DJ和の『アニTALK!!』第三回ゲストは分島花音さん!

インタビュー
音楽
アニメ/ゲーム
2016.12.7
分島花音 DJ和 撮影=荒川潤

分島花音 DJ和 撮影=荒川潤

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DJ和による、アーティストさんへの対談インタビュー第二回目!

11月30日にニューアルバム「luminescence Q.E.D.」をリリースした分島花音さんにお会いしてきました!

実はちゃんとご挨拶したのが初めてだったのですが、アニソン界ではとても異彩を放っているアーティストさんなのでインタビューをとても楽しみにしていました!音楽だけを聴いて抱いていた印象とは全然違った面もあって、とても貴重な時間になりました!


和: 「アニTALK!」第3弾は分島花音さんです!よろしくお願いいたします。

分島:よろしくお願いします。

和:結構イベントとかでニアミスなことが多くて、実際ちゃんとご一緒したことがない気がしていまして。

分島:そうですね。

和:新作『luminescence Q.E.D.』ですが、一番気になっていたのが、髪をショートカットにされたじゃないですか。

分島:そうですね、この前組んだツアー用に書き下ろしたシングル「Unbalance by Me」のブックレットにちょっと写真を載せてもらってて、その時はもうショートなんですけどね。

和:分島さんといえば、長いイメージがあったんですよ。

分島:そうかも(笑)。

和:なんか女性でショートカットにするのって結構勇気いるとおもうんですけど。

分島:だいぶ前から短くしたいなとは思ってたんですけど、ツアーが始まるタイミングが、ちょうどタイミングがよかったので。

和:切り替えの時期だったんですかね。

分島:結構コロコロ変えちゃったりするんですよ。でも前に、カラーが銀だったり赤だったりした時があって、またちょっとイメチェンをしようかなと思ってたりするんです。今はビジュアルも音楽面も、こういう風にしたいということを具現化できる環境にあることはありがたいことだなと思いますね。

撮影=荒川潤

撮影=荒川潤

和:僕なんかは、音楽を作るとかそういうことではなくて、もう好きなものをいっぱい聞いて、それをなんか選んで流すという感じなんですけど。分島さんの場合って小さい時からチェロをやられてて、「作る」事をずっとやられてきたと思うんです。10代の頃とかって分島さんにとって音楽ってどういう位置にあったんですか?

分島:10代の頃はもうクラシック以外は聞いたことがなくて。

和:クラシックのみ。

分島:しか知らなくて。やっぱりクラシックを聴きながら、譜面とかもほぼ読めない状態だったんです。とりあえず好きなアーティストやチェリストを聞いて覚えてコピー!みたいな。

和:ああ、もう耳コピをずーっとやってたんですね。

分島:やってた感じですね。なので、JPOPとかロックとか聞くようになったのが、中学~高校とか入って、ようやくなんです。それまでは音楽に携わる仕事は、絶対するんだろうなという気持ちで、なんか楽器をやったりしたんですけど、JPOPを聞いた段階で、「あ、なんか音楽って自分で作っていいんだ」って思って。そっちの方が自分に合ってるかもしれないから、クラシックじゃないミュージシャンを目指そうと思ったし。

和:JPOPを聞くキッカケって、友達とか、学校の影響とかですかね。

分島:中学は逆にクラシックをやってる子が多かったんです。その子達を集めてメンバー6人ぐらいで、クラシックのグループを作って、幼稚園とか、老人ホームとか、普通に友達とか先生とか呼んでちょっとコンサートを開いたりとかしてましたね。

和:やっぱり最初は目標はクラシックがあったんですね。

分島:ギターやベースも、全然さわったことなくて。もうピアノでコードを弾いてから、チェロを重ねて作っていくみたいな感じで。

和:他の楽器とかも挑戦してみたんですか?

分島:ピアノもちょっと触ったりもしたんですけど、全然上手じゃないんですよ(笑)。

和:そうなんですか?

