらなくてもいいし、これだけデジタル配信とかがスタンダードになっている中で、自分たちがやりたいものをどういう形で発表するのかは、自由だと思っていて。
――そのひとつの方法が、新しいアルバムの先行発売を、コミケでやるという。
秤谷:そうですね。普通のバンドだと絶対にやらないと思いますが、うちは、ボーカルの藤谷はニコ動がデビューのきっかけになっていて、そのファンが付いていたり、知名度が高いのでそこにリーチするのがいいのでは?という考えです。普通に流通すると、普通の売り方しかできないので。
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――4人はどうやって出会ったんですか?
秤谷:僕がハブになっていて、藤谷とは芝居の現場で会って、須賀とはバックバンドの現場で会って、という感じです。それで藤谷がソロアルバムを出したいといって、このメンバーで作ったのが最初です。
須賀:yunaさんは作曲家として僕と連名でよく仕事をしていて。
藤谷:秤谷に曲を書いてもらって、それがすごくよくて、その時に「今度こういうユニットやるんだぁ」という話を聞いて、だったら入れてよと言って今に至ります(笑)。
――本当に色々な音楽性を感じますが、やはりコンポーザーの集団ということもあって、曲選びで揉めたりすることはないのですか?
須賀:yunaさんが天才なので、僕たちは言われるがままです(笑)
秤谷:天才で天然です。
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――天才yunaさんの、コンポーザーとしてのヒストリーを教えて下さい。
yuna:私は音大でクラシックを勉強していたので、この業界には仕事がなさそうだなと思い、でも日本で音楽の仕事をやるのであれば、ポップスのフィールドで裏方でやるべきだな思い、須賀さんと出会いました。TOを結成する2年位前から須賀さんと一緒に仕事をするようになりました。
――なるほど、音楽理論がしっかりしている人がバンドにいるというのも武器になりますね。
藤谷:尖りすぎてます(笑)。
秤谷:音を作っていて、合っている合っていないを判断するのがyunaです。絶対音感があるので、コード進行とかが一番バンドっぽくないんです。僕はバンドしかやったことがないので、僕が曲を作ると「あそこが濁ってる」とか言われます(笑)。バンドマンと、そうじゃない人が一緒にやっていて、曲はバンドに寄せているから、プロデューサーがついているバンドという感じになっていると思います。
須賀:尖っている曲でも、名曲と言われている聴き継がれているものは、理論上“正解”の曲しかないんだと思っていて。ちょっとでもその“正解”から外れている曲で、名曲と言われているものは一曲もないなと。人間はそういうものを良しとする耳を持っているという事実を前提として、曲を作っています。ただそこで、“理論”は守りつつ、曲が持つメッセージというものをどう構築していくかという作り方が、TOのやり方です。
秤谷:作り方も、元々の曲を起こしてコンポーズするのと、トラックとアレンジを須賀とyunaがやって、メロディは僕が書いて、歌詞を藤谷が書くという分担制です。
――それぞれのフィールドで得たものをTOに持ち寄って、自由に炸裂させる感じですが、藤谷さんはROOT FIVEというTOとは全く毛色が違うボーカルグループに所属していて、やっぱり使う感性が違いますか?
藤谷: どっちのグループでも歌詞を書いていますが、一人で歌うのと、4人で歌うのではメッセージの届き方が全く違います。
――それぞれの活動が気になったりはしますか?