分島:ギターとかも高校の時に軽音楽部に入部してたんですけど、なかなかちゃんと弾く機会もなくて。消去法でチェロを弾いてる(笑)。

和:あははは!(笑)。

分島:そういう感じで形にしたりすることができずじまいで、ここまできてしまった感じですね。

撮影=荒川潤

撮影=荒川潤

和:逆にチェロがあれば、自分は安心だ!って感じですよね。

分島:決してチェリストとか、プロのクラシック奏者ほど弾ける訳じゃないですけど、一番自分がこういう風な表現をしたいと思うものがストレートに、表現できるものとして、チェロが一番スムーズなんですよね。

和:アニソンとかでいうと、シンガーさんとか声優さんのユニットとかで、自分で弦とかを弾いて歌う人って分島さんぐらいしかいないと思うんですよ。なんかここの差別化というか、個性はすごいなと思ってて。

分島:ありがとうございます。

和:分島さんの自分なりのプロデュースって、意識をされたりするんですか。

分島:私の場合はアニソンとして楽曲を歌わせてもらう時も、作らせてもらう時もあるんですけど、自分の生み出す曲のカテゴライズ、ジャンルとして、アニソンというものが含まれているという感覚なんです。曲作りの過程で、アニソンはアニソン用にアプローチを変えているんですけど、弦は私がもともとパーソナルで持っているものなので、その要素も入れつつ。アニソンとして今何が注目されているのかとか、どういうニーズがあるのかとかを色々と聴きながらやってますね。最初は手探りでしたけど。

和:アニソンを作るとなった時って、結構聞いてリサーチしたんですね。

分島:私に任せてもらった以上、自分の色を出したいと思ったんです。普段やってる音楽が、クラシカルだったり、ジャジーであったりするので、シンフォニックな部分を入れようかなとか。あとメロディーラインとかも、割とストレートでわかりやすいものがアニソンって多い印象があって。

和:そうですね。

分島:そう思いつつも、あえてキャッチーじゃない複雑なメロにして、もう一回聴きたくなるようなアプローチをしてみたり。アニソンって1分半の中で、毎週流れるものなので。聞き飽きないような、一回で覚えられないものにしたいなというのがあるんです。でも一番はその作品に合うか合わないか、その作品がもっと魅力的に見えるかどうかということだと思うので。

和:それはそうですよね。

分島:歌詞一つにとっても最初にシナリオをいただいて、作品が好きな人が、歌詞をみて、面白いなとか、こういう風になってるんだなとか、作品をより好きになってもらうための曲にしようと徹底していましたね。

和:なんか、頭の90秒みたいなものってアニソンってあると思うんですけど、クラシックって、基本的に90秒じゃ語れないじゃないですか。

分島:そうですね(笑)。

和:別に長さに決まりはないと思うんですけど、アニソンは90秒にそれを全て凝縮するじゃないですか。そこの難しさとか面白さとか、あるんですかね。

分島:最初はすごい苦労しましたね。とりあえず、1分のうちにA~Bメロを終わらせて、最後の30秒でサビを持っていくという、形式的なものが、私ほんとに苦手で(笑)。サビとかあんまりA~Bのつながりがないような曲も作っていたりしたので。まず形式があって、それを、時間通りに収めないといけないというのが結構難しいなと思いましたね。

和:頭サビがきて、もう一回サビが来ることもあるじゃないですか。やっぱりサビが重要だと思うんです。あとイントロとかね。アニソンって日本の音楽ジャンルの中でも、かなり特質なものだと思うんですね。それを上手に分島さんのカラーに作り上げるじゃないですか。

分島:ありがとうございます(笑)。

和:他に真似できる人がなかなかいないなという感じを、プロデュースされている感じがしてるんです。今回のアルバムも、一曲一曲情景が目に浮かぶっていうか、どういう風に曲の世界が広がっているのか聞いてるうちに自分の頭の中で妄想が膨らむというか……。絵が広がるんですよね。世界観を作るっていうことを意識されているのかな。

分島:アレンジで関わってくださってくれる方たちが、みんな曲のことを想って考えてアレンジしてくださるかたばかりなんです。ここはこういうイメージになるように、もっとこういう風にしようみたいなアドバイスとかもあるので。演奏者の方にもすごくこだわって弾いてもらったりしてて、そういうものの積み重ねで、だからこそ情景が浮かんだりとか、イメージしやすいものになってる気がします。

撮影=荒川潤

撮影=荒川潤

和:今回のアルバムもいろんなジャンルがあって、「おおー!」って思ってる間に聞き終わってて。飽きずに最後までずっと聞けるのが僕は面白かったですね。

分島:ありがとうございます。

和:個人的に好きなのは「平凡な僕」とか、なんか完全にミュージカルだな、って思ったんです。ライブで見たいなこれ。

分島:あ、ほんとですか。

和:一応CDとして作品になっているけれど、そこから後ろに広がっている感じがライブにつながっているような。

分島:これはずっとライブでやってきた曲で、今回初めて音源になったものなので、ライブでやっていた方が長いんですね。アレンジもいつもライブでバンマスをやってくださるsugarbeansさんにお願いしていて、で、もう冒頭からイメージ的には、イントロが夢の中のような感じで、そこから最初のピアノの音が目覚ましがわりになって起きてから、外に出るみたいなそういう流れの作りが音で作っていく……みたいな。これも弦、ホーン、フルートやトイピアノやグロッケンが入っていて、急遽サックスを入れて見たりとか、いろんな方に参加していただいて、全然平凡じゃなくなっちゃった(笑)。

和:ライブでやった時から音源になった時はアレンジされたりしているんですね。

分島:結構グレードアップしていると思いますね。

和:楽器が単純に増えていたりとか。

分島:楽器の量も違いますし、アレンジももうちょっとシンプルだったものが、結構ドラマティックになっている感じ。

撮影=荒川潤

撮影=荒川潤

和:実は僕が今回ちょっと聞いてみたかったのが、分島さんがDJをプロデュースするとなったら、例えばどういう風にプロデュースするのかな、ってことなんです(笑)。

分島:クラブミュージックっていうのにすごく疎くて(笑)。どういう形式があったりとか、どういう決まりがあったりとかあんまり詳しくは知らないんですけど、知り合いの子が回す時に、クラブに遊びに行ったりすると、やっぱり雰囲気とかすごく楽しいんですよね。自由な空間だけどイベントごとにコンセプトがあったりするじゃないですか。

和:そうですね、それはありますね。

分島:私はライブでもコンセプトをしっかり立てて作るライブが好きで、完全なる非日常みたいなものを表現するライブっていうものに趣を置いているんです。DJ陣からお客さんまで何かになりきったり、別の世界という体でそのなんか空間を楽しむみたいなものが素敵だと思いますね。

和:なるほど。

分島:アニソンイベントでも、コスプレしてクラブで楽しんだりするのがあるじゃないですか。

和:あ、はい。

分島:ああいう感じでもすごく面白いと思いますし、白い服で来てください!みたいなドレスコードがあるイベントもあるじゃないですか。

和:あ、ありますね。

分島:ああいうちょっと決まりがあったりするものが面白いとかしますね。

和:クラブとかって遊びにいくんですね。

分島:たまにありますね。知り合いが何人かいるので、「この曲誰の曲?」みたいな感じでまったり聞いたりみたいな。

和:なんかハウスとかのラウンジ系なのかな。そう行った時って結構お酒と飲むんですか。

分島:全然。その時は、友達が回している時は、普通に鍋パーティーの延長みたいな。

和:結構ゆるい感じですか。

分島:なんかちっちゃいバーを貸し切った中でやった感じでしたね。

毎回恒例 『僕とユニットを組んだらどんなアー写になりますか?』分島花音ver 撮影=荒川潤

毎回恒例 『僕とユニットを組んだらどんなアー写になりますか?』分島花音ver 撮影=荒川潤

和:改めてお聞きしますが、分島さんから見てアニソンDJってどういう存在ですかね。

分島:イメージで見ちゃうと、お客さんがみんなすごい盛り上がって、なんか打ってる印象。

和:いや、あながち間違っていないですね。半分ぐらい正解ですね。オタ芸打ってる人多いですね。

分島:そうじゃないものもあるんでしょうけどね。

和:分島さん的には、自分のライブも、アニソンを歌うじゃないですか。

分島:はい。

和:そういうオタゲーとかアニソンライブ独特の盛り上がりに関してはどういう風に思ってるんですか?

分島:自分の曲で楽しんでもらえるのがすごくいいと思いますね。ワンマンの場合は、ワンマンとしての楽しみをこちらが提供しているので、そういう楽しみ方を一度味わってもらえたら嬉しいという気持ちでいます。

和:なるほど、アニソンって人それぞれで、やっぱりアニメというものがあって、みんなが見て、ストーリーがあって、エンディングの曲が流れるというか、アニメを見てなくても楽しめるものなんですよ。分島さんがライブとかでもいろんな楽しみ方ができるんだよっていうことを伝えるのは凄いいいことだなって思いますね。

分島:ありがとうございます。

和:僕はDJとかもライブとは違うっていうことを広めたいと思っていて、アーティストご本人がいなくても、音楽の曲だけでいろんなものをかけて世界観を作るみたいな、アニソンはアニメが好きっていう共通する感覚だけで繋がれることが多いと思ってるんです。その中にクラブミュージックもあれば、クラシックも入ったりするものもあるのが一番面白いことだなと思うし、僕はDJをやってて、アニソンの無限大のパワーを感じてるんです。

和:分島さんて小さい時からチェロをやってて、よかったなって思ったことはありますか。

分島:いっぱいありますし、ちっちゃい頃から、舞台に立つ機会をたくさんもらえたんですね。なかなかちっちゃい段階でステージっていうものを経験することはないと思うんですけど、そういうものを与えられ続けてきたから、今は舞台にたってもそんなにそれほど緊張しないんですよ。

和:緊張しないんですか?