須賀:例えばROOT FIVEがレコード会社を変わっていたのも、今日知りましたから(笑)。藤谷という存在がTOにいてくれれば、他の活動は全く気にならないですね。
秤谷:お互いあまり聞かないし、良い意味で干渉しないです。
yuna:Twitter見て「頑張ってるなぁ」と思っていました(笑)。
秤谷:それぞれの行動はTwitterで確認することが多いです(笑)。
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――去年9月のライブを最後にライブ活動を一時休止していて、今年7月にライブ活動再開を発表しましたが、休止していた理由を教えて下さい。
須賀:あまりにもバタバタしていて、活動と中身が伴わなくなってきていたので「一回休まない?」と言いました。
藤谷:全員が忙しくて、ツアーで16か所回った後、「ちょっと休もっか」という感じで。僕自身も別のグループが解散したり、ROOT FIVEのメンバーが一人抜けたりして、もう一回気合を入れ直してやっていかなければという時期でした。TOはやりたくてやっている事なのに、やらなくちゃいけないという事を理由にして、中途半端な状態でやり続けるくらいなら、一回休憩してもいいんじゃないかと思いました。
――TOは止まっていても4人それぞれは全然止まっていなかったという事ですよね?楽しい遊び場を一回保留しているという感じ。
藤谷:リニューアルオープン中の一時閉鎖みたいな感じです(笑)。改装中です、みたいな。
須賀:それに近い。リニューアルオープンする前に入荷が間に合わない感じ。
藤谷:だからライブ活動は休止しましたが、その間曲は作っていました。
yuna:約一年間休んでいる間に吸収した事をまた持ち寄ったりできましたし。
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――秤谷さんもバンド、作曲家、劇団主宰、さらに先日は「M-1グランプリ」の予選に出演して2回戦まで行ったとお聞きしましたが、忙しすぎませんか?
秤谷:おまえは一体何屋だ!といわれますが。楽しんでやっています。エンタメモンスター目指してるんで(笑)。
須賀:秤谷の劇団の舞台にはメンバー全員出たことがあります(笑)
秤谷:藤谷はよく一緒に芝居をやっていて、須賀とyunaはゲストで出てもらったりしています。
――なんでもできちゃうんですね。
須賀:なんでもできちゃってますね(笑)“新世代音楽集団”なので(笑)。でも芝居の時は、2行くらいのセリフが覚えられなくて困りますけど(笑)。
秤谷:まさに音楽を軸にしてなんでもやる集団です。
――その音楽で、影響を受けたアーティストをそれぞれ教えていただけますか?
須賀:自分がカッコいいと思う音楽は、逆にムカつくんです。自分は作ることができないから。60年代のアメリカンポップスは好きで良く聴いていました。どちらかといえば洋楽に影響を受けていると思いますが、昔インタビューを受けた時に、インタビュアーの方から「須賀君は織田哲郎の影響を受けているね」と言われました(笑)。雑食で何でも聴いてきましたが、今一番影響を受けているのはyunaさんですね。自分がいいと思ったフレーズとかメロディが、なぜいいのかを説明してくれるので影響を受けまくりです。彼女に出会ってから音楽の聴き方が変わりました。
yuna:スコアを読んで、なんでこの人はここにこの音を入れたんだろうと、読み解いていくのが好きなんです。私はエレクトーンとピアノとパイプオルガンをずっとやっていて、チャイコフスキーとスパイロ・ジャイラ(1975年に結成され現在も活動を続けているアメリカのフュージョンバンド)に影響を受けました。スパイロ・ジャイラは小学校の頃からカッコいいなぁと思い、カバーしていました。自分が聴いていたクラシック音楽とは全然違うものだったので、逆に影響受けました。普段はほとんど音楽を聴かないのですが、スパイロ・ジャイラだけは今でも聴いています。
藤谷:僕こそ音楽を聴いていませんでした。
――なんでニコ動で「歌ってみた」んですか?
藤谷:暇だったんですよ(笑)。高校時代は吹奏楽部に入っていて、本当はバスケットボールをやりたかったんですけど、先輩が怖かったので吹奏楽部にしました(笑)。音楽を始めた理由も消極的なんです。
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――色々な人に勇気を与える発言です。
藤谷:モテたいと思って音楽を始めた訳でもないし、本当にただ暇だったからなんです。僕がいた高校の吹奏楽部は弱小だったんですけど、全国大会に出場する事ができ、そういう成功体験があるので、歌を歌ってみたらもしや?と思って(笑)。僕の故郷・北海道は冬は雪がすごいので、部屋でずっとゴルフのオンラインゲームをやっていて、それも飽きて、なんか面白いことがないかと思っていたら、ニコニコ動画に行きついた感じです。セルフプロデュースで色々仕掛けながらここまでやってきました。
秤谷:僕と須賀はステレオタイプのバンドマンなんですが、藤谷のようなやり方で人気を得ていくのって新しいなと、カルチャーショックでした。ちなみに僕はパンテラと中島みゆきに影響を受けています。メタルと歌謡曲、衝撃的なバスドラの音と、日本人の琴線に触れるメロディです。まあ言ったらメタルも歌謡曲ですからね。
――音楽的には全く相入れない4人が集まったという事ですね(笑)。
藤谷:完全にそうです(笑)
――藤谷さんは相変わらずROOT FIVEとしても忙しく活動していて、相変わらずのスケジュールですね。
藤谷:昨日もライブやってきました。TOは12月31日にリリースがありますが、ROOT FIVEも12月14日にリリースがあります(笑)。結局休んでもこうなっちゃうんですよ(笑)。
――TOの曲は、基本はyunaさんは曲を作って、それをメンバーで完成させていく感じですか?
yuna:大体須賀さんとペアでやっていて、私がアレンジ込みでガッツリ作る事もありますし、曲によっては須賀さん、私とお互いの得意なジャンルを手分けして書いているという感じです。
須賀:基本コンポーザーは僕がやっていて、その中で二人で創作していく方法がいくつもあるという感じです。
秤谷:それをもらって、メロを僕がつける段で、コードをこうしたいとかリクエストあったりはします。
藤谷:僕は音の部分はお任せで、歌と詞に専念しています。
須賀:藤谷の声のトーンとか歌の節回しは意識して曲を作っています。逆に藤谷が聴いた段階で「俺はこう思う」って言われると負けだなと思っています。
藤谷:ROOT FIVEではコーラスワークを考えたり、メロディに対して意見を言ったりしますが、TOはその道のプロフェッショナルが集まっているので、僕がやる必要ないんです。お互い信頼できているので、任せるところは任せた方がいいと思うし、そのための分担制でもあるので。
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――TOというのは4人がそれぞれの活動で得た事、感じた事を持ち寄る、“おいしいところ”が凝縮された集団という感じですね。
藤谷:逆もしかりで、TOの現場で培ったものや感じた事を、各々がまた別の現場で生かしていると思います。エンタテインメントって人に見せる、聴かせるという部分では全て同じだと思っていて、逆に還元し合えていないと、一緒にやる意味がないと思います。僕だったらこのバンド、ボーカルグループ、お芝居をやっていますが、エンタテインメントという部分では同じなので、お互いのいい部分を持ち寄って、各々の経験値を上げていっている状況です。とにかく自分が楽しいと思える事が一番重要です。それに結果が少しずつ付いてくるように頑張っていますが、楽しくない事はやりたくないですね。
――TOとしてのマネージメント事務所というのも、特にないということですよね?
須賀:藤谷は事務所に所属していますが、TOはどこにも所属していません。“新世代音楽集団”という、やっている事もどこかフワッとしていて、フォーマットがないところで色々やろうとしているので、契約書を交わすという時点で、フワッとしなくなると思うので特にいいのかなと思っています。
――1stフルアルバム『SAVE POINT』は、12月31日にコミケで売るものと、来年1月9日に発売するものとは内容が違うんですか?
秤谷:コミケで販売するのは通常盤の先行販売で、特典が付きます。新しい試みとして、ちょっとクラウドファウンディング的ではあるんですが、受注限定盤という通常盤とはジャケットが違うものもリリースされます。これはメンバーズBESTが付いていたり、このリリースに伴ったツアーのライブの日の翌日にイベントをやるのですが、そのインビテーションカードが封入されていたりします。
――ライブはドラム、ベースのリズム隊がサポートメンバーという、割と珍しいスタイルですよね。
藤谷:といってもほぼ固定メンバーなので、家族みたいなものです(笑)。二人とも抜群にうまいです。
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――ライブアレンジも須賀さんが手掛けていらっしゃるんですか?