分島:やっぱり何に緊張するって、クラシックの発表会が史上最強に緊張していたんで。それに比べるともう全くという感じですね。そういうものを経験できたことっていうのが、すごく大きいなって思いますね。

毎回恒例 『僕とユニットを組んだらどんなアー写になりますか?』分島花音ver 撮影=荒川潤

毎回恒例 『僕とユニットを組んだらどんなアー写になりますか?』分島花音ver 撮影=荒川潤

和:やっぱりクラシックの発表会は、全然違うものですか。

分島:違いますね。でもどのジャンルのイベントにおいても、多分私は異端的な存在ではあるので。

和:ええー(笑)。

分島:クラシックでもなくて、シンガーっていうわけでもなく、ロックアーティストでもないし、なんか、一人チェロを持って立ってる特異な人がいるみたいな感じの状態なので、違和感は常にありますね。皆さんお優しいので、楽しんでくれて、受け入れてもらえるというのが、ありがたいところだと思います。

和:結構並んでいる中で、一人チェロを持っていたら、確かに目立ちますよね。僕的には、アニソンDJとしてどう目立つか考えるんで。結構自分なりにプランニングというかイメージづけをしているんですけど、分島さんの場合はもうそれができているのがすごいなと。アニソンだけ聞いてる子たちからすると、生楽器って、あまり触れ合わないと思うんですね。曲のジャンル的には。例えば、ロックとかで、ギターとかベースとかドラムとかは、もちろんあると思うんですけど、ちょっと弦とかになると、またちょっと違うなと思ってて。聞く方としても音楽の幅を広げてもらえるというか、その楽器の良さとか、ライブの良さというものを、分島さんからは感じるんです。

分島:ありがとうございます。

和:でも、音楽のトレンドとかも意識されたりしたりするんですか?

分島:一概に、流行に惑わされるのも良くないし、かと言って、自分の音楽っていうものも、ビジュアルを含めて全く変わらないのはいけないことだと思ってて、常に変化して、常に面白いものを取り入れて、その中でも、自分の中では譲れないっていうものが最終的に自分のカラーになっていたり、自分らしさになって行くと思うので。

和:うんうん。

分島:アーティストっていうのはいろんな方向に変化して行っていいものだと思っていて、むしろ、100年たっても200年たっても創業から変わらないみたいなものだと、「もっと美味しいもの世の中にたくさん出ているよ?」みたいな感じで、新しいものをとりいれながら、変わらないものがすごくいいことだと思うんです。今の現代のニーズを無視して、独自の世界観を守るっていうものにはしたくなくて、そういう柔軟性は、持っていきたいなって。音楽に関わらず、ビジュアルでもそうですし、表現に関わる全てのものにおいてですね。

和:そうですね、その柔軟性は必要ですよね。

毎回恒例 『僕とユニットを組んだらどんなアー写になりますか?』分島花音ver 撮影=荒川潤

毎回恒例 『僕とユニットを組んだらどんなアー写になりますか?』分島花音ver 撮影=荒川潤

分島:クラシックで育って、人は音楽は人力で出すものっていうものが、自分の中にはあったので、エレクトーンとかは全然理解できなかったんですよ。

和:エレクトーン(笑)。

分島:どっから音が出てるんだっていう。

和:ああ、なるほど。

分島:何だろう、アンプラグドっていうものが自分の中の常識だったのですが、なんかわからないことや新鮮なことが多すぎるんです。それを受け止めずに、クラシックの中でこもっているのは良くないなって思っていて、音楽に関しては柔軟になったと思いますね。昔は「この音楽でこのサウンドじゃなきゃ嫌だ!」っていうものがあったんですけど、いろんな音楽を聴くにつれてそういうものもなくなりましたね。

和:受け入れる土壌ができたんですかね。

分島:いいなって思う音楽はジャンルに限らず、どこでもあるじゃないですか、ジャンルに囚われている人も多い気がするんです。アニソン以外にもたくさんいい曲あるし、逆にアニソンの中でもすごく優れていて、素晴らしいものとかたくさんあるので、この曲いいと思ったものをなんか聞いたりとか、囚われない聴き方をしていますね。