須賀:オリジナルのアレンジから変える事がそんなになくて、でもライブをやっていくと変わっていくじゃないですか。それが今我々がやるべき事なのかなと思っています。ただCDを忠実に再現するというのはあまり好きではないので、生でやっていく中での変化を楽しむ感じです。
秤谷:打ち込みが多いのですが、ライブだとロック感が増す感じですね。
――須賀さんがTOTAL OBJECTION、RHEDORIC、GtoZという3つのバンドをやっていて、それが勢ぞろいする「SG-fes」が12月3,4,5日に行われます。バンドを3つやっている人、あまり聞いた事ないですね。
須賀:誰もやってないじゃん、じゃあやろうって感じです(笑)。前にバンドをやっていた時に思っていた事が、曲を作るのに1か月位時間を与えられて、でも曲って1~2日あれば書けるなと思い、あとの時間暇だなと。だったら裏方もバンドもやればいいという感じです。これは、もう毎日僕の知り合いたちが、ゲストだったり、トークだったり、大喜利だったり、モノマネだったりを転換の時間に飛び入りでしに来てくれたりするし、ここでしか絶対みれないコラボも実現しますよ。昔から僕を見てくれてる人には興味深いであろうコラボとか。
秤谷:TOとしても新曲も久々に披露しますし、お祭なのでいつもは見られないライブ見せたいなと思ってます。
――面白い試みが多いです。TOのライブでは「一人での参戦も安心のぼっちバンド」というのがあるとお聞きしました。
藤谷:僕がすごく人見知りで、ファンの方から「一人では行きづらいです」という声を聞く事があって、僕も誰かが話しかけてくれたら心を開くタイプなので、お互い一人で来ている事がわかったら、話しやすいじゃないかなと思い、作りました。今回からはその「ぼっちバンド」を付けてお友達になったら、その人と「ぼっちバンド」をつけて写真を撮って、スタッフに見せると「ひとりじゃないぜステッカー」がもらえるという企画を考えました。
――それは面白いですね。ファンの目線でそういう企画ができるのもフォーマットに囚われていない感じです。
藤谷:企画屋みたいですよ。ライブ前には夏祭りもやりましたし、前に「ふれあい会」というのもやりました。物販を買ってくれたら握手会やハイタッチ会をやるじゃないですか。でも僕は握手じゃなくて腕相撲しました(笑)。パパは元巨人軍・原監督のグータッチ、須賀さんは握手、yunaはハグでした。
秤谷:明らかにけったろのところで流れが止まって、なかなか進まないんですよ(笑)。
藤谷:でもファンの人は長い時間話ができるから、満足度が高かったと思いますよ。
秤谷:今回のライブでも違うアクションを変えて「ふれあい会」はやる予定です。
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やっている音楽と同じで、ハードな部分あり、ポップな部分ありで、バンドの考え方、ファンへのアプローチの仕方もバラエティに富んでいて、実験的な部分もありつつも確信をもって突き進んでいる4人。これからのバンドの新しいスタイルとして注目を集めそうだ。
取材・文=田中久勝 撮影=三輪斉史
「SAVE POINT」
2017.01.09 Release
【受注限定盤】
曲数:新曲11曲入り+TO BEST盤の2枚組
価格:6800円(税込)+送料
規格品番:SRTO-0003
※2016年11月5日~11月30日まで受注受付期間中!
【通常盤】
曲数:新曲11曲入り1枚組
価格:2500円(税込)
規格品番:SRTO-0004
※2016年12月31日のコミックマーケットで先行発売
それぞれの詳しい特典などは
http://www.totalobjection.com/
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