和:確かに。僕らって、アニソンが当たり前に近くにあるから、あんまり意識しないんですけど、世間的な俯瞰の目で見ると、確かにアニソンって端にいるな感じがあるんです。普通の人から見ると。僕もアニソンとかやってて、DJの基本ってクラブミュージックだよなみたいな。でも、日本でDJしてて、邦楽をとかJPOPとかアニソンとかをプレイしないのはすごいもったいないなと思ってるんです。このアニソンとクラシックって離れているとは思うんですけど、そこを両立させるというか、なんか一緒にするってなかなかできないことだと思うんですよね。それをやってる分島さんは面白いなと思うし、日本のアーティストだからこういうことができるんじゃないかなと。

撮影=荒川潤

撮影=荒川潤

和:さて、ライブがあるということで、タイトルが『The strange treat!』これはクリスマスライブ的な感じですかね。

分島:今回はビックバンド編成で、登壇人数が過去最多なので、華やかな感じにしたいなと思っています。

和:もう楽器がブワーってある感じですかね。

分島:なかなか私もそんな経験はできないので、嬉しいですし、ずっとやりたかったことではあるので、どういう感じになるかは楽しみですね。

和:自分が一番楽しみぐらいの感じなんですかね。

分島:人が作る音によって生まれるライブ感とか、空気感っていうものをすごく大切にしたいと思っていて、ライブでも、その人にお願いしながら作っている感じです。自分も歌を歌うっていう気持ちってよりは、みんなで音楽を作ってそれを届けるみたいな感覚、そういう空気感の中で音楽を純粋に楽しんでもらえるようにしたいなと思いますね。

和:さて、最後に恒例のコーナーなんですけど。ガラッと話が変わるんですけど。アニソンで今推している、今はまっているアニソンってありますか?毎回みなさんに聞いておりまして。

分島:そうだなぁ……聞いてて恋をしたのは、『ユーリ!!! on ICE』の主題歌「HISTORY MAKER」かな?

和:ありがとうございます。勉強になります!これ毎回聞いてみんながいいと言っている曲をDJするっていうの考えていますので(笑)。

分島:楽しみにしてます!

撮影=荒川潤

撮影=荒川潤


小さい頃から培ってきた楽器、作曲などを生かしながらも、常に新しい音楽やアニメ、アニソンについて研究したり、どうやったら楽しんでもらえるんだろう、また聴きたくなってくれるんだろう、という探究心を常に持って活動しているところに感銘を受けました。それが新しい物を産み出すパワーになるのだなと改めて感じました。

アーティスティックであり、エンターテイナーでもあり、彼女の作る世界に僕らはとてもワクワクします!話の節々から感じるオタクな感じも勝手に好印象を受けていました(笑) やはりアニソンを作るには彼女のようなアニソンへの愛が大事なんだなと確信しました!

イベント情報
『The strange treat ! holy night aquarium』​

<東京公演>
日程:2016/12/14 (水)
会場:日本橋三井ホール(東京)
時間:OPEN / START 18:00 / 19:00

<大阪公演>
日程:2016/12/16(金)
会場:味園ユニバース(大阪)
時間:OPEN / START 18:00 / 19:00


 

イベント情報
分島花音 LIVE TOUR 2017『BLUE BEAST BIOLOGY』

「BLUE BEAST BIOLOGY moonlight party ver.」

日程:2017/3/20(月・祝)
会場:東京/渋谷 WWW
時間:17:30 / 18:00 OPEN / START

日程:2017/3/25(土)
会場:京都 MOJO
時間:17:30 / 18:00 OPEN / START

「BLUE BEAST BIOLOGY Q.E.D. ver.」

日程:2017/4/29(土)
会場:福岡 DRUMBe-1
時間:17:30 / 18:00 OPEN / START

日程:2017/4/30(日)
会場:広島/セカンドクラッチ
時間:16:30 / 17:00 OPEN / START

日程:2017/5/14(日)
会場:仙台 MACANA
時間:16:30 / 17:00 OPEN / START

日程:2017/5/20(土)
会場:名古屋 SPADE BOX
時間:17:30 / 18:00 OPEN / START

日程:2017/5/21(日)
会場:大阪 / umeda AKASO
時間:16:00 / 17:00 OPEN / START

日程:2017/7/17(月・祝)
会場:東京 /TSUTAYA O-EAST
時間:17:00 / 18:00 OPEN / START


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